履歴書を持参する場合に評価を上げる方法とプロが教える5つのポイント

転職ノウハウ

1.履歴書を持参する際のマナーを徹底解説!

企業の採用面接時に履歴書の持参を求められることも少なくありません。

今回はそんな履歴書を持参する際の注意点や評価を高める方法について詳しく解説していきます。

簡単に本記事でご紹介する注意点と評価を上げる方法をまとめると以下の通りです。

《注意するポイント》
・封筒の表面の左下に「履歴書在中」と記載
・封筒の裏面には持参する日付と氏名&住所を記載
・念のために履歴書のコピーも持参する
・履歴書はクリアファイルに入れて持参する
・使用する封筒のサイズはA4

《評価を上げる方法》
・履歴書は必ず封筒に入れて持参する
・履歴書は折りたたまないようにする
・履歴書は封筒から出して手渡しする
・履歴書はすぐに取り出せる場所にしまっておく
・受付で渡す場合は封筒ごと渡す
・後から面接官が入室する場合は机の上に準備しておく
・封筒が汚れないように注意する
・手渡しする際には一言添える

『履歴書を持参する際に採用担当がどのような点をチェックしているのか知りたい』『履歴書を渡す際のマナーを確認しておきたい』

このような方は、是非最後までご覧ください。

2.履歴書は持参と郵送のどちらが良い?

まず初めに、履歴書はそもそも持参するのと郵送するのとではどちらが良いのか説明します。

結論からお伝えすると、応募先企業によって異なります。

つまり、自分で判断するのではなく、応募先企業が指定した方法に従うことが重要です。

特に指定がない場合は、持参することをおすすめします。

履歴書を郵送した後では、もし万が一修正が必要になった場合どうすることもできません。

ギリギリまで履歴書を見直してブラッシュアップするという意味で持参する方が良いと言えるでしょう。

3.履歴書を持参する際に評価を上げる方法

それでは続いて、履歴書を持参する際に評価を上げる方法について解説していきます。

1.履歴書は必ず封筒に入れて持参する

履歴書を持参する際に、鞄の中から直接履歴書を取り出すのはナンセンスです。

履歴書は採用面接の場で使用する非常に大切な書類の一つなので、必ず封筒に入れて持参するようにしましょう。

場合によってはそこまで気にしないという企業も確かにありますが、あなたが受ける企業がそうであるという保証はないので、必ず封筒を使用するようにしてください。

2.履歴書は折りたたまないようにする

折り目がついた履歴書を持参してしまうのも、面接官によってはマイナス評価になるので注意が必要です。

履歴書を封筒に入れる際も、まずは履歴書をクリアファイルに入れた上で封筒に入れるようにしてください。

面接官にも丁寧な印象を与えるため、評価がグッと高まるでしょう。

3.履歴書は封筒から出して手渡しする

履歴書の提出を求められた際に、封筒から出して手渡しすることも重要です。

履歴書は採用面接の場ですぐに使うものなので、封筒ごと渡してしまうと、いちいち開封して取り出すという手間を面接官にかけさせることになります。

これでは面接官の評価を高めることはできないでしょう。

必ず封筒から出して、クリアファイルごと封筒に重ねるように手渡ししてください。

細かいですが、面接官側が読みやすい方向で渡してあげるとさらに評価が高まります。

4.履歴書はすぐに取り出せる場所にしまっておく

履歴書の提出を求められた際に、鞄の中をガサガサ探しているようではいけません。

整理整頓ができない方は、仕事のパフォーマンスも低いとみなす面接官もいるため要注意です。

特に履歴書のように面接の場ですぐに提出しなければいけない書類は、パッと取り出せる場所にしまっておくことをおすすめします。

5.受付で渡す場合は封筒ごと渡す

企業によっては受付で履歴書の提出を求められることもあります。

このような場合は、封筒から出さずにそのまま渡すようにしましょう。

封筒から出すのは、あくまで面接の場で提出を求められた際に限ると覚えておいてください。

6.後から面接官が入室する場合は机の上に準備しておく

面接の中には、自分だけが先に面接部屋に入室し、面接官は後から入室するというパターンもあります。

このような場合は、鞄の中から履歴書の入った封筒を取り出し、机の上に準備しておいてください。

面接官から履歴書の提出を求められたら、すぐに封筒から履歴書を取り出し、クリアファイルを封筒の上に重ねて手渡ししましょう。

7.封筒が汚れないように注意する

履歴書だけに目が行きがちですが、厳しい面接官は封筒の汚れなどもしっかりチェックしています。

鞄から封筒を取り出した時に、封筒がクシャクシャになっていたり、飲み物の水滴などでふやけていたりすると、『ガサツな性格なのかな?』とマイナス評価につながる可能性もあるでしょう。

おすすめなのは、封筒をさらにクリアファイルに入れておくことです。

特に鞄内に飲み物などを入れる場合は、クリアファイルが水滴から封筒を守ってくれるので是非試してみてください。

8.手渡しする際には一言添える

履歴書を手渡しする際には、無言で差し出すのではなく、一言添えることで評価を高めることができます。

具体的には以下のような言葉を添えると良いです。

『こちらが履歴書でございます。本日はよろしくお願い致します。』

4.履歴書を持参する際に注意する5つのポイント

次に、履歴書を持参する際に注意すべきポイントについて解説していきます。

1.封筒の表面の左下に「履歴書在中」と記載

受付で履歴書入りの封筒を提出する際に、後で封筒の中身が分からなくならないようにする必要があります。

そのため、封筒の表面の左下には、「履歴書在中」と赤文字で記載しておくと良いでしょう。

100均などに「履歴書在中」というスタンプが売られていることもあるので、それを活用することもおすすめです。

2.封筒の裏面には持参する日付と氏名&住所を記載

封筒の裏面に、持参する日付と氏名、住所を記載することも忘れないようにしましょう。

履歴書が入っている封筒だと分かっても、誰の履歴書なのか分からなければ意味がありません。

封筒で履歴書を持参する際の、最低限のマナーだと考えておいてください。

3.念のために履歴書のコピーも持参する

履歴書の持参を求められた場合は、念のためにコピーも持参しておくことをおすすめします。

これは万が一、提出用の履歴書に水をこぼしてしまったり、紛失してしまった際などのリスクに備えるためです。

あってはいけないことですが、『途中で履歴書を紛失してしまいまして』と伝えるよりは、コピーであっても提出する方がまだマシです。

また、面接時間までに自分がどんな内容を履歴書に記載しているのかチェックできるというメリットもあります。

4.履歴書はクリアファイルに入れて持参する

履歴書は封筒に入れて持参することが重要だとご紹介しましたが、そのまま封筒に入れるのはNGです。

履歴書は必ずクリアファイルに入れるようにしましょう。

面接の際に、封筒から直接履歴書を取り出して提出すると、ビジネスマナーの点でマイナス評価を受ける可能性があるため、注意してください。

5.使用する封筒のサイズはA4

『履歴書を封筒に入れることは分かったけど、どのようなサイズの封筒を使えば良いの?』と疑問に思われる方もいるでしょう。

結論からお伝えすると、A4サイズの封筒を使うと良いです。

履歴書が折り曲がらないサイズであればどんな封筒でも良いという意見もありますが、履歴書に対して封筒があまりに大き過ぎると不格好に見えてしまうので、A4サイズの使用をおすすめします。

5.履歴書を持参する場合に添え状は必要?

履歴書の持参を求められた場合によく挙がる質問がこちらです。

結論からお伝えすると、履歴書を持参する場合、添え状は不要です。

そもそも添え状とは、郵送など直接対面で書類を渡せない時に使うものなので、持参する場合は必要ありません。

前述したように、封筒の表面に「履歴書在中」と記載しておけば大丈夫です。

6.履歴書を持参する場合は茶封筒でも良い?

履歴書を入れる封筒を選ぶ際に、何色の封筒を選べば良いのか悩む方も多いでしょう。

たまに茶封筒に入れて持参する方がいますが、こちらはおすすめしません。

茶封筒は、もともと企業の事務業務用に作られたものなので、採用面接の場には不適切です。

そのため、面接の場では白封筒を使うようにしましょう。

7.履歴書を持参する際に日付はいつにすれば良い?

履歴書の中には日付を記入する欄がありますが、持参する際にいつの日付を記入すれば良いのか悩む方も多いです。

こちらは、履歴書を作成した日付ではなく、持参する日付を記入するようにしましょう。

日付が過去のものである場合、面接官によっては、『過去にまとめて作成した履歴書を使い回しているのかな?』と疑われてしまうケースがあるので注意してください。

8.履歴書を持参する際の封筒にのり付けは必要?

履歴書を持参する際に、封筒にのり付けをする方がいますが、これは不要です。

前述したように、履歴書は面接の場ですぐに使う書類です。

そのため、のり付けをしてしまうと、開封する手間がかかってしまい、面接官を待たせることになります。

面接官によっては、ネガティブな評価につながることもあるので注意してください。

9.履歴書をクリアファイルのみで持参するのはマナー違反?

『履歴書さえ綺麗に手渡しできるのであれば、クリアファイルだけで持参しても問題ないのでは?』と思われる方もいるでしょう。

ただし、一般的には履歴書の持参時には封筒に入れることがマナーとなっています。

特に受付で履歴書を渡す場合などは、封筒がないとマナー違反になります。

このような点でマイナス評価を受けるのは非常にもったいないため、必ず封筒に入れて持参するようにしましょう。

10.履歴書を持参する場合は事前に電話確認する

企業によっては、履歴書を持参しても郵送してもどちらでも良いということがあります。

こういった企業で履歴書を持参する場合は、必ず事前に履歴書を持参することを電話確認しましょう。

企業の採用活動の方針として、持参と郵送のどちらでも良いというルールになっていても、担当者としては、『できれば郵送してもらって事前に目を通しておきたい』と思う方もいます。

そのため事前に、『面接で使用する履歴書ですが、直接持参させていただいてもよろしいでしょうか?』と、事前に確認しておくと丁寧な印象を与えることができるのです。

11.アルバイトの面接でも履歴書を持参する場合は封筒に入れるべき?

正社員以外でも、アルバイトの面接などで履歴書を持参するケースもあります。

このような場合も、必ず履歴書は封筒に入れてください。

特にマナーに厳しい業界の場合、例えアルバイトであったとしても、鞄からクリアファイルを取り出して渡すようでは不採用になる可能性が高いです。

雇用形態に関わらず、履歴書を持参する際のマナーとして覚えておいてください。

まとめ.履歴書を持参する場合はマナーを守るべし!

応募者が履歴書をどのように持参するのかは、意外とチェックされています。

そのため、履歴書を持参する際にはマナーを守らないと、思わぬマイナス評価を受けることになるでしょう。

最後に、本記事で取り上げた履歴書を持参する際の注意ポイントと評価を高める方法についておさらいしておきます。

《注意するポイント》
・封筒の表面の左下に「履歴書在中」と記載
・封筒の裏面には持参する日付と氏名&住所を記載
・念のために履歴書のコピーも持参する
・履歴書はクリアファイルに入れて持参する
・使用する封筒のサイズはA4

《評価を上げる方法》
・履歴書は必ず封筒に入れて持参する
・履歴書は折りたたまないようにする
・履歴書は封筒から出して手渡しする
・履歴書はすぐに取り出せる場所にしまっておく
・受付で渡す場合は封筒ごと渡す
・後から面接官が入室する場合は机の上に準備しておく
・封筒が汚れないように注意する
・手渡しする際には一言添える

履歴書を持参する際に、本記事を参考にしていただければ幸いです。

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