- 1.面接の自己PR必勝法を伝授!
- 2.面接で聞かれる自己PRと長所の違いとは?
- 1.企業視点に立つのが自己PR、自分視点に立つのが長所
- 2.自己紹介とも区別する
- 3.面接官は自己PRを通して何をチェックしている?
- 1.自社で活躍する能力があるかどうか
- 2.自社の社風に合っているかどうか
- 3.自社のことをどれだけ調べているか
- 4.自社で働きたい気持ちがどれだけあるか
- 4.面接の自己PRで好印象を与える方法【新卒&転職】
- 1.企業の求める人物像を意識する
- 2.困難を乗り越えた経験と学びをアピール
- 3.具体的な数字を盛り込む
- 4.自信を持って話す
- 5.事前に自己PRを動画で撮ってみる
- 5.面接の自己PRで注意すべきこと
- 1.書類の自己PRとズレないようにする
- 2.アピールポイントは一つに絞る
- 3.抽象的な言葉を使わない
- 4.自己PRの内容はできるだけ深掘りしておく
- 6.面接での自己PR2つの例文【協調性をアピール編】
- 1.一人ひとりのメンバーに合わせたサポートができる
- 2.チームワークを重視できる
- 7.面接での自己PR例文【主体性をアピール編】
- 8.面接での自己PR例文【部活経験をアピール編】
- 9.面接での自己PR例文【柔軟性をアピール編】
- 10.面接での自己PR3つの例文【前職の経験をアピール編】
- 1.営業職の経験をアピール
- 2.販売職の経験をアピール
- 3.事務職の経験をアピール
- 11.面接での自己PR例文【集中力の高さをアピール編】
- 12.面接での自己PR例文【挑戦心をアピール編】
- 13.面接での自己PR例文【趣味をアピール編】
- 14.面接での自己PR例文【未経験職に転職する場合】
- 15.面接での自己PR例文【第二新卒の場合】
- 16.面接での自己PR例文【フリーターの場合】
- 17.面接での自己PR例文【NG例編】
- 1.アピールポイントを詰め込みすぎる
- 2.肩書きだけに頼りすぎる
- 3.アピールポイントが抽象的すぎる
- 18.面接で使える自己PRの作り方
- 1.結論から話す
- 2.根拠(具体例)を話す
- 3.応募先企業の仕事へどう活かせるかを話す
- 19.面接での自己PR時間はどれくらいがベスト?
- 1.自己PRは2〜3分程度でまとめるのがベスト
- 2.『1分で自己PRしてください』と言われた場合の対処法
- 20.面接で自己PRできるものが見つからない方へ
- 1.先入観を排除する
- 2.短所から強みを予測する
- 3.自己分析サイトを活用する
- 21.面接の自己PR対策をするなら転職エージェントを活用
- 1.リクルートエージェント
- 2.Spring転職エージェント
- 3.パソナキャリア
- 4.マイナビエージェント
- 5.JACリクルートメント
- 6.type転職エージェント
- 7.ワークポート
- まとめ.面接の自己PRは最大の見せ場!
1.面接の自己PR必勝法を伝授!
面接時に必ずといって良いほど聞かれるのが、『自己PRをお願いします』という質問でしょう。
自分をアピールする絶好のチャンスですが、『自己PRの仕方がイマイチ分からない』と頭を抱えている方も多いです。
そこで今回は、面接で自己PRする際に好印象を与える方法と、実際に使える例文をまとめてご紹介していきます。
本記事で取り上げる好印象を与えるポイントを先にまとめると、以下のようになります。
《面接の自己PRで好印象を与える方法》
・企業の求める人物像を意識する
・困難を乗り越えた経験と学びをアピール
・具体的な数字を盛り込む
・自信を持って話す
・事前に自己PRを動画で撮ってみる
『効果的に自己PRする方法が知りたい』『そもそも自己PRはどう作れば良いの?』
このような疑問をお持ちの方は、是非最後までご覧ください。
2.面接で聞かれる自己PRと長所の違いとは?
それではまず初めに、よく混同されがちな『自己PRをお願いします』『あなたの長所は何ですか?』という二つの質問の違いについて説明していきます。
1.企業視点に立つのが自己PR、自分視点に立つのが長所
自己PRと長所はよく混同されがちですが、企業視点に立つか、自分視点に立つかという違いがあります。
具体的には、自己PRは企業に対して自分を売り込むことなので、企業の仕事や売り上げにどのように貢献できるかという視点を盛り込まなければなりません。
一方、長所とは自分が思う自分の良い部分のことなので、特に企業への貢献性については考えなくても大丈夫です。
2.自己紹介とも区別する
もう一つ、自己PRと混同されがちなものに、『自己紹介をお願いします』という質問が挙げられます。
長所や自己PRと違って、自己紹介に必要なのは以下の4点です。
・氏名(フルネーム)
・今までどんな仕事を経験してきたのか
・どんなスキルを身につけているのか
・この企業でどんなことがしたいのか
自分はどういう人間なのかを簡潔に説明するのが自己紹介だと覚えておきましょう。
3.面接官は自己PRを通して何をチェックしている?
自己PRがどういうものか分かったところで、次に自己PRを通してどういうポイントを見極められているのか説明していきます。
1.自社で活躍する能力があるかどうか
まず一つ目に挙げられるのは、自社で活躍できる能力がどれだけあるかというポイントです。
前述した通り、自己PRはその企業にどう貢献できるかをアピールするものです。
面接官に対して、あなたが企業で活躍しているイメージを印象付けられるかどうかが重要になってきます。
2.自社の社風に合っているかどうか
次にチェックされているのが、自社の社風に合っているかどうかというポイントです。
自己PRからは、仕事に対する価値観や取り組み方といった要素も透けて見えます。
例えば、『私はどんな時でも目標以上の成果を残してきました』という自己PRからは、徹底して成果にこだわるという価値観が伝わってくるでしょう。
このような特徴と自社の社風をすり合わせて、適した人材かどうか判断しているのです。
3.自社のことをどれだけ調べているか
採用を行なっている企業の多くは、求める人物像を設定しています。
そんな中で、求める人物像からかけ離れた自己PRをしてしまっては、『この応募者は本当に自社のことを調べてきたのかな?』と、疑問に思われる可能性もあるでしょう。
このように、自己PRの質問は、どれだけ自社のことを調べているのか把握するためにも使われます。
4.自社で働きたい気持ちがどれだけあるか
面接官が最も見極めたいと思っているのはこちらのポイントでしょう。
自己PRは、その名の通り自分のアピールなので、理屈だけでなく気持ちをしっかり伝えることが重要になってきます。
どれだけしっかりと作り込んだ自己PRを用意していても、本気で働きたいという気持ちが面接官に伝わらなければ、採用につながる可能性は低いでしょう。
4.面接の自己PRで好印象を与える方法【新卒&転職】
それでは次に、面接の自己PRで好印象を与える方法について見ていきましょう。
1.企業の求める人物像を意識する
自己PRは、自分の強みを闇雲にアピールしてもいけません。
まずは、応募先企業がどういう人材を求めているのか考えましょう。
求める人物像にリンクさせて自己PRすることで、面接官もあなたの話に興味を示し、好印象を与えられる可能性が高まります。
2.困難を乗り越えた経験と学びをアピール
社会人として働いた経験がある方なら分かると思いますが、仕事は困難の連続です。
つまり、困難にぶつかり、それを乗り越えた経験を自己PRに盛り込むことで、面接官もあなたが現場で働くイメージを掴みやすくなります。
また、その経験から学んだことも取り上げ、今後の仕事に活かしていく姿勢を見せれば、より好印象を与えることができるでしょう。
3.具体的な数字を盛り込む
ただ単に、『私は商品を売ることに自信があります』とアピールしても、面接官はイマイチ納得できません。
一方、『前職では、営業職として自社の商品を月に100個売り、社長から表彰された経験がございます』と説明すれば、グッと納得性も高まるでしょう。
このように、自己PRには具体的な数字を取り込み、客観性を高めることで好印象につなげることができるのです。
4.自信を持って話す
意外と見落としがちなのがこちらのポイントです。
言うまでもなく自己PRは自分のアピールなので、自信なさげに話していては面接官に好印象は与えられないでしょう。
しっかりと胸を張り、ハキハキとした声で自信を持って話すことで、面接官にも強い印象を残すことができるのです。
5.事前に自己PRを動画で撮ってみる
自分では完璧に準備していたつもりでも、意外と見落としがあったりするものです。
こういった状況を防ぐためにも、本番前に自分の自己PRを動画で撮ってみることをおすすめします。
動画を見返すことで、さらにブラッシュアップできるポイントが見つかるでしょう。
動画撮影とブラッシュアップを2〜3回繰り返せば、さらに好印象を与えられる自己PRを作り上げることができます。
5.面接の自己PRで注意すべきこと
続いて、自己PRを作る際に注意すべきことを解説していきます。
1.書類の自己PRとズレないようにする
面接の自己PRばかりに意識がいってしまい、応募書類に記載していた自己PRのことを忘れてしまう方は意外と多いです。
面接官は応募書類に目を通しながら、あなたを面接します。
そのため、応募書類に記載している自己PRと面接で話す自己PRの内容が食い違わないように意識しましょう。
2.アピールポイントは一つに絞る
自己PRを求められた際に、ここぞとばかりに自分の強みを並び立てる方がいますが、これはあまりおすすめできません。
なぜなら、アピールポイントをたくさん挙げれば挙げるほど、一つひとつのアピールポイントが浅い印象になってしまうからです。
例えば、『私は負けず嫌いな性格で、かつリーダーシップがあり、周りとうまくコミュニケーションを取りながら仕事に取り組む協調力のある人間です』とアピールしても、あまり印象には残らないでしょう。
それよりもアピールポイントを一つに絞り、『私は負けず嫌いな性格で、何事も成果を出すまで取り組み続けます』とアピールする方が、面接官にも伝わりやすくなります。
3.抽象的な言葉を使わない
自己PRの中に抽象的な言葉が出てくることで、面接官を混乱させてしまう方も少なくありません。
例えば、『私はコミュニケーション能力に自信があり、御社の業務に貢献できます』とアピールしても、コミュニケーション能力がどういうスキルを指しているのか分かりにくいため、アピールにならないでしょう。
このような抽象的な言葉は使わず、具体的な言葉で置き換えるように意識してください。
4.自己PRの内容はできるだけ深掘りしておく
自己PRは、面接の中で最も注目されるポイントだといっても過言ではないため、面接官から深掘りの質問を受ける可能性が高いです。
そのため、自己PRを考える上でとにかく『なぜそう思うのか?』と深掘りしておきましょう。
そうすることで、面接官からの突っ込んだ質問にも答えられるようになります。
6.面接での自己PR2つの例文【協調性をアピール編】
それでは続いて、実際の面接の自己PR例文をご紹介していきます。
まずは協調性をアピールする自己PR例文です。
1.一人ひとりのメンバーに合わせたサポートができる
私は、一人ひとりのメンバーに合わせたサポートができます。
具体的には、それぞれの方の仕事の進め方を把握し、その人が今どのようなことを求めているのか先回りして考えるように心がけております。
その結果、前職のチームメンバーからは『●●さんがいると仕事がスムーズに進む』とお褒めの言葉を頂けました。
御社でも、この協調力を活かし、周りのメンバーと積極的にコミュニケーションを取りながら業務に貢献して参ります。
2.チームワークを重視できる
私は仕事の中で、しっかりと自分の役割を認識することができます。
前職で大きなプロジェクトのメンバーに抜擢された際、チームで一つの目標を成し遂げる楽しさを学びました。
前職のプロジェクトで目標を10%上回る結果が残せたのも、私自身がしっかりと自分の役割を認識してチームに貢献できたからだと考えております。
御社の業務の多くはチームで行うものなので、私のこの強みを活かせる場面は非常に多いと考えております。
7.面接での自己PR例文【主体性をアピール編】
次は、主体性をアピールする自己PR例文です。
具体的には、以下のようになります。
私は主体的に仕事に取り組むことができます。
前職では、日常業務の効率を高める改善策を5つ上司に提案し、そのうちの3つが実際に採用されました。
その結果、20%の業務時間短縮に成功し、売り上げも前年度比の120%を達成できました。
御社でも主体的に業務に取り組みながら、気付いた改善点はどんどん提案して参ります。
8.面接での自己PR例文【部活経験をアピール編】
続いて、部活経験をアピールする自己PR例文をご紹介します。
具体的には、以下の通りです。
私には課題をコツコツとクリアできる力があります。
私は学生時代に、ハンドボール部の主将に抜擢されました。
決して強いチームではなかったため、メンバーのモチベーションを高めることが課題でした。
そこで私は、一人ひとりのメンバーに個別の練習メニューを作成し、それぞれの弱点を強化することで、チーム全体のパワーアップを実践しました。
その結果、徐々に試合でも勝てるようになり、チーム全体のモチベーションも高まっていきました。
御社でも課題にしっかりと向き合い、解決策を実践しながら売り上げに貢献して参ります。
9.面接での自己PR例文【柔軟性をアピール編】
次に、柔軟性の高さをアピールする自己PR例文です。
具体的には、以下の通りです。
私は、物事に臨機応変に対応することができます。
前職では、店舗の販売スタッフとして働いており、一人ひとりのお客様に合った接客を心がけておりました。
例えば、流行に敏感な若いお客様にはトレンドを押さえた接客を意識したり、高齢のお客様には、お買い物の途中にソファーでの休憩を勧めたりといったことが挙げられます。
このような接客が上司から評価され、最年少で新人の研修担当にも抜擢されました。
御社でも私のこの強みを活かし、お客様に認められるNo.1スタッフになれるよう貢献して参ります。
10.面接での自己PR3つの例文【前職の経験をアピール編】
続いて、前職の経験をアピールする自己PR例文をご紹介します。
1.営業職の経験をアピール
私は、顧客の潜在的なニーズを見抜くことに自信があります。
前職では、営業マンとして日々お客様とコミュニケーションを取りながら、どのようなことに困っているのか、生の声を聞き続けていました。
そのような中で特に意識していたのが、顧客自身が気付いていない課題を見抜き、その改善策を提案することです。
そうすることで顧客からの信頼も増し、『●●さんが勧めてくれる商品なら安心して購入できる』と、お褒めの言葉を頂くことも多かったです。
私のこの強みは、御社の営業職でもきっと活かせると考えております。
2.販売職の経験をアピール
私の強みは、お客様一人ひとりの声に親身に寄り添うことです。
前の会社では、販売職として勤務しておりました。
ただ単にお客様が求めている商品をご紹介するだけでなく、時にはクレームの対応をすることもありました。
そのような際にも、お客様の言葉一つひとつをしっかりと聞き、謝罪して今後同じような過ちを繰り返さないよう解決策の提案までを行いました。
その結果、不信感を持たれていたお客様も、お店の常連になってくださいました。
御社でも私のこの強みを発揮して、お店のファンを増やして参ります。
3.事務職の経験をアピール
私は、周りの方々がより働きやすいと感じてもらえるようなサポートをすることができます。
前職では営業事務として、営業職の方々のサポート業務に携わっておりました。
特に意識していたのは、言われた仕事をこなすだけでなく、プラスアルファを付け加えて期待以上の仕事をすることです。
例えば、指定されていた期日よりも早く仕事を終わらせたり、頼まれていた資料以外にいずれ必要になる資料も併せて準備しておいたり、といったことが挙げられます。
こういったサポートもあり、私が所属していた営業チームは3年連続でトップの営業成績を残すことができました。
御社でも、期待されている以上の仕事ができるよう精進して参ります。
11.面接での自己PR例文【集中力の高さをアピール編】
次に、集中力の高さをアピールする例文です。
具体的には、以下のようになります。
私は、集中力の高さでは誰にも負けません。
学生時代には、英語の翻訳のアルバイトをしておりました。
働く際に意識していたのが、あらかじめ時間を決めて、その時間内にしっかりと仕事を終わらせることです。
最初は時間をオーバーすることもありましたが、徐々に集中できる時間が長くなり、短時間で一気に仕事を終わらせることができるようになりました。
御社でも持ち前の集中力を発揮し、多くの業務を短時間でこなしてみせます。
12.面接での自己PR例文【挑戦心をアピール編】
続いて、挑戦心をアピールする例文を見ていきましょう。
具体的には以下の通りです。
私の強みは、挑戦心が人一倍強いことです。
前職では食品メーカーの営業マンとして働いておりましたが、いつしか自分が企画から携わった商品を世に送り出したいと考えるようになりました。
社内で新商品の企画の募集があったことを機に、営業職として日々お客様と触れ合ってきた経験を活かして、10本の新商品案を提出しました。
その結果、1本の案が採用され、実際に商品化することができました。
御社でも、今の仕事に満足せず、どんどん新しい仕事に挑戦しながら、売り上げに貢献して参ります。
13.面接での自己PR例文【趣味をアピール編】
次に、趣味をアピールする自己PR例文をご紹介します。
具体的には以下の通りです。
私は、コツコツと努力を積み上げることができます。
私の趣味は筋力トレーニングで、5年間週に一度のペースで欠かさずジムに通っています。
5年前の私は、体が細く、病気がちの体質でしたが、ジムのトレーナーさんからアドバイスを受けたり、自分で体の鍛え方や正しい食事の摂り方を学ぶことで、がっしりとした強い体を手に入れることができました。
これも継続してコツコツと努力し続けてきたからだと考えております。
御社でも私のこの強みを活かし、リーダー職として活躍できるよう日々仕事の技術を磨いて参ります。
14.面接での自己PR例文【未経験職に転職する場合】
続いて、未経験職に転職する際の自己PR例文を見ていきましょう。
具体的には、以下のようになります。
私には、お客様が本当に求めているものを見抜く力があります。
前職では、販売員として3年間、実際の店舗でお客様が必要としている商品を日々提案しておりました。
特に意識していたのは、お客様自身が気付いていないニーズを見抜き、最適な商品をご紹介することです。
営業職として働いた経験はありませんが、販売員として培ってきた本当のニーズを見抜く力は、営業職の仕事にも活かせると考えております。
一日でも早く御社に貢献できる営業マンになれるよう精進しますので、何卒よろしくお願い致します。
15.面接での自己PR例文【第二新卒の場合】
次に、第二新卒の場合の自己PR例文をご紹介します。
具体的には、以下の通りです。
私の強みは、挑戦心が強いことです。
前職では、採用コンサルタントとして3年間、20社以上の採用支援業務に携わって参りました。
特に思い出に残っているのが、過去に前例がない1000名採用プロジェクトというチャレンジングな仕事に、自ら手を挙げメンバーとして参加したことです。
1週間家に帰れなかったりと、とても過酷な仕事でしたが、無事にやり遂げた後の達成感は忘れられません。
まだまだ社会人としてのキャリアは浅いですが、持ち前の挑戦心で、御社のチャレンジングな仕事にもどんどん携わりたいと考えておりますので、何卒よろしくお願い致します。
16.面接での自己PR例文【フリーターの場合】
続いて、フリーターの場合の自己PR例文です。
具体的には、以下のようになります。
私は、お客様の期待以上の接客サービスを提供することができます。
私は、レストランの接客スタッフとして5年間働いており、その中で『またこのお店に来たい』と思って頂けるような接客を心がけておりました。
例えば、初めてお店に来られて、どのメニューがおすすめなのか分からないお客様には、食の好みを聞き、オリジナルのおすすめコースを提案したりしておりました。
その結果、お客様満足度No.1の接客スタッフとして表彰された経験もございます。
正社員として働いた経験はありませんが、前職で磨き続けた接客スキルを活かし、御社ではアルバイトさん達の模範になれるような接客サービスを提供して参ります。
17.面接での自己PR例文【NG例編】
最後に、注意すべき自己PRのNG例文をご紹介します。
1.アピールポイントを詰め込みすぎる
『私の強みは、成長意欲が強く、コツコツと努力を継続しながら、リーダーシップを発揮して目標達成できることです』
こちらの自己PRはアピールポイントを詰め込みすぎているため、面接官も、『で、結局どれがアピールポイントなの?』と、印象に残りにくくなります。
そのため、アピールポイントは1つ、多くても2つまでに絞るようにしましょう。
2.肩書きだけに頼りすぎる
『私の強みは、学生時代にハンドボール部のキャプテンとして全国大会に出場したことです』
こちらの自己PRは、肩書きを示しているだけで、具体的にどのようなことをやってきたのか示されていません。
大切なのは、ハンドボール部のキャプテンとして何をやってきたのか、という点なので、そこを忘れずに盛り込むようにしましょう。
3.アピールポイントが抽象的すぎる
『私はコミュニケーション能力の高さに自信があり、御社の仕事にも活かすことができます』
こちらの自己PRは、アピールポイントが抽象的すぎる点がNGです。
ここでいうコミュニケーション能力がどのような能力を指しているのか具体的に示さないと、『商談が得意なのかな?それともニーズをうまく聞きだすことが得意なのかな?』と、面接官も混乱してしまいます。
自己PRには抽象的な言葉を使わず、誰が聞いても分かるような具体的な言葉で説明するようにしましょう。
18.面接で使える自己PRの作り方
ここまで自己PRの例文を見てきましたが、『実際に、自己PRをどう作れば良いのか分からない』と、頭を悩ませる方も多いでしょう。
そこでこちらでは、面接で使える自己PRの作り方について詳しくご紹介していきます。
1.結論から話す
まず、最も大切なのは結論から話すということです。
具体的には、『私の強みは●●です』と伝えましょう。
もし最初に、『私は前職で●●という仕事に携わっており、▲▲という経験を積みました』のように、説明から話し始めてしまうと、『で、結局君のアピールポイントは何なの?』と面接官の印象も悪くなってしまいます。
逆にいえば、冒頭でスパッと端的にアピールポイントを伝えることで、面接官の興味を引くことができるのです。
2.根拠(具体例)を話す
冒頭で結論を話したら、次にその結論を裏付ける根拠を説明しましょう。
こちらはできるだけ具体例や数字を示しながら、納得性を高めることがポイントです。
例えば、『私の強みは、お客様が満足する接客サービスを提供できることです』というアピールポイントの根拠として、『お客様満足度No.1の接客スタッフとして、3年連続で表彰されました』といった具体例を挙げると、より説得力が増します。
このように、周りから認められた経験があれば、積極的に盛り込むようにしましょう。
3.応募先企業の仕事へどう活かせるかを話す
最後に忘れてはいけないのが、冒頭で説明したアピールポイントが、応募先企業のどういった仕事に活かせるのか説明することです。
どんなに素晴らしいアピールポイントだとしても、仕事に活かせないのであれば、採用される可能性は低いでしょう。
例えば、『前職で培ったPCスキルを活かし、営業事務として資料作りの仕事に貢献できると考えております』といったようにアピールすると良いです。
面接官は、あなたを雇うことでどういったメリットがあるのか見極めていることを覚えておいてください。
19.面接での自己PR時間はどれくらいがベスト?
自己PRの作り方が分かったところで、次に気になるポイントとしては、『自己PRの時間はどれくらいで考えるべき?』という疑問でしょう。
そこでこちらでは、自己PRの時間について詳しくご紹介していきます。
1.自己PRは2〜3分程度でまとめるのがベスト
結論からお伝えすると、自己PRは長くても2〜3分程度でまとめるようにしましょう。
3分以上長くなってしまうとダラダラとまとまりのない印象を与えてしまうため、マイナス評価を受ける可能性が高いです。
また、注意点として、面接の場では緊張して早口になる傾向があるため、ゆっくり声に出して読み上げて2〜3分になるよう調整するようにしてください。
2.『1分で自己PRしてください』と言われた場合の対処法
特に何も指定がない場合は2〜3分を目処に自己PRすれば良いですが、面接官によっては『1分で自己PRしてください』と、時間指定される可能性もあります。
このような場合に慌てないよう、あらかじめ1分程度の自己PRも用意しておくと良いです。
1分話し続ける場合の目安としては、おおよそ300文字前後で自己PR文を用意すると良いでしょう。
まずは2〜3分程度の自己PR文を作成し、具体例の箇所を少し削って作るとうまくいきます。
20.面接で自己PRできるものが見つからない方へ
ここまで自己PRについて詳しくご紹介してきましたが、『そもそも面接でアピールできるものが見つからない』と、悩んでいる方もいるでしょう。
そこでこちらでは、自己PRできるものが見つからない方に試していただきたい対策をご紹介していきます。
1.先入観を排除する
自分のアピールポイントがなかなか見つからないという方に多いのが、『こんな経験ではアピールにならない』と、無意識にアピールポイントを排除してしまっているケースです。
自己PRといえば、なんだかすごい経験談を話さなければいけないイメージがありますが、全くそのようなことはありません。
些細なことであっても、これまでコツコツと続けてきたことがあれば、自己PRにつながる可能性は十分あります。
まずは余計な先入観を取り除き、これまで自分が頑張ってきたことを箇条書きで書き出してみましょう。
2.短所から強みを予測する
『自分のアピールポイントは見つからないけど、短所なら思いつく』という方は意外と多いです。
実は、短所と長所は表裏一体の関係にあるため、短所が分かればあなたの強みも自然と見えてきます。
例えば、飽きやすいという短所があるなら、それは好奇心が旺盛であるとも言い換えられるでしょう。
他にも、神経質であるという短所があれば、それは細かい部分まで意識を向けられるとも言えます。
このように、短所からアピールポイントを発見できるのです。
3.自己分析サイトを活用する
なかなか自分で考えることが難しいという方は、無料で受けられる自己分析サイトを活用すると良いでしょう。
ポイントとしては、一つだけでなく複数の自己分析サイトを併用することです。
今ではネット上で手軽に受けられる自己分析サイトも多くあるため、複数の診断結果を比較することで、より信憑性の高い結果が分かるようになります。
おすすめの自己分析サイトを厳選すると、以下の通りです。
・リクナビネクスト『グットポイント診断』
・キャリタス就活『キャリタスQUEST』
・適職診断VCAP
それぞれの診断結果を見比べて、共通する要素を抽出すれば、それがあなたのアピールポイントである可能性が高いでしょう。
21.面接の自己PR対策をするなら転職エージェントを活用
自己PRを作成している方の中には、『一人ではどうしても納得のいく自己PRが作れない』と悩んでいる方もいるでしょう。
そのような方におすすめしたいのが、転職エージェントの活用です。
転職エージェントに登録することで、あなた専属のキャリアコンサルタントから自己PRのサポートも受けられるようになります。
転職のプロに直接相談することで、より応募先企業に特化した自己PRのアドバイスがもらえるでしょう。
以下に、おすすめの転職エージェントをまとめましたので、是非積極的に活用してください。
1.リクルートエージェント
自分に合う転職エージェントが分からないという方は、まずリクルートエージェントに登録しましょう。
転職業界No.1の実績を持ち、安心して利用できます。
模擬面接や応募書類の添削といった選考対策に定評があり、応募先企業に合った自己PRが作れるよう、しっかりとアドバイスをもらえるでしょう。
転職エージェント選びに迷ったら真っ先に登録することをおすすめします。
2.Spring転職エージェント
続いておすすめしたいのが、Spring転職エージェントです。
質の高いサポート力に定評があり、外資系企業も含めて良質な求人を多数取り揃えています。
また、一人のキャリアコンサルタントが求職者と求人掲載企業の担当を兼任する仕組みになっているため、マッチング精度が非常に高く、応募先企業に合わせた自己PR作りをサポートしてくれるでしょう。
3.パソナキャリア
これまで培ってきた経験やスキルに自信がない方には、パソナキャリアをおすすめします。
求職者一人ひとりに親身に寄り添うコンサルティングが評判で、細かい自己PRの作成もしっかりサポートしてくれるでしょう。
『そもそも自分は転職すべきなのか?』『今後のキャリアについて転職のプロに相談したい』といった悩みを抱えている方に最適な転職エージェントです。
4.マイナビエージェント
20代の第二新卒から支持されているのが、マイナビエージェントです。
キャリアコンサルタントの質が非常に高く、マイナビエージェント経由の応募書類の通過率は8割を超えるとも言われています。
大手企業だけでなく、優良な中小企業の求人も多く扱っているため、若手人材のキャリアアップに是非活用していただきたい転職エージェントです。
5.JACリクルートメント
外資系企業や海外進出企業への転職を検討している方は、JACリクルートメントに登録しましょう。
高年収の求人もたくさん取り揃えられているため、本格的にキャリアアップを目指したい30〜40代の方にもおすすめできます。
優良な求人に見合うだけのハイレベルなキャリアコンサルタントも多数在籍しているため、選考を突破する自己PRの書き方も伝授してもらえるでしょう。
6.type転職エージェント
首都圏在住の方なら、type転職エージェントも押さえておくべきです。
転職業界の中では老舗企業で、昔ながらの大企業から最近注目のベンチャー企業まで幅広い企業とパイプを持っています。
質の高い転職エージェントの割にそこまで登録者が多くないため、一人ひとりの求職者に丁寧なサービスを提供してくれます。
かなり穴場的な転職エージェントと言えるでしょう。
7.ワークポート
IT業界やゲーム業界への転職を検討している方には、ワークポートもおすすめです。
もともとIT業界やゲーム業界に特化していた転職エージェントのため、名の知れた大企業はもちろん、他の転職エージェントでは紹介してもらえないようなニッチな企業の求人も抱えています。
在籍するキャリアコンサルタントも業界出身の方が多いため、業界特有のリアルな情報なども教えてもらえるでしょう。
まとめ.面接の自己PRは最大の見せ場!
面接では、いかにあなたを雇うメリットを伝えられるかがポイントになります。
つまり、自己PRは面接の中での最大の見せ場だと言えるでしょう。
最後に、本記事でご紹介した自己PRで好印象を与える方法をおさらいしておきます。
《面接の自己PRで好印象を与える方法》
・企業の求める人物像を意識する
・困難を乗り越えた経験と学びをアピール
・具体的な数字を盛り込む
・自信を持って話す
・事前に自己PRを動画で撮ってみる
本記事を採用につながる自己PR作りに役立てていただければ幸いです。
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