最年少上場社長!リブセンス村上太一氏の6つの仕事術
今回はリブセンス代表取締役社長の村上太一氏が実践する仕事術について詳しくご紹介していきます。当時25歳という若さで史上最年少での上場を果たし、一気に有名になりました。
ビジネスマンの方であればご存知の方も多いでしょう。そんな村上太一氏のシンプルに仕事に向き合う考え方からは学ぶべきことが非常にたくさんあります。
その中でも特に参考にしたいポイントを厳選して取り上げていきます。是非最後までご覧ください。
■潜在意識をコントロールし仕事を楽しむ
かなりのハードワーカーとして有名な村上太一氏。自分の人生の中心には仕事があると言います。とにかく仕事が楽しくて仕方がないという村上氏の一方で、世の中のビジネスマンには仕事なんてつまらないと感じている方も少なくないでしょう。
しかし、それは単なる思い込みの可能性が高いと村上氏は指摘しています。人は無意識のところで潜在意識に支配されてしまうことがあります。
「仕事とはつまらないもの」という勝手な思い込みのせいで、つまらない部分のみに目が行ってしまい、楽しい部分を見落としている可能性があります。もし仕事がつまらないと感じている方がいれば、その仕事の楽しい部分を積極的に探す努力をしてみてはいかがでしょうか?
日々、楽しいことを自分の意識の中に刷り込んでいくことで、いつしか無意識のところでも仕事は楽しいと思えるようになるでしょう。
■持ち物は厳選!悩む時間を無くす
一日に数万回の決断を下していると言われる人間の脳ですが、できるだけ余計な決断の回数を減らすことができれば、それだけ目の前の仕事に集中しやすくなります。村上氏は持ち物を厳選し、生活習慣の中にルーティーンを組み込むことで可能な限り余計な決断の回数を減らしています。
仕事に集中しやすい環境を自ら作り出しているのです。例えばスーツのワイシャツは全て白で統一したり、靴下は同じブランドの黒色しか履かないなど、徹底されています。
自分自身の生活をよく振り返ってみると特に重要でない事にいちいち悩んでしまい、余計な時間を消費していることに気付かされます。
仕事のパフォーマンスを高める上で、しっかりと仕事に集中できる環境を整備することはとても重要だと言えるでしょう。
■資料や名刺は基本的にデジタルで管理する
様々なデジタル化技術やサービスを活用して、スマートに仕事を進めているのも村上氏の特徴と言えます。
紙媒体で使う必要のあるもの以外はデジタル化してしまうことで、デスク周りだけでなく、普段の持ち物も非常にスッキリさせることができます。
また、資料をデジタル化することにはもう一つ大きなメリットがあります。それは必要な情報を必要なタイミングですぐに取り出すことができる点です。
紙の資料を持ち歩くのには限界がありますが、デジタル化することではるかに多くの資料等をPCやタブレット内に収めることが可能になります。スムーズに仕事を進める上でも非常に効率的な管理方法だと言えます。
■直感を信じてスピード感のある決断を下す
村上氏は仕事で何か決断を下す際に直感を信じる重要性についても言及されています。シンプルな問題であれば論理的に考えることで正しい決断を導き出すことができます。
しかし、問題が難しくなればなるほど、不確定な要素も増え、論理的な考えが通用しなくなるケースが出てきます。そんな時は自分の直感を信じて決断を下すと村上氏は言います。
直感の中には今まで自分が経験してきたことや知識が詰まっています。いわば自分という人間のビッグデータのようなものです。
難易度の高い問題に対してあれこれ考えても結果的に時間を無駄にするだけで答えを導き出せない場合も少なくありません。
村上氏のように自分の今までの経験や知識を活かした直感を信じることで、正確でかつスピード感のある決断を下すことができるでしょう。
■不安を解消するには行動するしかない
仕事を進めて行く上で不安を感じることは誰しもあると思います。そんな中で村上氏が実践する不安解消術はとにかく行動するということ。
人が不安になるのは先が見えないからです。その場でじっと立ち止まっていてもその不安が解消されることはありません。
村上氏のようにとにかく行動し、少しでも不安要素を潰し込んでいくことがシンプルですが最も効率的と言えるでしょう。
ただ注意して頂きたいのが闇雲に行動してもダメだということです。自分が何に対して不安を感じているのかをまず見極め、その不安要素を解消するための行動を起こすことが重要です。
■仕事は納期の前半でほぼ完璧な状態まで仕上げる
最後にご紹介するのは村上氏の仕事の納期に関する考え方です。村上氏は納期の少なくとも前半までの間に仕事の90%は終わらせるようにしています。
それは仕事の90%はだいたいスムーズに進み、残りの10%のクオリティをいかに高めるかで完成度が決まると考えているからです。
毎日一定のペースで納期までに仕事を完成させるという進め方も当然ありますが、その方法だと最後の詰めの10%に時間を割くことが難しくなります。
お客様の期待値を超えるアウトプットを出すにはいかに最後の10%に時間をかけるかで決まると言っても過言ではありません。
仕事に納期はつきものなので、こういったスケジュールに関する仕事術は積極的に取り入れてみてください。
■【まとめ】仕事を楽しむことで人生はより豊かになる
村上太一氏の仕事術についてご紹介してきましたが、参考になりましたでしょうか?人生の中でも大きなウエイトを占める仕事を楽しむことができれば、人生はより豊かになると言えるでしょう。
生きていく上で仕事しなくてはいけないのだから、どうせなら楽しんだ方がいいと村上氏は考えています。今仕事がつまらないと感じている方も思い込みを捨てて、楽しい面を積極的に探してみてください。
仕事術だけでなく、仕事そのものの意義についても村上氏から学ぶことは多いです。ぜひ村上氏の考え方を取り入れて、より充実したワークライフを過ごしてください。
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