金属部品の工場の生産管理の仕事をしているが、退職を決めた
現在、転職を繰り返して、6社目の金属部品の工場に勤めている43歳の男性です。
現場でも仕事をしていましたが、今の会社に入社するのをきっかけに、現場ではなく生産管理へと職種も変えました。
顧客の要望に応じて新しい製品の開発も行っていますが、各部署の部長が話し合いを行い、製品化するかどうかを決めていますが、自分達の年代が定年退職するまで会社があれば良いと言い出す人も居れば、常に新しいことに挑戦していく必要があり、多少赤字でも挑戦することに意味があると主張する人も居ます。
結局、いつも話し合いで結論が出ない為、顧客に回答するときに困ってしまうことが多く、回答できないで居る間に、競合他社から顧客に売り込みがあり、最終的に取り逃がすと言うことが多々あります。
しかも、見積の計算方法も各部署で統一されていない為、部署ごとに見積価格が違い、酷いときには20%以上の値差が開いています。
それを指摘しても、お互いの主張は絶対曲げない為、ここでも結論を出すことが出来ず、量産開始するまで、黒字になるか赤字になるか分からない、賭けをしているような状態となります。
そのような感じで、部長ごとに方針が異なり、同じ会社でありながらそれぞれの部署の一般社員の認識が大きく違っているのです。
情報も基本トップダウンでありながら、必要な情報が落ちてこないこともあり、しかも1日前に情報が来るのならまだ良い方で、2時間前に資料の作成を依頼されることもざらにあります。
人事部長は、このような状況を良しと思っていないため、色々と改善策を実施していますが、ほとんど効果がないため、行き詰っています。
今までの会社でもありましたが、船頭多くしてと言う諺と同じように、会社としての方向性が定まることがなく、結局景気の波に左右されてしまい、気がつけば赤字が膨らんでいるという状況に簡単に陥ります。
上司の管理能力の低さの責任を部下である自分が取らされ責められる
私が所属している生産管理の部長も、上の指示は絶対服従で、一般社員である私たちへの指示が一貫してないため、日々生産性のない仕事に追われる時間が長くなっています。
しかも、取締役などの監査がある直前には、取締役からの指示に従っているというところを見せる為の資料作成に追われ、全く仕事にならない日々が続きます。
そうなると、本業がどうしてもおろそかになってしまいますが、それを理由にしてしまうと、火に油を注ぐようなもので、瞬く間に炎上してしまいます。
他にも、月間の予定生産数と実生産数、販売数が合わないと、原因追求を行いますが、もともとの顧客からの計画数量と注文数量に差が有る為、予定生産数と販売数が合わないのは明確なのですが、部課長会で報告するときには、目標達成と報告しなければ何を言われるか分からないという思いから、多少であれば水増しをするなどの対応を迫られることもあります。
もし、水増しでごまかすことが出来ないような大きな差が生じている場合は、ありのままを報告するのですが、必ず責任がどこにあるのかという追及が始まりますが、部長は絶対自分に責任があるとは言わず、大体私に擦り付けるのです。
そうすると、当然会議の場で私がつるし上げを食らうことになり、理不尽さに堪えながら謝罪をするのです。
といっても最初から責任を被っていたわけではなく、否定したり、状況説明をしたりしていましたが、どのような対応をしても無意味であると分かったときから、何も言わずただ話を聞き流すようにしたのです。
部下に責任を押し付ける上司と言うのは、よくある話ではありますが、その後のフォローもなければ、評価もされない、最悪居なくなっても困らないと言うような対応をされ続ければ、退職を考え始めるのは当然の原理です。
退職を決めて上司に伝えたが、その後の対応にさらに失望させられた
このまま今の会社に居ても、給料も上がる気配がなければ、評価が高くなることも考えられず、ましてやいつ責任を取らされて退職勧告を受けるのかと考えると、とてもではないけれど仕事を続けられる状況にないと判断し、上司に退職を検討していることを伝え、退職日が決まったら伝えることを話ました。
私は、とりあえず、引き止めにくるものだと思っていたのですが、予想がはずれ、余りにもあっけなく認めてくれたので、本当に評価されていなかったのだと感じました。
また、通常であれば、他の部署に公にすることもしないはずなのですが、次の日には他の部署の人から、いつ退職するのかと聞かれ、戸惑ってしまいました。
このような対応をされてしまうことにも腹が立ち、退職するときに洗いざらい全てをぶちまけてから退職をしようと決意し、今ではボイスレコーダーを使って会話を録音したり、メールで確認する振りをして、記録に残るようにしたりと工夫しています。
今の私の計画では残り3ヶ月程度で退職をするつもりなので、それまでの間に出来る限り証拠を集めて、最期に対決してから退職します。
今までの会社もブラックとして指摘されているところもありましたが、今の会社ほど酷いと感じることはなく、この会社でブラック企業入社を打ち止めにしたいと切に願っています。
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