1.転職エージェントの選び方を徹底解説!
『転職エージェントの数が多すぎてどれを選べば良いのか分からない』といった悩みを抱えている方はいませんか?
今回はそんな方向けに、正しい転職エージェントの選び方をご紹介していきます。
先にポイントについてまとめておくと以下のようになります。
- 複数の転職エージェントに登録して後から絞り込む
- 優秀なキャリアアドバイザーがいるかどうかをチェック
- 紹介してもらえる求人数の多さをチェック
- 口コミの良い転職エージェントを選ぶ
- 自分の理想の転職に合わせて選ぶ
『自分に合った転職エージェントを見つけたい』『転職エージェントを使うメリットや注意点について知りたい』
このような方は是非最後までご覧ください。
2.転職エージェントとは?
まず初めに転職エージェントがどのようなものなのか簡単に解説します。
転職エージェントとは、求職者に対し、その人の適性やスキル、これまでの経験をもとに最適な求人を紹介するサービスのことです。
転職エージェントを利用することで、専属のキャリアアドバイザーが応募書類の添削から入社手続きまで幅広く転職活動をバックアップしてくれます。
転職エージェントは求人を掲載している企業から報酬を受け取る仕組みになっているため、求職者は基本的に無料でサービスを受けることができます。
3.転職エージェントの選び方に関するよくある質問
【1.転職エージェントは複数登録してもいい?】
転職エージェントは複数登録しても全く問題ありません。
転職活動を成功させている方は、平均で3〜4社の転職エージェントを併用しています。
求人数や選考対策など転職エージェントによって強みが異なるため、複数の転職エージェントの強い部分をうまく掛け合わせることで、転職活動を有利に進めることができるのです。
【2.転職エージェントは大手を選ぶべき?】
場合によりますが、初めて転職活動するという方は大手転職エージェントに登録するべきでしょう。
理由は、中小規模の転職エージェントに比べて求職者のバックアップ体制が充実しているからです。
例えば、スキルアップを目指せる研修や入社後フォローが手厚い点などが挙げられます。
登録することに費用はかからないので、登録しておいて損はありません。
【3.転職エージェントの利用に年齢制限はある?】
基本的に年齢制限はないと考えておいて良いでしょう。
ただし、年齢に見合ったスキルや経験を持っていなかったり、扱う求人のレベルが見合わない場合、サポートを断られる可能性もあります。
特に30代後半になると、このようなケースが増えてくるので注意が必要です。
【4.転職エージェントの口コミは参考にしていい?】
転職エージェントに関する様々な口コミ情報がネット上に溢れており、それを見て転職エージェントを決める方も多いでしょう。
結論から言うと、口コミを参考にするのは全然アリです。
ただし、利用者によって転職エージェントの捉え方が変わってくるので、良い口コミも悪い口コミもあくまで参考程度に留めてください。
時間に余裕のある方は、実際に自分で少し利用してみることが最も確実です。
4.転職エージェントの正しい選び方5つのポイント
【1.複数の転職エージェントに登録して後から絞り込む】
転職エージェントを選ぶ上で重要なのは、初めからいきなり絞り込みすぎないということです。
最初はできるだけ多くの転職エージェントをピックアップして登録します。
そこから徐々に自分に合う転職エージェントを絞り込んでいくという流れで進めることが最も確実です。
やや時間はかかりますが、転職エージェント選びは転職活動の運命を左右するといっても過言ではないので、決して妥協はしないでください。
【2.優秀なキャリアアドバイザーがいるかどうかをチェック】
転職エージェントを見極める上で最も重要なポイントがこちらです。
優秀なキャリアアドバイザーに担当してもらえるかどうかは、転職活動の成功に大きく影響します。
優秀なキャリアアドバイザーの特徴としては、以下の4点が挙げられます。
- ・自分のキャリアについて考えた上で求人を紹介してくれる
- ・自分の希望業界に精通している
- ・定期的に連絡をくれ、レスポンスも早い
- ・性格的に嫌じゃない
全てを完璧に満たしているキャリアアドバイザーに出会えたら最高ですが、少なくとも上2つを満たしてくれるキャリアアドバイザーを選びましょう。
【3.紹介してもらえる求人数の多さをチェック】
自分の可能性を広げるという意味でも紹介される求人数はしっかりチェックしてください。
紹介される求人数が少ない場合は、転職エージェントが合っていない可能性が高いです。
ただし、前述したようにただ単に求人を紹介してくれるだけではいけません。
しっかり自分のキャリアや希望に合致した求人を多く紹介してくれるかどうか見極めましょう。
【4.口コミの良い転職エージェントを選ぶ】
口コミ情報は転職エージェントを選ぶ上でとても参考になるポイントです。
大切なのは良い口コミも悪い口コミも両方チェックすることでしょう。
また、インターネット上だけでなく、身近に転職エージェントを利用した方がいれば直接話しを聞いてみることも効果的です。
【5.自分の理想の転職に合わせて選ぶ】
一言で転職エージェントといっても様々な種類があります。
例えば特定の業界に特化したもの、年収アップに強みのあるもの、外資系企業に特化したものなどが挙げられるでしょう。
そのため、まずは自分がどのような転職をしたいのかという軸を作った上で、それに合致した転職エージェントを選ぶことが大切になります。
自分の理想の転職から外れた転職エージェントを使っても、当然成功は難しいでしょう。
5.転職エージェントの具体的な選び方
【1.まずは大手転職エージェントに2社以上登録】
自分に合った転職エージェントを見つける上で、まず最初に大手転職エージェントに2社以上登録しましょう。
複数登録するのは、前述したようにいきなり絞り込むと失敗するリスクが高まるからです。
最初は口コミ情報をチェックし、自分に合いそうな大手転職エージェントにできるだけ多く登録すると良いでしょう。
【2.希望する業界に特化した転職エージェントに2社以上登録】
大手転職エージェントに登録した後は、自分の希望業界に特化した転職エージェントに2社以上登録していきます。
名の知れた大手転職エージェントは、幅広い業界を横断して求人を紹介する総合転職エージェントである場合が多いため、特定の業界に対する情報量や求人数が少なくなりがちです。
そのため、希望業界がある方は業界特化型転職エージェントも併用することで、希望業界に関する詳しい情報やニッチな求人をチェックできるようにしておくべきです。
【3.自分に合ったキャリアアドバイザーがいる転職エージェントに絞る】
大手転職エージェントと業界特化型転職エージェントに登録が完了したら、その中から自分に合った転職エージェントを絞り込んでいきましょう。
見極める基準は、優秀なキャリアアドバイザーが担当してくれるかどうかです。
最終的には大手転職エージェントと業界特化型転職エージェントを合わせて3〜4社程度に絞り込むと良いでしょう。
あまり多く残しすぎると管理するのが大変になるのでおすすめしません。
6.おすすめの転職エージェント
【1.リクルートエージェント】
マストで押さえておきたい転職エージェントがリクルートエージェントです。
国内トップクラスの求人数を誇り、多くの転職者が利用している転職エージェントになっております。
他の転職エージェントでなかなか求人数を確保できないという方におすすめです。
国内最大手ならではの充実したサポート力も魅力で、応募書類の添削や面接対策などもかなり丁寧にアドバイスしてもらえます。
【2.マイナビエージェント】
20代や第二新卒など比較的若い世代の転職におすすめなのがマイナビエージェントです。
大手転職エージェントと比較するとまだまだ登録者も少ないため、一人ひとりにしっかりとしたサポートを提供してくれます。
利用者の満足度の高さ、キャリアアドバイザーの対応力の高さではかなりの高評価を獲得している転職エージェントです。
サポート期間が無制限なのも見逃せない魅力ポイントでしょう。
【3.パソナキャリア】
『求人に応募するけどなかなか選考を突破できない』といった悩みを抱えている方にはパソナキャリアをおすすめします。
応募書類や選考対策にかなりの定評があり、『どうしてもこの企業に行きたい』といった明確な目標がある方は、パソナキャリアの選考対策を受けると良いでしょう。
社風的に落ち着いた雰囲気の企業なので、ビシバシお尻を叩かれるよりも、ゆっくり自分のペースで転職活動を進めたいという方にもぴったりです。
【4.DODAエージェントサービス】
リクルートエージェントに次ぐ業界第二位の実績を誇るのがDODAエージェントサービスです。
求人紹介数やキャリアアドバイザーの質、選考対策と全てにおいてバランスが良く、登録しておいて損はありません。
これまでに培ってきたノウハウが豊富に蓄積されているため、転職支援実績も高いです。
40代などの転職が難しい世代にも積極的にサービス提供してくれます。
【5.ワークポート】
IT・Web・ゲーム業界への転職を希望する方は、ワークポートを押さえておきましょう。
もともと上記の業界に特化して転職支援サービスを提供していたため、他の転職エージェントでは手に入らない情報や求人を持っています。
業界に精通しているキャリアアドバイザーも多数在籍しています。
一般的に公開されていない非公開求人を自分で検索できる点も特徴で、時間が限られている方も効率的に求人検索することができるでしょう。
【6.JACリクルートメント】
外資系企業や海外展開企業への転職を希望する方はJACリクルートメントがおすすめです。
また年収800万円以上のハイスペックな求人も多く扱っているため、本格的にキャリアアップを目指したい方にぴったりの転職エージェントでしょう。
CFOやCMOなど、一般的には扱っていないような独占求人が多い点も魅力ポイント。
20代よりも30〜40代におすすめです。
【7.type転職エージェント】
転職を通して年収アップを目指したいという方は、type転職エージェントを押さえておきましょう。
type転職エージェントを使って転職した方の約7割が年収アップに成功しています。
扱っている求人の職種もかなり幅広いです。
ただし、担当エリアが関東圏なので、地方への転職を希望される方にはおすすめできません。
【8.レバテックキャリア】
IT・Webエンジニアやクリエイターを目指す方におすすめしたい転職エージェントがレバテックキャリアです。
レバテックキャリアはIT・Webエンジニア、クリエイターに特化した転職支援を行っています。
業界出身のキャリアアドバイザーも多く在籍しているため、経験者ならではのリアルな情報を手に入れることができるでしょう。
かなり親身にサポートしてくれるため、利用者の満足度も非常に高いです。
7.転職エージェントを使うメリット
【1.今後のキャリアについて相談できる】
転職活動を検討している方の中には、『そもそも自分は転職すべきなのか?』といった悩みを抱えている方も多いでしょう。
このようなキャリアに関する悩みを、転職のプロであるキャリアアドバイザーに直接相談できる点は大きなメリットと言えます。
転職は今後の人生にも大きく影響を与えるものなので、失敗するリスクを抑えるためにも転職エージェントのサポートを受けることをおすすめします。
【2.スキルアップの研修を受けられる】
転職エージェントの中には、無料で転職セミナーやスキルアップ研修を実施してくれるところも多いです。
このような機会を有効活用することで、転職に成功するためのスキルを身に付けることができます。
社会人経験が浅く、自分の経歴に自信がないという方ほど積極的に転職エージェントを活用しましょう。
【3.自分の転職市場価値を知れる】
独自で転職活動を行う場合、多くの方が自分の転職市場価値を見誤り失敗します。
つまり、自分のスキルや経験に見合わないような求人に応募してしまい、落ち続けてしまうのです。
転職エージェントを活用することで、キャリアアドバイザーがあなたのこれまでの経歴をもとに、最適な求人をピックアップしてくれます。
場合によっては、希望条件の修正を求められることもありますが、自分の転職市場価値に見合わない求人に応募し続けるリスクはかなり抑えることができるでしょう。
【4.非公開求人を紹介してもらえる】
自力の転職活動で応募できる求人は全体の約3割程度だと言われています。
残りの約7割は非公開求人と呼ばれ、転職エージェントを経由しないと応募できない仕組みになっているのです。
非公開求人には高年収など条件の良い案件が多く、転職エージェントを使う大きなメリットと言えるでしょう。
転職エージェントを利用する際は、積極的に非公開求人を紹介してもらってください。
【5.選考通過率が高まる】
通りそうで意外と通らないのが書類選考です。
一般的に書類選考の通過率は15%前後だと言われています。
しかし、転職エージェントを活用するとキャリアアドバイザーがあなたの推薦文を添付してくれるので、書類選考の通過率もグッと高まるでしょう。
また、模擬面接などの面接対策を実施してくれる点も重要です。
仮に面接で不合格だったとしても、何が原因なのかしっかりフィードバックを貰えるため、確実に次の選考に活かすことができます。
これは自力の転職活動にはない大きなメリットだと言えます。
【6.面接日程調整や条件交渉などを代行してもらえる】
選考に進む企業が増えてくると、それぞれの面接日程調整が煩わしくなってくるでしょう。
転職エージェントを使うことで、こういった日程調整を代行してもらえます。
あなたは集中すべき選考対策にしっかり時間を使えるようになるので、かなり効率的に転職活動できるようになるでしょう。
また、自分ではなかなか言いにくい年収などの条件交渉も代行してもらえるので、納得できる転職先が見つけやすくなります。
【7.無料でサービスを使える】
ここまでたくさんのメリットを紹介してきましたが、最大のメリットはこれらのサービスを無料で利用できる点だと言えます。
前述したように、転職エージェントのビジネスモデルは、転職者を一人決めるごとに、転職先企業から報酬を受け取る仕組みになっているため、求職者はお金を払う必要がないのです。
これだけのサービスを無料で受けられるとなれば、使わない手はないでしょう。
8.転職エージェントを使う上での注意点
【1.スキルや経験不足を理由にサポートを断られることがある】
特にハイクラスな求人を扱う転職エージェントに多い注意点がこちらです。
求職者の経歴に見合った求人がないと判断された場合、サポートを断られる可能性があることを知っておきましょう。
確かに悔しいと感じる面もありますが、自分の転職市場価値を知れたことに感謝し、自分に合った転職エージェントを再度探してください。
【2.サポート期間が決まっている転職エージェントもある】
転職エージェントは無期限に転職活動をバックアップしてくれると思われがちですが、実はそうではありません。
最長3ヶ月といったように期限を区切ってサポートする転職エージェントも多いので、注意してください。
もちろん無期限にサポートしてくれるところもあるので、転職エージェントを利用する際には必ずキャリアアドバイザーに期限について確認するようにしましょう。
【3.担当のキャリアアドバイザーと1〜2週間に一度は連絡を取る必要がある】
『転職エージェントに登録した後はキャリアアドバイザーからの連絡を待つだけでいい』と考えている方もいますが、これはダメです。
キャリアアドバイザーが担当しているのはあなただけではありません。
自ら積極的にキャリアアドバイザーに連絡を取りに行かないと、徐々にあなたの存在感が薄れてしまい、良い求人が出ても他の方に回されてしまいます。
最低でも1〜2週間に一度はキャリアアドバイザーと連絡を取り、自分の存在感をアピールするようにしましょう。
【4.すぐに転職したいと伝える】
どの転職エージェントにも共通していることですが、転職活動に意欲的な求職者ほど熱心にサポートしてもらえます。
つまり、『今すぐにでも転職したい』という方と、『良い求人があればいずれ転職したい』という方では、前者の方が良いサポートを受けやすくなるのです。
これは転職が決まる度に報酬を受け取れるビジネスモデルに理由があると考えられます。
転職エージェントをうまく活用するためにも、転職意思が強いことをアピールしましょう。
【5.推薦文を確認する】
前述しましたが、転職エージェントを使うと求人に応募する際にあなたの推薦文を添付してもらえます。
この推薦文には、応募書類に書ききれなかったあなたの魅力をキャリアアドバイザーがまとめてくれているのです。
企業の採用担当者も、この推薦文をチェックした上であなたと面接を行うので、推薦文の内容について質問を受ける可能性も少なくありません。
そのため、事前に推薦文の内容を確認させてもらうことで、こういった質問にもスムーズに答えられる準備ができるでしょう。
【6.経歴やスキルに嘘をつかない】
少しでも良い条件の求人を紹介してもらうために、自分の経歴やスキルに嘘をつく方がいますが、これは絶対にやってはいけません。
キャリアアドバイザーや企業の採用担当者は採用のプロフェッショナルなので、嘘をついてもすぐにバレます。
嘘が発覚すると転職エージェントとの信頼関係が崩れてしまい、良い条件の求人を紹介してもらえなくなるどころか、最悪サービスの利用を停止される可能性もあります。
今の自分のスキルや経験に見合った最適な求人を紹介してもらってください。
【7.同じ求人に別の転職エージェントから応募しない】
一度不採用になった求人に別の転職エージェントから再応募しようとする方もいますが、これも絶対にダメです。
採用を行う企業は、求人に応募してくれた方の情報をしっかり管理しています。
そのため重複して応募してもすぐにバレます。
このような行為も転職エージェントとの信頼関係を壊すきっかけになりかねないので、絶対にやめましょう。
【8.内定承諾を急かされても焦らない】
転職エージェントによっては、内定が出た途端に早く承諾するよう急かしてくるところもあります。
ただし、急かされたからといって焦って内定承諾してしまうと、後で後悔する可能性も高いです。
決して焦らずに条件面などを一つ一つ確認し、納得した上で承諾するようにしてください。
承諾を迫るキャリアアドバイザーには毅然とした態度で対応しましょう。
9.転職エージェントの利用をおすすめしたい方
【1.自分のキャリアについて相談したい方】
自分のキャリアについて悩みを抱えている方は、転職エージェントの利用をおすすめします。
たまに友人や家族に相談するという方もいますが、キャリアについて的確なアドバイスを提供できるのは転職エージェントだけだと考えておいてください。
それは転職エージェントが、常に転職市場の動きや業界の最新データをキャッチしているからです。
【2.選考をなかなか突破できない方】
選考をなかなか突破できないという方は、企業が求める人物像を的確に把握できていなかったり、自分の魅力をうまく伝えられなかったりするように、選考対策そのものに問題がある場合が多いです。
このような方も転職エージェントを活用して、しっかりと選考対策を受けることをおすすめします。
転職エージェントにはこれまでに数多くの転職希望者を支援してきた実績があるので、自力で選考対策を行うよりも効果的です。
【3.未経験業界に転職したい方】
特に30代以降で未経験業界に転職したいという方は、転職エージェントを活用すべきです。
20代であれば年齢的なメリットがあるため、自力でも転職できる場合が多いですが、30代以降になるとかなり難しくなります。
企業と独自のコネクションを持つ転職エージェントを活用することで、転職できる可能性もグッと高まるでしょう。
【4.ブラック企業に転職するリスクを抑えたい方】
『ブラック企業への転職は絶対に避けたい』と考える方は多いでしょう。
自力で転職活動をすると、意外と気づかずにブラックな求人に応募してしまうものです。
その点、転職エージェントでは利用者の満足度を高めるために、掲載する求人を厳しく精査しています。
そのため安心して求人に応募することができるのです。
10.転職エージェントの利用の流れ
【1.個人情報の登録】
転職エージェントを利用する際にまずやらなければいけないのが会員登録です。
これは転職エージェントのホームページから行えます。
登録する内容は個人情報とこれまでの簡単な職務経歴などです。
登録が完了したら、数日以内に次のキャリアアドバイザーとの面談日程調整連絡が来るので、都合の良い日時を指定してください。
【2.キャリアカウンセリング】
キャリアアドバイザーとの面談では主に以下の4点について確認されます。
- 転職希望時期
- 転職理由
- これまでの経歴やスキル
- 転職希望条件
そのため事前に自分の中で整理しておくとスムーズに受け答えできるのでおすすめです。
面談時間は転職エージェントにもよりますが、おおよそ1時間程度見ておくと良いでしょう。
できれば直接転職エージェント先に出向いて面談する方が良いですが、どうしても時間がないという方は電話面談などで対応してもらえることもあるので確認してみてください。
【3.求人紹介】
キャリアカウンセリングで今後の転職活動の方向性が定まったら、それにマッチした求人を紹介してもらいます。
ここでは紹介してもらえた求人一つ一つをしっかり自分の中で確認し、どの求人に応募するか決めましょう。
気になる求人があればキャリアアドバイザーにその旨を伝えて、応募の準備に取り掛かります。
【4.応募】
まず準備しなければいけないのは、応募書類です。
こちらはキャリアアドバイザーのアドバイスを参考に、丁寧に仕上げてください。
完成したら必ずキャリアアドバイザーに添削してもらいましょう。
求人への応募はキャリアアドバイザーが対応してくれます。
【5.面接】
応募書類が無事に通ったら、いよいよ面接になります。
面接は見極められるポイントが決まっているため、事前にどういうポイントを見られるのかキャリアアドバイザーに確認しておきましょう。
時間に余裕があれば模擬面接などを受けて、万全の対策を整えて臨んでください。
万が一不合格になってしまったら、何が原因だったのかキャリアアドバイザーを通してフィードバックをもらい、次の面接に活かすようにしましょう。
【6.内定】
無事に面接を合格できたら内定になります。
ここではすぐに内定承諾するのではなく、年収などの条件面について詳しく確認し、納得した上で内定承諾するようにしましょう。
もし気になる点があれば速やかにキャリアアドバイザーに伝えて、調整してもらってください。
【まとめ】転職エージェントの正しい選び方をマスターすべし!
納得のいく転職を実現するために転職エージェントのサポートはなくてはならないでしょう。
しかし、数ある転職エージェントの中から自分に最適なサービスを見つけるためには、正しい選び方をマスターすることが欠かせません。
最後に今回ご紹介した転職エージェントの選び方ポイントをおさらいしておきましょう。
- 複数の転職エージェントに登録して後から絞り込む
- 優秀なキャリアアドバイザーがいるかどうかをチェック
- 紹介してもらえる求人数の多さをチェック
- 口コミの良い転職エージェントを選ぶ
- 自分の理想の転職に合わせて選ぶ
この記事を読んでくださった方が、自分にぴったりの転職エージェントを見つけられるよう祈っています。
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