アパレル系でOLとして勤務。上司に幻滅して退職を決意
某レディースファッション通販サイトの会社に勤める20代のOLです。
私が会社を辞めようと思った出来事を記載させていただきます!
<辞めたいと思った理由>
①新任社長が生理的に無理
②無能なポンコツ上司たち
③取り扱う商品がださい
辞めたいと思った理由①新任社長が生理的に無理
辞めたいと思った一番の理由は、経営不振に陥ったことで社長が新しく代わったことです。
前社長もまぁまぁのポンコツ&ワンマンプレーで社員から好かれてはいなかったのですが、人当たりはよく、“気のいいおじちゃん”程度で私が会社を辞めたい理由にはなりませんでした。
新任の社長はどういう人物かというと、「魂」とか「やる気」で売上が上がると思っているオッサンで、レディースアパレルの経験はないにもかかわらず、過去の実績(全く異なる業種)を持ち出してきてはただただ自慢。
喋りが上手であるため新任当初は完全に崇拝されており(頭の悪い社員たちに)、その様子を見ては一人ドン引く…といった感じです。
何事も「徹底的に議論しましょう!」と会議を開いては、アツい理想論を語るだけの何も生まれない不毛な時間を増やすだけなので、少数精鋭で実務の多いスタッフにとってはただの時間泥棒でした。
また、綺麗ごとばかりを並べる“うさんくさい演説家”(=新任社長)は自分のコネでコンサル担当の人物を連れてくるのですが、そいつらも同等の魂系(笑)の人間で、会議で説教すれば社員のモチベーションが上がるとでも思っているのか、具体的な解決策を提示するわけでもなく、ただのご意見番として偉そうに君臨しているのでした。
辞めたいと思った理由② 無能なポンコツ上司たち
そういった魂系のオッサンたちでさえストレスなのに、その下に付随する上司たちもまたポンコツなのです。
ただ社歴が長いから、年齢が高いからという理由だけで役職についてしまった上司たちは、新社長の提案を受け入れては、部下の業務状況など何も考えずにただただ新規発生業務をスタッフに垂れ流すだけ。
「部下をマネジメントする」という概念がないので、一生懸命働き結果をきちんと残しているスタッフが昇給・昇格など評価されることはもちろんなく、優秀なスタッフは100%辞めていってしまいました。
正直、この会社で尊敬できる上司はおろか、その人から何かを学べるということもありませんでした。
(何だったら上司が部下に仕事内容を教わる始末。)
最少人数で作業軸として働くスタッフが完全に会社を支えているという状況です。
※かつては仕事のできる上司もいましたが、全員見切りをつけて辞めてしまいポンコツ上司だけが残留なうです。
その結果、当たり前ですが経営状況が好転することもなく資金が底を尽き、人件費削減のため急遽10名ほどのリストラが実施されることになりました。
そこで選ばれたのは、作業軸となるスタッフのみ。
最小人数で回していた私たちにとって、誰が必要で誰が不必要なのかは歴然としていたので、同じ部署で働いていた同僚がリストラ対象となったとき、完全に辞めることを決意しました。
経営不振のツケをスタッフの犠牲でまかなったため、ポンコツ上司たちの給料やボーナスの減給は一切ありませんでした。
新任社長からすると、YESマンのポンコツ上司たちが扱いやすいのでしょう。
そしてその上司たちは部下のマネジメントができていないからこそ、保身と目先のことしか考えない人選になったのだと思います。
その結果、本来組織としてあるべき姿のピラミッド型の人員配置は完全に崩壊し、“部下のいない上司”がたくさん現れました。
高年齢化・おじさん率の上昇が顕著になったため、20代女性をコアターゲットとしているファッションサイトであるにもかかわらず、さまざまな方針を決める会議の参加者はオッサンが9割といった悲惨な状況になりました。
(そりゃオッサンたちが10~20代女子のファッションについて理解できるはずもありません。売上が回復するはずもありません。)
大した結果も残さず、責任も発生しないオッサンたちに対して、だんだんと腹が立つようになり、真面目に仕事をしているのがバカらしくなりました。
ちなみに私自身は月の経由売上が10万円程度だった媒体を500万円までアップさせることができたのですが、もちろん入社時からお給料が1円も上がったことがありません。
辞めたいと思った理由③自社商品がださい
そこに輪をかけてヒドいのが自社商品。
私はターゲット層に入るはずなのですが、入社してから一度も社販で購入したことはありません。。。
というのも、服のパターンをきちんと理解しているデザイナーがおらず、過去に作って売れた商品を焼き増しするだけ。
トレンドアイテムの展開が弱いため、新規顧客獲得に向けた施策を行うも、結果には繋がりませんでした。
さらにさらに、自分の作った商品に熱を注いでいないため、デザイナー自身がその商品を身につけないのです。
自分が欲しくない・着たくない商品をお客様によく売れるな・・・と毎日思っていました。
最悪なことに、外部で雇っているスタイリストもセンスがなく、色の組み合わせもカオス。
さらにさらにさらに、モデルに費用をかけないため昔から使っている(私の感覚では今風ではない)モデルを起用。
このような奇跡のコンボでトレンドには程遠い商品画像が出来上がるのでした。
それをいかに可愛く見せられるか、マシに見せるかに苦労していたのですが、根本的に問題を解決しないと、この会社に将来性はありません。
設立依頼ずっとこのスタイルで商品を作り続けている会社なので、簡単に変わることは100%ないだろうと諦めました。
上で述べた理由により、毎日会社ではイライラするようになり、仕事に対してのモチベーションが完全に無くなってしまったので、本格的に転職活動を始めるのでした。
転職先は社員を大切にする会社!尊敬できる上司がいることを願う
転職先はアパレルを取り扱う企業になるのですが、決め手は最終面接での社長の一言でした。
今働いている会社では考えられないほどの、スタッフを大切にする姿勢を感じました。(実際は入社してからではないと分からないのですが。)
転職先は若い会社になるのですが、妊娠・結婚以外で辞めた人がいないというのも説得材料になりました。
どの会社にも総じて言えると思うのですが、ポンコツ上司は少なからずいると思います。
次の会社では、尊敬できる人・この人のために力を尽くそうと思える上司がいることを願います。。。
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