最初の転職はダンボール加工の工場。会社の方針変更で退職を決めた
私は22歳男性です。
私は会社を2社転職した経験があります。
一つ目はダンボール加工をする紙工工場で2年勤めました。
この会社は高卒で入った会社で、小さな個人会社でした。
私が勤めていた頃、ちょうど社長が息子に渡され、先代社長が会長になったあとでした。
会長が社長の時はダンボールも需要があり相当利益が出ていたそうです。
しかし、社長が変わり、会社の方針が一気に変わると次第に会社の売り上げが落ちて行きました。
その会社での給料は相当低く、ほぼ最低賃金でした。
自分で入った会社ですが、募集の用紙には、賞与年2回と書かれてあったのですが、実際には年1回に1万円くれるぐらいでした。
従業員は当然社長の愚痴を行っていたし、上司すらもみんな社長を嫌っていました。
原因は社長がみんなにすぐ怒鳴り散らしていたからです。
みんなの不安が募り、話し合った結果、この会社に未来はないと思いました。
社長は事業を拡大するためという理由で、先代社長が稼いだお金を、ダンボールではないものを作るための機械をたくさん購入していました。
本当に利益をあげるつもりがあるのかみんな不安でした。
みんなには赤字赤字と社長は朝の朝礼などで嘆いていました。
正直従業員は毎日不安に晒されていたと思います。
従業員間の人間関係は今までのどの会社よりも良好だったのですが、会社が成長しない限り給与は上がることはありませんからやはり給与面と将来性にはとても不安がありました。
転職することに決め、働きながら転職活動を行い無事就職先を見つけた
自分はまだ若く周りからは「若いうちに去った方がいい」「歳をとって家族を持つと簡単にはやめられなくなるから」とよく言われていました。
どんどん不安に苛まれて行った私は自分の人生を見つめて将来のことを考え、転職することを決断しました。
それから1ヶ月ほど求人をみて平日にはハローワークにいき、面接に合格しました。
きっと周りが「やめた方がいい」というまでやめれなかったと思います。
何せ一番最初に就職した会社でしたから。
しかし、周りの意見と自分の決意で覚悟ができ、社長に辞めることを伝えました。
伝える前は何を言われるか怖くて本当に伝え辛かったのですが勇気を持って伝えました。
「他の会社に雇ってもらうので退職させてください」
そして帰ってきた一言は「ああ、そうかわかった」でした。
正直ショックでした。
2年も勤めていたのにその一言だけ?って思いました。
正直、そんなに話したこともなかったし、その程度だったんです。
その社長は会社の人間をコマにしか見てないんだなと感じました。
おかげで言えてよかったと心から思えました。
後日談ですが僕が会社を去った1年後会社は倒産したそうです。
2度めの転職は大手きのこ製造工場。退職を決断するのにとても迷った
1つめの会社を転職した先はきのこ製造工場です。
大手なのでわかる方はわかると思います。
その会社は大手で、給与も前の会社の1、5倍以上ありました。
賞与も3ヶ月分が年2回でとても太っ腹な会社でした。
給与は満足で人間関係も一部を除き良好でした。
しかし、ある日会社に依存する意味を見出せなくなり会社を去りたいなと思いました。
仕事終わりに会議の日々。
上司からの重圧。
先輩の愚痴。
下の人の愚痴をよく聞くタイプだったのでそれがどんどん嫌になって行きました。
でも給与はいいし、将来性もある会社だったのでとても悩んでいました。
でも自分の人生を考えた時に「本当に自分はこの会社で一生やって行きたいんだろうか?」と思いました。
それからネットでたくさん転職を調べ、悩んでいた頃あるブログに出会いました。
それは「そんなに会社やめたいならやめちゃえば?」というタイトルの記事でした。
知っている人は知っていると思います。
そのブログには
>あなたがいなくても会社は回る
>別に依存する必要はない
>逃げてもいい、逃げるが勝ち
なことを書いてあり、ああそうだよなと思い、
次の日に上司に相談しに行き、
会社をやめました。
友達からは、「こんな給与のいい会社滅多にねーぞ」とか「勿体無いことしたなー」とか散々言われたのですが今では本当に後悔していません。
退職した今だから分かること。あのまま続けていたらきっと鬱になっていた
きっとあのままやめたい気持ちのまま仕事を続けていたらきっとひどいことになっていたと思います。
今では会社をやめれずに無理やり自分に言い聞かせて続けていますがはっきり行ってあんなのはうつ病の原因です。
いやきっと続けていること自体がうつ病だと思います。
人間は本当に嫌な時拒否反応を起こします。
それなのにその拒否反応に反応して抵抗しようとするから逆に苦しくなるんだと思います。
給与面でもやめれない人が多々いると思います。
人間関係で悩んでいてもやめれない人も多々いると思います。
私はブログに励まされ退職できましたが、きっかけがつかめず踏み出せない人が多々いると思います。
しかしきっかけを掴みに行くのも自分次第です。
やめたいと思った時、自分の心に、「自分の将来、本当にこのままでいいのか」問いて見てください。
心は正直です。
そのまま従った方が人生は有意義になると私は確信しています。
コメント