転職エージェントに登録をする前の注意点と心がけておくこと8選

転職エージェントの評判

1.転職エージェントに登録するなら押さえたい注意点&心がけておくことを解説!

昨今では転職に対するハードルも下がり、転職エージェントを活用して新しい職場環境を探し求めている方も少なくありません。

そこで今回は、これから転職エージェントを活用しようと検討している方向けに転職エージェントに登録する前に押さえておいて欲しい注意点&心がけておくべきことをまとめてご紹介していきます。

これから転職エージェントの利用を検討している方は是非参考にしていただければ幸いです。

2.転職エージェントとは?

早速転職エージェントに登録する前に押さえておくべき注意点&心がけておくことを紹介したいところですが、事前に転職エージェントとは何なのか簡単におさらいしておきましょう。

転職エージェントは求人を出している企業に転職したい人材を紹介するサービスのことです。人材紹介会社と呼ばれることもあります。転職者は無料で利用できる点が魅力で、自分に合った求人の紹介だけでなく、履歴書や面接対策、企業との選考日程の調整から内定後のフォローまで一貫したサービスを受けることができます。

専属のキャリアコンサルタントが様々な相談に乗ってくれるため、自力で転職活動を行うよりもはるかに多くのメリットがあると言えます。

3.転職エージェントに登録する前の注意点&心がけておくこと8選

転職エージェントがどういうものか分かったところで、早速転職エージェントに登録する前の注意点&心がけておくことについて詳しく解説していきます。これから転職エージェントを利用しようと検討されている方は是非参考にしてみてください。

【転職エージェントは複数社登録する】

まず初めにご紹介することは、複数の転職エージェントに登録するということです。

転職エージェントによって得意とする業界や掲載している企業数などが異なり、またその転職エージェントでしか応募できない非公開案件などもあるため、できるだけ複数社登録する方が応募者にとってのメリットは大きくなります。

具体的には案件数が多く、業界問わずに企業を紹介してくれる大手総合転職エージェントと興味のある業界に特化した専門的な転職エージェントに2社ずつ登録しておくと良いでしょう。こうすることで情報が偏りにくく、網羅的に必要な情報を集めることができます。

【実際に利用した方の口コミをチェックする】

転職が一般的になってきた現在では非常に多くの転職エージェントが存在しているため、当然ながら転職エージェントの質にもばらつきがあります。

そんな中で自分に合った良質な転職エージェントを探し出すために、実際に転職エージェントを活用した方々の口コミや体験談を事前にチェックしておくことが非常に大切です。多くの方が利用しているということは、それだけ実績があると考えて良いでしょう。

もちろんネット上の口コミだけでなく、身近に転職エージェントを使った経験のある方がいれば直接話を聞きに行くことも有効です。

調べても情報があまり出てこない転職エージェントの中には、掲載している企業が一年以上変わらないものなども含まれているので、そのようなところには登録しないことをおすすめします。

【自分の経歴やスキルについて棚卸ししておく】

転職エージェントに登録する際には簡単な自分の経歴やスキルを登録する必要があります。ここで詰まってしまい、登録を諦めてしまう方もしばしばいらっしゃるので、事前に簡単な経歴やスキルを棚卸ししておくと良いでしょう。

面倒に感じる方もいらっしゃると思いますが、この時点で職務経歴書のようにカチッと仕上げる必要はありません。イメージとしては職務経歴書の簡略版といった感じです。

具体的には新卒入社した会社まで遡り、いつ、どんな会社で、何の仕事をしていたのかを簡単にまとめてください。最初は箇条書きで書き出してみるとスムーズにまとめやすくなるのでおすすめです。ちょっとした空き時間などを活用して棚卸ししてみてください。

【嘘の経歴やスキルを登録しない】

特にアピールできるような経歴やスキルがないからといって嘘の情報を登録することは絶対にやめてください。

事実と違う情報の登録が分かった際には、嘘の情報を盛り込むような危険人物であると転職エージェント側に認識され、紹介される案件が限定されたりします。

当然ながら転職エージェントは応募者と企業の間に立っているため、応募者だけでなく企業側からのフィードバックも受けます。嘘の情報を盛り込むような人材を紹介してしまうと、自分達の立場がなくなってしまうのです。

良い転職活動を行うためにも、今の自分について正直に話し、それを受け入れてくれる企業を探してください。

【紹介メールを上手に管理できるフォルダを作っておく】

続いてご紹介するのは、紹介メールを上手に管理するフォルダを作っておくということです。

転職エージェントによっては、登録するとたくさんのメールが届く場合があります。一社だけでも多いのに、複数社登録した場合にはメールフォルダがグチャグチャになりかねません。企業の紹介メールフォルダや転職お役立ち情報メールフォルダといった感じで整理しておくと、今の自分にとって必要な情報を見落とさずに済むでしょう。

小さいことに思えますが、これも時間を有効に使う上で効果的なので是非試してみてください。特に今の企業で働きながら転職活動を行う方などは時間が限られているので、こういった工夫は欠かせないでしょう。

【キャリアコンサルタントの能力に差があることを知っておく】

転職エージェントを活用する上で注意しておきたいのが、担当するキャリアコンサルタントの能力に差があるということです。

腕の良いキャリアコンサルタントが担当してくれる場合は転職活動もうまくいく可能性が高まりますが、そうでない場合は注意が必要です。転職の成功はキャリアコンサルタントの腕にかかっていると言っても過言ではありません。もし自分に合わないキャリアコンサルタントが担当になった場合は思い切って担当を変えてもらうか、別の転職エージェントを利用しましょう。

見極めるポイントは、しっかりと自分のキャリアについて話を聞いた上で企業を紹介してくれること、また希望の業界がある場合はその業界に精通していることです。キャリアコンサルタントの見極めは非常に大切なのでしっかりと行いましょう。

【転職エージェントを使わない方が採用されやすい場合もある】

続いてご紹介する注意点は、転職エージェントを通さない方が採用されやすいケースがあるということです。これは転職エージェントのビジネスモデルに起因しています。

転職エージェントのビジネスモデルは、応募者が無料で利用できる分、採用が決まった際に企業側から報酬を受け取る仕組みになっています。それも非常に大きな金額になります。

もし転職エージェントを通さずに直接応募してきた方が、あなたと同程度のスキルを持っていた場合、企業は間違いなく直接応募の方を採用するでしょう。理由は当然ながら転職エージェントにお金を払いたくないからです。

転職エージェントを利用する際には、このように採用で不利になるケースも存在するということをあらかじめ知っておいてください。

【転職エージェントには謙虚な気持ちで誠意ある対応をする】

最後にご紹介するポイントは、できるだけ転職エージェントには謙虚な気持ちで誠意ある対応をするということです。

担当するキャリアコンサルタントも横柄な態度を取られれば良い気持ちはしません。いくら仕事とはいえ、キャリアコンサルタントも人間ですので、そういうちょっとした態度や姿勢で力の入れ具合が変わるものです。

誠意ある対応をしてくれる応募者には、何としても転職活動を成功させてあげたいという気持ちが高まるでしょう。優良案件があれば優先的に紹介してもらえる可能性もあります。

無料で利用できるからといって横柄な態度を取っていてはキャリアコンサルタントの中で優先順位をガクッと落とされかねません。しっかりとマナーを守り、丁寧に対応してください。

4.転職エージェントに登録した後の大まかな流れをチェック!

転職エージェントに登録する前の注意点や心がけておくべきことについて分かったところで、続いては転職エージェントに登録した後の流れについて大まかに把握しておきましょう。これから転職エージェントに登録しようと考えている方も、登録後の流れを知ることで落ち着いて対応できるはずです。是非参考にしてみてください。

【電話がかかってくる】

転職エージェントに登録した後は、まず電話がかかってきます。メールの場合もありますが、ほとんどは電話だと考えておいて良いでしょう。

ここで簡単なヒアリングが行われます。具体的には、いつ頃転職したいのか、希望の仕事や職種、年収はあるかといった内容です。しっかりと準備する必要は特にありませんが、自分の中でも簡単にまとめておくとスムーズに受け答えできるでしょう。

ヒアリングが終わったら、実際にキャリアコンサルタントと面談をする日程について決めていきます。

【キャリアコンサルタントとの面談】

続いて、実際にキャリアコンサルタントと面談をします。都合が合わない場合はこちらも電話で面談する場合もあります。

ここでは具体的にあなたのキャリアやスキル、転職の条件面などについて詳しく深掘りしていきます。事前に棚卸ししておいた自分のキャリアやスキルについて詳しく話してください。それを受けて、キャリアコンサルタントがあなたの市場価値や転職できそうな企業、そもそも転職をするべきか、など転職に関することを詳しく教えてくれるでしょう。

【求人を紹介してもらう】

キャリアコンサルタントとの面談が終われば、あなたに合った企業をいくつか紹介してもらいます。数にすると数社から数十社といったところでしょう。

その中から選考に参加したいと思う企業をキャリアコンサルタントと一緒に絞り込んでいきます。一社ずつ、なぜこの企業が私におすすめなのか理由を確認しながらじっくり選び抜いてください。

中には予想もしていなかった大手企業や名前も聞いたことのない中小企業も含まれているでしょう。ネームバリューだけに飛びつかずに、企業それぞれの魅力をしっかりと確認しながら選んでください。

【履歴書の添削を受ける】

選考に進む企業が決まったら本格的に選考の準備を進めていきます。まずは履歴書の添削を受けましょう。

履歴書が企業があなたのことを知るファーストステップになるので、キャリアコンサルタントのアドバイスを受けながら何度もブラッシュアップし、納得のいくまで仕上げてください。

場合によっては履歴書の添削のために面談を設けてくれるキャリアコンサルタントもいるので、必要であれば確認してみてください。

繰り返しますが、この履歴書でいかに企業に興味を持ってもらえるかが重要なので、じっくり時間をかけて完成度を高めてください。

【企業に応募してもらう】

履歴書が仕上がったらキャリアコンサルタントの推薦文を添えて企業に応募してもらいましょう。

推薦文というのはいわゆるキャリアコンサルタントのお墨付きのようなものです。これは当然ながら自力で応募した方には付きません。転職エージェントを経由させる方が履歴書が通りやすくなる理由の一つにこの推薦文が挙げられます。気になる方は自分の推薦文も確認させてもらうと良いでしょう。

【面接対策を行う】

履歴書をパスすればいよいよ面接のフェーズに入ります。

特に初めて転職活動をされる方の場合、必ず転職エージェントの面接対策を受けてください。応募している企業がどんな人材を求めていて、あなたのどの部分をアピールすると通りやすくなるのかといったアドバイスを貰いましょう。

場合によっては模擬面接をしてくれることもあるので、確認してみてください。事前の準備は不足することはあってもやり過ぎることはありません。十分過ぎるくらいの準備で丁度良いと考えておきましょう。

【企業の面接に参加】

面接の日程調整については転職エージェントが全て代行してくれます。あなたは事前に準備しておいたことをしっかりと面接官に伝えることに集中しましょう。

もし仮に不合格になった場合は、その理由について転職エージェントは面接官からフィードバックを受けるので、しっかりと受け止めて次の選考に活かしてください。

自分で応募する場合、不合格の理由は知らされないケースが多いので、自分に足りなかった部分を把握する上でも、転職エージェントを活用することはとても有効と言えます。

【内定】

選考に合格するとついに内定となります。

内定後は条件面の交渉から入社日の調整まで転職エージェントに任せましょう。今働いている場合は、スムーズに退職する方法も転職エージェントなら把握しているので、アドバイスを貰いましょう。

転職エージェントと関わるのは基本的にここまでですが、転職先に入社した後のフォローなども受けられるケースがあるので、心配な方は一度確認してみると良いでしょう。

【まとめ】転職エージェントに登録する上での注意点を把握すればさらに有効活用できる!

転職エージェントに登録する前に押さえておくべき注意点&心がけておくことから登録後の流れまで幅広くご紹介してきましたが、参考になりましたでしょうか?

結論としては転職活動を行う際に、転職エージェントを活用することは大変有効だと言えるでしょう。転職エージェントに登録する上での注意点や心がけておくことを押さえておけば、さらにスムーズに活用することができます。

転職は人生の中でも大きな転換点になります。納得のいく幸せな転職を実現するために、この記事が少しでもお役に立てたのであれば幸いです。

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