大学を卒業したけど就職先がない……何も分からず互助会の営業に就職

会社での悩み

大学を卒業したけど、就職が決まらなかった

私は大学を卒業しても就職が決まらなかったので、そのまま卒業をしてアルバイトをしようと思っていたのですが、両親にはせっかく大学まで出してやったのに、どうして就職できないんだと責められ、アルバイトなんて大学卒業したやつがやるしごとじゃないと怒鳴られ、必死で就職先を探し続けました。

どうにか互助会の営業という仕事を見つけて、面接に行くことにしました。

高卒の両親には就職の相談なんてしてもなにも分かっていないので、しませんでした。

なにもしらない割には両親は大企業の名前ばかり口にして、どうして入れないんだと、腹の立つことばかり言うのでした。

そんな両親に相談なんてできるはずなく、だったら家を出ればいいじゃないかともいわれそうですが、経済的に家をでるのは不安でした。

とりあえず働くしかないと思い、面接に行きました。

どんな仕事かも分からず決めた仕事は1件1件家を回る営業

私は大学を卒業したのですが、互助会の営業に面接に行くと驚かれました。ほんとにこんな仕事するの?という感じでした。

私もおバカだったのですがしごとないようをあまり分からず、ただお給料を見ていいなと思って応募してしまいました。

そして次の日から働き始めました。

仕事は町中のお宅を訪ねて、冠婚葬祭に使える互助会に入会してもらうために勧誘をするお仕事でした。

書類を持って、1件1件家を回ります。

もちろんなかなか出てくれる人はいません。

しかし中には玄関から顔を出してくれて話を聞いてくれる人もいました。

そしてなんとか契約に持ち込んだこともありました。

ビギナーズラックが起こったのだと思います。

働き始めて1か月経ちお給料が出ました。

それが10万円でした。こんなに働いて10万円。

ひと月に10万円なんて、恥ずかしくて親にも言えません。

私はその10万円で少しでも営業で家を回れるようにバイクを買おうと思いました。

しかし、そのことを家族に言うと、猛反対されました。

また初任給は普通、今まで育ててくれた親に感謝の贈り物を渡すのが当たり前だろうと怒鳴られ、泣かれました。

10万円の給料を、私が全くやりたくない仕事を頑張ってしたお金を、なんで文句ばかり言う両親に使わないといけないんだと、正直思いました。

感謝もなにもありませんでした。

でもあまりにも泣くのでとりあえず、お金だけ渡しました。

あとは好きに使って5万円渡しました。

契約を獲れず3ヶ月で解雇されてしまった

自分の気力もなくなっていた2か月目、私の後に入ってきた中年の女性も2週間で辞めていくのは3人もいました。

私は相変わらず最年少。

チームリーダーの60代の先輩からは優しい声をかけてもらっていましたが、「ここにいつまでもいてはだめだよ。ここでお金を稼いで、違う若い人が働くお仕事にしたほうがいいよ」と言われていました。

そして契約0件が続き、とうとう所長に、このような日が1週間続いたら退職してもらうことになると言われてしまいました。

この互助会は3か月は使用期間なので結果が出ないと辞めるしかないです。

そして私は結果が出せず辞めることになりました。

私は最終的には互助会に2口入りました。今思うともらったお給料は2か月で24万円。

入った互助会は2口で24万円。

互助会に入るために働いていたようだと今になって思います。

そしてお客様に配った箱ティッシュも買い取っていたので、マイナスです。

毎日朝から晩まで雨でも歩いて、家を回っていたのに、これかと悔しい気持ちと人生って何だろうと思いました。

2ヶ月で退職した後、資格を取り無事に就職

2か月で辞めた私に家族は意外なことに何も言いませんでした。

私はアルバイトをすることにしました。

そしてアルバイトをしている間に勉強して、資格を取って、次の就職にありつくことができました。

こんなことなら初めからアルバ位置してもっと早くアルバイトして勉強すればよかったと今になったら思います。

でもすごく精神的につらい時期だったので、こんなつらい思いはもうあまりしないと思うので、もうあんなどん底にはなりたくないと言う気持ちで仕事は頑張れています。

辛い職場だったけど先輩には恵まれていた

あのあと、営業で一緒だった先輩と食事に行くことがあったのですが、私が再就職したことを喜んでくれました。

そしてその先輩もお仕事を変えていました。

でも仕事はつらかったですが、そこにいた先輩たちは良い人が多かったように感じます。

私は折れそうになたっときに、アドバイスをくれた、親身に話をきいてくれた先輩が何人かいたのは幸せだったのかなとも思います。

私は働いているときはその先輩のありがたさを感じながらも、自分のつらさばかり目が向いていました。

しかし、今になって自分に甘かったなと、そして先輩に恵まれたことは感謝しつつも、就職する時期にきちんと就職をしないと、ほんとに日本という社会は厳しいのだと言おう事、新卒至上主義な日本で、私は、のんびりした就職をしていたことを反省しました。

といっても取り返すこともできませんが、取り返しのつかないことになるまえに、就職活動はちゃんとするように、後輩には伝えたいと思います。

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