早期退職がしたい!定年後に再雇用されている人と接して感じたこと

転職コラム

定年までには定年退職、再雇用、早期退職の3つの選択肢がある

現在58歳になるサラリーマンの男性ですが、定年前に早期退職するか迷っています。

勤務している会社の定年は60歳ですが、定年までに3つの選択があります。

一つ目は定年で退職する普通の方法で自分から辞めるとは少し意味合いが異なります。何もしなければ

雇用契約が自然と切れるのでわかりやすいです。

二つ目は再雇用です。数年前から希望する人は再雇用の意志を示せば会社には継続して勤務することができるようになっています。

ただし1年ごとの契約なので翌年に辞めることも可能になっています。

所属している職場では半数の人が再雇用を望んでいるのは、定年以降何をしたらよいのか迷っているか、年金までの生活費確保のためという理由が大半だと思いっています。

三つめは早期退職です。

60歳になる前に申込みをすれば退職までの年数に特別手当が加算されるだけでなく一時金としてかなりの額もそれまでの退職金に加わるので有利な条件だといえます。

職場の人も多くはないですがそれぞれの事情で早期退職を選択する人がでてきれいます。

定年後再雇用されている人たちの姿を見て、退職後の事を考えた

早期退職は金銭的にも恵まれていることは事実なのであとは決断するだけですが、家族からの反対があることも確かです。

退職金は一時金としてまとめてもらえることになるので現在残っている住宅ローンを一括して繰り上げ返済することもできます。

一方退職するということは無職となるので一日中家にいることになります。

定年で退職した人が終日テレビをみて過ごしているか、朝からお酒を飲んで体調を崩すとかいう話を聞くのでサラリーマンしか経験がない人はかなり困ることが予想されます。

自分もどちらかというと会社人間なので本来ならば再雇用しても良いと思われるのですが、身近な人をみていて考えが変化してきています。

職場でも数人の人が再雇用で働いていますが、給料は半減近くになっているみたいです。

不思議ですが再雇用する条件として退職した次の日に働くことが義務付けられています。

いままで隣で働いていた人がそのまま定年後も同じようにいることになります。

もちろん退職日には職場内ですが挨拶されるのですが、翌日に何事もなくいることは正直違和感があります。

上司であった人が役職がなくなるので一般職になりますが、接し方が難しいです。

仕事を依頼することもおかしいのでぎくしゃくした雰囲気になっています。

再雇用された人も戸惑っているのも理解できます。

今まで部下だった人の態度が一変して命令される側になるからです。

仕事も同じ職場ですがあきらかに簡単な仕事をしているみたいで、面白くないのではと感じています。

直接聞いたこともありますが、退職前に比べて重圧感が無く気楽でいいと言っていますが、本心はわかりません。

定年までバリバリ働いていたのでそれ以降は楽な仕事で年金がもらるまでという割り切っているみたいです。

この人たちを見ていると会社で働く意義がわからなくなってきています。

最大でも65歳以降は再雇用できなくなるのでそれ以降年金で暮らしていこうと思っているみたいです。

それに対して本当に自分がしたいことを優先したほうがよいのではと思い始めています。

早期退職をして60代以降に自分の好きな仕事に就きたい

会社を嫌で辞めたいということよりは60歳以降どんな生き方をしたいのかが重要だと思っています。

数年前に亡くなった父親は73歳まで入社した会社で働いていました。

役員でしたので基本的に定年はなく自分が働きたいだけ勤務できたことが理由です。

その姿をみていると、会社に一生をささげたみたいで自分とは違うなと思っています。

現在勤務している会社は26歳のときに転職しているので30年以上働いていることになります。

転職したことは成功だったと思っていますが、会社人間とは異なります。

役職についてないこともありますが、会社人間とは思われたくないのは事実です。

父親は会社時代の話を亡くなるまで自慢していましたが、家族を犠牲にしてきたことはわかってなかったと思います。

父親とは小さいことから意見が合わず、大学を卒業してから一人暮らしを初めて開放された気分になりました。

父親の生き方とは異なる人生を歩みたいということも今の会社を早期退職したいという理由の一つです。

もう一つは60代以降は自分の好きなことをしてみたいということです。

たった一度の人生なので会社に縛られずに自由気ままに生活できないかなということです。

アルバイトでもいいので社会とのつながりは維持していきたいので、現在職探しをしています。

技術系出身ですがそれにはこだわらず好きなことだけ職を転々としていろいろなことに挑戦したいと思っています。

60代以降になると職業が限られていることは百も承知です。

特技や資格もないのでかなり苦労するかと思っています。

それでも今まで経験したことのない仕事をしてみたいという欲求は日増しに高まっています。

子供も独立しそうなのでなるべく早く職を見付けて退職しようかなとおもっていますが現実は厳しいです。

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