入社して1年、この会社では成長できないと思った
新卒で就職活動をしていた時は、自分の特技の英語が生かせたら、どんな仕事でも良いと思っていました。
そこで、物流会社に就職をして、初めは、副社長のアシスタント室、その後戦略企画部と物流のオペレーションというよりも、会社の頭脳系の仕事に携わることとなりました。
もともと、ずっとサラリーマンをしていくつもりはなかったので、会社に通いながら、スクール等に通うと思い、その学費と生活費等がいただける会社であればと思い、入社したこともあり、入って2年目から、この会社に何年いるのだろう?と考え始めました。
大きな会社の子会社ということもあり、雰囲気はややゆったり目、残業を当たり前とした働き方、複雑な人間関係(管理職以上の関係等)などを見ていると、このままこの会社にいると、成長できなくなりそうだと危機感を覚えたため、どうしようか悩み始めました。
3年目にも入って、仕事が落ち着いてきたので、そろそろ、次のステップを考えようと、就職エージェントに登録し、外の情報も入手し始めました。
就職エージェントに相談して理想の職場を探す
エージェントのコンサルタントの方には、正直に今の会社に対して感じているところ、変えたいところ、望んでいることを伝えました。
まず、会社の業種、私の職種について、もっと身近に役に立っている人の顔が見える仕事が良いと思うました。
当時の業種は、大きなビジネスではあったが、間接的にかかわっているように思え、やりがいを感じにくいなと感じていました。
その他は、社内の文化について、刺激の多い、向上心のある人が多く働くところ、働く時間にメリハリをつけられる環境、フラットな人間関係の職場を希望しました。
かなり具体的に知らせると、コンサルタントの方も仕事の案件を探しやすいとのことで、よりマッチしやすい案件を紹介してくださいました。
この時、自分でふさぎ込んでいるよりも、第3者に相談するのは、頭の整理になるなと感じます。就職活動を怖がる方もいらっしゃるのですが、会社を辞めたくて仕方ないと悩んで時間がたってしまうよりも、情報を得ようと足を動かしてみることをお勧めします。
必ず、何かすっきりすることがあるなと思いました。
内定を貰い悩んでいたものの、同僚の後押しで転職を決意!
コンサルタントの方が希望に近い案件をいくつか紹介してくれたので、必ずしも転職するとは限らないが、面談を受けてみてはどうかとアドバイスをもらい、いくつか面談をすることになりました。
3年ぶりくらいの面接で非常に緊張したが、大学生の時とは違って、働く会社がないわけではないので、少し余裕をもって面接に挑むことができたなと感じます。
この点も、転職活動は、就職活動よりも自信を持ってよい点だなと感じます。
私の当時の転職は、第二新卒枠での採用に応募していたため、3年目社員はラストチャンスではあるものの、割と有利だったのかもしれないなと思います。
また、変えたいことが具体的であったので、しっかりとその点を確認するための面接ができたなと思いました。
転職する前は、何を変えたくて転職するのかは、はっきり自分の中で明確であればあるほど、希望に近づけると思います。
1社内定が出て、非常にホットしました。採用条件を見て、年収は少し落ちるなと思い、躊躇しました。
なかなか生活レベルと落とすというのは、厳しいなと感じていたからです。
そこで、同期に相談をしました。同期も将来は転職を考えたいと思っており、まだ社会経験も浅いのに、転職先がそんなすぐ見つかるなんて、うらやましいからチャレンジしてみては?と背中を教えてくれ、転職を決意しました。
新しい環境で自分を成長させて、生活面で節約が必要になれば、何とかしようと決意しました。
不満を抱えているのなら転職に向けて行動してみよう
希望通り、人事職という目の前の人、身近な人のために役に立つことができるという職種でした。
非常にやりがいを感じやすい職場、周りの方も仕事にメリハリをつけて働いていたため、プライベートと仕事の充実を図ることができました。
また、中途入社の方が多かったので、年齢に関係なく、フラットなコミュニケーションを取りやすい環境であったことも希望に近い形でかなえることができました。
新しい環境で人間関係を構築することは、力を使うことでもあると思いますが、いろんな人と働いてみることで、自分の人間力、コミュニケーション能力もアップすることを感じました。
やはり、新しい環境へチャレンジすることは、自分の人生においてメリットが多いと感じています。
会社を辞めたいと思わない人はいないと思います。
数度思う程度であれば、それほど深刻ではありませんが、今の環境しかないのか、でも辞めたくて仕方ないと思うようであれば、私は、転職活動をしてみることをお勧めします。
1つの世界よりも色々な情報を得ると、客観的になることができ、自分がどういう環境で働いているのか、改めて見直すことができると思います。
もし今の環境が良いのであれば、そのまま働いてみることもできますし、より良い環境があれば、そちらへ動くことを決めてもよいと思います。
自分でコントロールできることが増えると思いますので、晴れない気持ちで仕事をするよりも、ぜひ、足を動かしてみてください。
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