部下の裏切りで人間不信に!アパレルで店長をしていて辞めたい思った瞬間

会社辞めたいと思った体験談

専門学校を卒業してアパレル業界に就職、若くして店長へ

大手アパレル会社で働くものです。

入社は、専門学校卒業ですぐに就職したため、大卒の22歳が多い中、私は20歳で入社しました。

専門学校も服飾学校を出ていたことから、他の大卒で入社した社員とは違い入社後すぐに実績を買われ、入社2年後に、1億以上の大きな店舗で店長としていきなり大抜擢されるなど、若くしていろいろな経験をさせてもらいました。

店長になりたての頃は、周りはほとんどが年上のアルバイトや社員で、いろいろと人間関係に悩んだ時期もありました。

それから数年が立ち、部下になる社員やアルバイトの人が年下の年齢になった頃、実績も年齢と共に上り会社からも評価されるようになり、仕事も楽しくなってきた頃の事です。

初めての3つ年下の社員を店長代行として部下に迎えることになりました。

店長代行の彼をこれから店長にするため、指導していくのが私の課せられた大きな役目だと思い、一生懸命教えました。

部下の店長代行に親身になって仕事を教えていたつもりだった

アパレル店では、営業時間中は随時お客様に対応をするため、なかなか1対1で教えてあげる時間が作ることができません。

そのため、アパレル業界は営業時間が長いため、早番や遅番で時間を調節していきますが、私が早番で代行が遅番出勤の時は、私の勤務が終わってから店長業務に必要なことを教えたり、ミーティングをしたり、店長になる為には社内試験と面接がある為、その対策などを話し合ったりしてきました。

さらに、全国転勤の為、転居を伴う異動で慣れない土地や、初めての勤務地などでストレスもあると思い、いろいろ引っ越しの際に必要な家電用品や、不要になり使わなくなった家具で必要なものがあれば譲ってあげたりと、ストレスがあまりかからないようしっかり見てあげていたつもりでした。

店長代行の裏切り!本社に直接不満を訴えた!

それがある日突然、遅番だった私の携帯に、朝早く私の上司から電話がありました。

内容は、「アルバイトの男の子が店長が原因でやめたいと言っている。店舗内の人間関係も店長のせいでよくないので何とかしてほしい。と店長代行から電話があった。」

という内容でした。

初めは全く理解できませんでしたが、とにかく私と直接話したいとの事で、私はその日お店をアルバイト達に任せて本社に行くことに。

そこで詳しく話を聞くと、全くそれまでそぶりもなく、どちらかというと楽しそうに仕事をする男の子のアルバイトが、突然私が嫌で辞めたいといっているという内容でした。

これからもこんな状態が続くと、店舗の人間関係的にも非常にやりずらくなり、さらにアルバイトや他のスタッフに辞められると、営業できなくなってしまうので、そうならないよう早めに伝えようとしたとのことです。

その話を聞いていても、全く自分に思い当たるふしがなく、逆に店舗の人間関係は良好だと思い込んでいました。

私は、本社で上司や人事担当から怒られながらも全く府に落ちず、上司からはこれ以上事を荒立たさない為にも、このことはこれでおしまいにして、店長代行に問いただすのはやめるように言われました。

数日間は、何事もなかったかのように振舞うようにして、辞めそうになっているアルバイトの男の子にも細心の注意を払いながら接するようにしました。

一番は、かわいがってきたつもりの店長代行の子に、私に何にも相談なくいきなり上司に話がいってしまったことに不快感を抱いていましたが、それにも触れずに我慢していました。

さすがに、何日間か我慢していましたが、本当に私が嫌で辞めたいと思っているのか聞かなくては気が済まず、アルバイトの男の子とミーティングし聞き取りをしてみました。

すると、ミーティング冒頭、私とは全く関係のない、自己都合によりお店を辞めたいと相談がありました。

それを聞いてびっくりし、今までの経緯を話すと、店長の私が嫌でお店を辞めるのは全くの嘘で、本当に自己都合でやめるとのことでした。

私は怒り、何を信じたらいいかわからなくなり、店長代行を呼び出し問いただしました。

店長代行の自分本意な嘘に本当に辞めたいと思った

店長代行を呼び出し問いただしてみると、教えてもらうのはありがたいが、少し重たく感じて、店長のせいでアルバイトが辞めそうと言えば、店長は異動になり新しい店長になると思い上司にチクったとのことでした。

その話を聞いたときは本当に辞めたいと思いました。

今までも、これからも人間関係に悩まされなくてはならないのかと思うと気が遠くなり、真剣に取り組んで自分の時間を割いてまで教えてきた部下に裏切られた気持ちは、表現しきれないほどの喪失感に襲われました。

それからは、この一連の騒動を本社に報告し、私の異動ではなく店長代行の異動となり、事は収まりました。

しかし、いまだに人間不信は消えることがなく、見放しすぎず力を入れすぎずの、適度な距離感を部下たちと保つようにしています。

このことが、今の仕事で一番のストレスになっています。

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