責任の重い品質管理の仕事に加え気分屋の上司!神経がすり減り退職を決意

会社への不満解決策

食品会社の品質管理室は大変だったけどやりがいがあった

高校卒業してすぐに務めた、食品会社の品質管理室に勤めました。

最初は事務を希望して入社しましたが、研修で行った未知数の仕事内容だった「品質管理」に惹かれ配属希望を出しました。

未知数故に新しいことを覚える楽しさ、大変さを感じつつ日々仕事をしていきました。

工場の人や、事務の先輩方優しく接してくれる方々が多く辛いことにも乗り越えられていました。

仕事を負担を感じ始めたきっかけは上司の対応

私の仕事は、工場内を決まった時間に見て回ることがメインの仕事でした。

作業員の方達が衛生面からみて適切な方法で作業しているか、また商品や室内の温度管理、異常がないか等お客様に安全な商品を届けるため各項目をチェックして歩くのでした。

当時高校卒業したての私が、20代から60代と幅広い年代の人への作業に対しての指摘出しはとても辛いものでした。

中には忙しさから「きみもやってみなよ。時間に追われてやってるんだ。簡単なこと言わないで」など言葉を選びながらも厳しい一言でした。

私も作業している方の大変さも分かる、でも自分の仕事は適切な衛生管理をしてもらうための働きかけをしなければならない。

いつもその板挟みにあっていました。

この辛さを分かってくれるはずの上司が、私的感情を仕事に持ち込む人で常にイライラしていたりキツイ言い方ばかりする人でした。

そのため悩みも吐き出せず、むしろ同じ部署内でも居心地が悪い…この環境に3年耐えました。

耐えれば耐える程笑顔は消えていきました。

耐えてきた心が折れた瞬間!気分屋の上司の叱責で退職を申し出た

ずっと耐えてきた私でしたが、続けて行こうとする気持ちがぽっきり折れてしまった出来事がありました。

ある日、産地偽装や中国産食品への不安が増す出来事が起きました。

そのため工場内で使用している原料の産地についての問い合わせが殺到しました。

原料や産地など栄養表示などは、私達の部署で栄養士である上司の下で作成されていたため問い合わせへの応対も2人しかいない私たちでやらざる負えませんでした。

そんな多忙を予想される日に、上司に不幸があり欠勤したため私だけで何件もの対応に追われました。

食事する暇もなくずっと対応していました。

しかし、対応が終わるころには達成感すら感じていました。

翌日出勤した上司に、対応した問い合わせについて報告しました。

一人で対応したことへの労い、よくやったと褒められるどころか、ミスを怒られ対応したことへもこの位大したことないと一蹴されました。

その瞬間無意識ながらも心が折れるのを感じました。

そして考える間もなく上司に「辞めたいです」と口にしていました。

するとびっくりした上司が急に褒め始めましたが、私には全然心に届きませんでした。

そこから焦った上司が辞めるのを止めたり、素質があるのにもったいないなど私の申し出を撤回させるために話し合いをしました。

しかし、私の心は固まっていたため退職の意思を取り下げず何とか受理してもらうことが出来ました。

退職が決まったあとの3ヶ月は上司からの嫌がらせが続いた

上司を入れての社長との面談がありました。

社長室に向かう道中、上司に「結婚が決まったから辞めると言いなさい」と言われました。

上司は自分の対応の仕方故の退職願いであることは知っていたと思います。

しかし、最後の抵抗として社長との面談中、上司は辞める理由を「今付き合っている彼との結婚が決まったんだよね?」と促してきましたが「違います」と否定しました。

そこから社長に理由を聞かれましたが、上司のいる側で話すことが出来ずうやむやで終わりました。

理由を否定した私に待っていたのは、辞めるまでの間の上司からの嫌がらせでした。

仕事を振り分けてもらえず、引継ぎも完了した私には日々仕事を何とか探す日々が続きました。

私の後任となる後輩に何でも仕事をしてもらわねばならず、私がかつて座っていた席は後輩の席となり事務作業すらもなかなか出来ない、

そして完全に無視される毎日。

極め付けは私たちの関係を面白がった?事務員の一人が根も葉もない噂を上司に伝えたことにより、関係は悪化しました。

私が入れたお茶を目の前で流しに捨てられるなど精神的に追い詰められました。

それからはひたすら堪え凌いで会社を辞めました。

最終日、社長に今までのことを話してしまおうと思いましたが、上司の圧力もあり何も話せず退職金だけを受け取ってその日を終えました。

退職後は会社へ制服の返却しスムーズに手続きできた

私は白衣を着ていたため、最終日に着用していた白衣と初めての退職ですので失業保険を受けるための書類についてや今後の説明を受け無事に完全に辞めることが出来ました。

中途半端な反抗は退職まで辛くなるだけだった

人間関係で辞める人は多いと思いますが、私のように中途半端に反抗して辞める最終日まで心をボロボロにするメリットはないなと思いました。

会社にもよりますが、退職の意思を伝えてから3か月は掛かるので最後まで人間関係において気を抜いてはいけないと勉強になりました。

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