30代前半で派遣から正社員へ転職したときの体験談

みんなの転職体験談

順調だった派遣の仕事を辞めたいと思ったわけ

私は当時派遣で働いていました。ころころ現場が変わるというものではなく、派遣先は同じでしたが、入札での仕事だったため、次の年も必ずあるという保証のない仕事でした。

スタッフとは仲が良かったですし、仕事の内容も嫌いではなく、むしろもっと勉強したいと思う分野の内容でしたので、このままずっと続けば良いなと漠然と毎日を過ごしていました。

勤務は月~金で土日祝日はお休みの、いわゆる一般的な会社員と同じ時間での仕事でした。

そのような恵まれた環境でなぜ辞めたいと思ったかというと、やはり、ずっと続くという保証がなかったのが一番大きいです。

そして、もう30歳も過ぎているのに社員になっていないというのが、自分の中では引っかかっていました。

社員になりたいという思いが強く、社員を目指して転職活動をすることに決めました。

正社員に転職するための情報収集と面談について

まず、派遣をすぐには辞めずに仕事を続けながら探していきました。

その時に見たサイトは「とらばーゆ」や「女の転職@type」、「はたらいく」等です。

自分の家から30分以内で通えることと、未経験可というキーワードで探していました。

また、ヒットした求人の中でも、選ぶとしたらいかにも事務というような仕事ではなく、少し変わっているような仕事を中心に選んでいきました。

例えば、ビルに入っているオフィス内の空気検査、などです。

しかし、なかなか思うような条件が見つからなかったり、面接しても落ちてしまったりとそううまくはいきませんでした。

そんな時、自宅からの通勤時間を30分から1時間に変えて検索してみました。

今まで以上に求人件数が出てきました。

範囲を広げたのですから数は増えますよね。

その求人の中で一つ、気になる求人がありました。「調査業務」という職種でした。

どんなことをやるのだろうと思いましたが、仕事をする時にはチームでやりますので一人でやるということはありませんし、未経験可、とありましたので、その会社に応募してみようと思いました。

事前に会社のHPを見ましたが、いまいち何をやっている会社かわかりませんでしたが、いろいろな部門があって、その中に調査部門があるのかなという認識で面接を迎えました。

面接は、時間を考慮してくれて平日の18時から組んでもらえました。

質問で聞かれたことは、動機をやはり聞かれまして、「何か調べものをする」という仕事に興味があるということを素直に話し、面接が終わりかけの時に、最近気になったニュースは何ですか、と質問されました。これには答えを用意していなくて少し焦りました。

その時に私が気になっていたニュースというのが、アメリカで女の子が何年も監禁されていた

というニュースだったので、それを素直に話し、終了となりました。

自分では、終了した後に、もっと政治の話だったり、経済とか世界情勢の話とか頭良さそうな話をすれば良かったのにな、と後悔しました。

が、実は私が素直に答えた内容が良かったというのが後からわかりました。

この面接を受けた会社からは無事、採用の連絡を後日頂きまして、正社員となることができました。

なぜ、最近のニュースを私が答えたようなもので良かったかというと、他の面接者の方々はやはり新聞の一面を飾っているような答えだったり、本当にそれについて詳しいの?と疑問を持つような、面接用としての答え方だったので、そのような人を採用してもあまり面白くないということでした。

やはり、皆さん、いろいろ用意してくるんですね。

私が転職までにかかった日数は約1か月くらいかかりました。

スカウト機能がついている転職サイトもあり、それにも登録していましたが、自分で見た求人で気に入ったものを中心にどんどん応募していきました。

無事に正社員に転職成功!調査の仕事に大満足!

本来は1日から出社してほしいとのことでしたが、どうしても派遣が10日までシフトが

入っていたので、すぐには辞められず、月の途中ではありますが、10日からの初出社となりました。

部は3つ分かれていて、私の所属した部は9名と少ない部でした。

更に、2名辞めるということで、それで今回2名の採用だったということを後から知りました。

先輩からの引継ぎは時間がもうなかったので、必死で覚えました。

1人の先輩が私が入社した月に辞め、もう1人の先輩はその次の月に辞めていきました。

最初はパソコンもままならなかったのですが、それでも丁寧に先輩は教えてくれましたし、皆さん優しかったです。

私の事前のリサーチ不足ではありましたが、障害者の方も多く働いている会社で、入社して初めて気づきました。

車いすで働いている方は、狭い廊下でもすいすい動いていて、とても車いすに乗っているようには見えませんでしたし、普通に仕事をしていたので、確かに見れば車いすなので障害者ではありますが、仕事ぶりを見ていると普通の人と変わらないなと思いました。

車いすの方々は全員車で通勤しているとのことで、それにも驚きました。

実際の私の仕事内容は、調査だけでなく、いろいろな仕事をしました。

アンケートの集計やデータを使ってのグラフをたくさん作ったりと、多岐にわたる仕事なので、知人や親からどんな仕事をしているのと聞かれても、いろいろあるので何と答えていいか困ってしまいます。

仕事量は多いですが、なかなか経験できない仕事もあったりと、毎日変化のある職場に就職することができたと思います。

そして何より、私と直接関わりのない社員さんでもきちんと挨拶してくれるところは素敵な会社だと思います。

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