人員の少なさに仕事量が限界を超えた!市立病院の仕事を退職するまで

みんなの退職体験談

少ない人数で切り盛りしている市立病院の物品管理の部署に勤務

私は、市民病院の中で働いています。

物品を管理している部署で、病院で使用している包帯や注射器、点滴などの診療材料をナースステーションに運んだり、患者さんのお薬を運んだりしています。

そんな、なかなか体験できないところでの仕事なのですが、私のいる部署は、人数がとても少ないです。

市民病院なのに、病院全体の物品を扱っている、私がいる部署は、社員の方が二人と、あとは私を含めたパートが三人という人数です。

パートといっても、扶養範囲などは関係なく、普通にフルタイムで働き、さらに、残業も当たり前なので、忙しい時期には残業時間が、30時間以上になることもあります。

そのように、忙しく仕事をしている毎日なんですが、この、少ない人数での仕事で問題が発生しています。

自分以外のパートが休み、1人で3人分の仕事をすることになってしまった

もともと、人数がすくない部署で、毎日が忙しく、一人抜けるだけでも大変になります。

それなのに、私以外のパートさん二人が休みを取ることになりました。

一人のパートさんは、もともと休みの申請をしていたので、覚悟をしていたのですが、もうひとりのパートさんが厄介なのです。

子供さんがいて、保育園に子供さんをあずけているのですが、頻繁に子供さんが熱を出すので、一ヶ月のうち半分ほど仕事を休まれます。

しかも、急に朝に連絡が来て休んだり、出社しても、一時間ほどで、保育園から呼び出しの電話がかかり、すぐに帰っていったりします。

私は、パートさんが一人休むには、さすがに気をきかせて、休むことはないだろうと思っていたのですが、私の考えが甘かったです。

もともと、パートの三人でしている仕事を私がその日は全て一人ですることになりました。

朝、普通だったら三人で分担している仕事なのですが、一人ということで、病院中を走り回り、お昼のなるまで、常に小走りで走って、自分の中で最大限急げるスピードで仕事をしました。

お昼休憩になったのですが、午後からもする仕事がたくさんあったので、お昼休憩を1時間取るところを、30分にして、すぐに仕事を開始し、また午後にも動き続けました。

どんなに努力してもカバーしきれない仕事量についに体調を崩した

私は、一日の仕事をこなすために、フルパワーで仕事をしました。

それでも、どうしても間に合わず、午後の仕事が遅くなってしまいました。

普段は、16時に、外来に行き、物品を届けることになっているのですが、それが間に合わずに、16時半近くになってしまいました。

謝りながら、看護師の方に物品を届けに行ったのですが、私の部署が人手不足で届けるのが遅くなったというのは、看護師の方にとっては、関係のない話です。

急いでいる私に対して「やっと来た・・・」と冷たい態度を取られたり、もっと早くに来れないのかと、責められたりしました。

言い訳ができないので、とにかく謝りました。

そのように、パートさんが私以外休むということが、一ヶ月の中で3回ほど発生し、私はそれをきっかけに体調を崩してしまいました。

時給が高い職場でもないですし、昇給があるわけでもないので、このまま続けるよりも、もっと違うところを探そうと思い、辞める決断をしました。

直属の上司ではなく、信頼できる他部署の上司をに退職の相談をした

私は、辞めることにした時に、自分がいる部署の上司には相談せずに、ほかの部署で信用できる人に相談をすることにしました。

私のいる部署の上司は、今までたくさんの人を辞めさせてきたという、会社の中でも嫌われた人でした。

その人に相談をしても、私にとってメリットはないと考え、ほかの人経由で、私の状況を説明しました。

一生懸命しても、人出が少ないので、どうすることもできない、上司は何も私の状況を見ても手伝ってくれない、看護師の方から苦情が来ている。

ということを伝えました。

私の部署の上司は、他の社員の方から嫌われているので、私が困っていることを相談すると、しっかりと話を聞いてくれて助かりました。

信頼できる相手に相談したおかげでスムーズに退職をすることができた

私は、仕事内容的にも体力をとても使う仕事で、膝が痛くなってきたので、続けられないと思い、仕事で人が増えたとしても、それでも自分の体のこともあるので、退職したいということを、他の部署の方に相談をしました。

辞めるつもりの時期も相談していたので、ほかの部署の方は、私が辞める時期を見計らっていろいろと動いてくれました。

まず、私が辞める予定の1か月前から求人募集を出し、私が辞めたあとの人の確保をして、私がやめやすいようにしてくれました。

さらに、私の上司が今までどういうことをしていたかを、話し合い、このままではこの部署のためにならないということで、ほかの部署への異動をさせることになりました。

そのようにして、私が辞めるときに、辞めやすい環境づくりをしてくれました。

なので、辞めるときに、私がいた部署以外で、知り合いを作っておいて、よかったなと思いました。

辞める前には、一か月前に前もって退職することを伝えておき、退職後の書類がしっかりともらえるように前もって話をしておくことが大切だと思いました。

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