コールセンターの仕事で鬱病寸前に!手遅れになる前に転職を決意した!

みんなの転職体験談

会社が倒産し派遣でコールセンターに入社

5年以上勤務していたオフィスが倒産してから、繋ぎの仕事として派遣会社を通してコールセンターのお仕事に就いていました。

最初は、「繋ぎの仕事だから一生続くわけじゃないし気軽にやろう」というくらいの気持ちで挑んでいました。

本来、仕事には200%集中し力を注ぐタイプのため、心で抑えながらもやはり集中してコールセンターのお仕事をしている自分がそこにはありました。

時には、コールセンターのお仕事をしばらく続けてみようかなと思う日もありました。

研修期間1ヶ月の間は、優しい上司に支えられ、徐々に受電をしていました。

研修期間を終えてからは、何年もコールセンターで勤務しているスタッフに混ざり、ぶっつけ本番で受電をし、ワケの分からない研修では習ったことがないような場面にも遭遇しました。

企業の受電ということで、基本クレームはないといわれていましたが、やはりクレームが大半となっていました。

小休憩は1日に数回あり、その間でそれまでに起こった出来事を全て忘れなければ、精神的にも参ってしまう状況でした。

あっという間に1日が過ぎるということもなく、最初の数週間は、右から左に流すような姿勢を大切にしなきゃやっていけないと上司からもアドバイスを受けていました。

恐怖感で手の震えが止まらない!鬱病ギリギリの精神状態

コールセンターのお仕事を初めてから2ヶ月ほどが経過し、頭では仕事が慣れてきたという考えがありました。

ところが、受電をするたびに、手の震えや信じられないほどの恐怖感に襲われている自分がいました。

そんな自分に気づいたのは、周りのコールセンターで働く同僚でした。

ふと気づくと、受話器を抱えた手は震えており、心臓もバクバクしていました。それでも、これは仕事だからと割り切っていたものの、ある日、胃に激痛が走り病院へかけつけました。

検査をして、胃潰瘍と診断され精神的にも鬱っぽくなっていると診断されました。

そして、そのことを派遣会社に相談し、ご理解いただき退職しました。

療養しながら業務委託メインの仕事に転職

これを転職と言っていいのか定かじゃないですが、上記のコールセンターを退職したあとも数ヶ月は体調が優れなかったため、療養しながら業務委託メインの仕事をしていました。

今まで、自分を大切にするということを忘れていたことを気づかされる期間でもありました。

この先どうなるか心配もありましたが、体調管理を優先して数ヶ月間過ごした時間は、お金では買えないことで溢れていました。

自分にマッチする仕事と巡り合うまでには、衝突を乗り越えなければいけないこともあるんだと、まだまだ未熟者な自分でも人生を振り返ってみることができた失敗と成功でした。

転職をするにあたって、1番大切にしていたのは焦らないことでした。

もちろん生活のこともありますので、焦りは正直あります。

それでも、焦って見つけたコールセンターのお仕事のように二の舞となってしまうのもいけないと思い、焦らずに新しいお仕事を探しました。

インターネットで派遣や転職サイトなどを通して、いくつか候補をピックアップしたり、街を散歩しながら興味ある会社や求人広告が出ているショップなどを探したり、色々な方法を使って転職に向けて行動していました。

今まで音楽関係の仕事や英語通訳の仕事も経験があったため、そちらのほうにも目を向けていました。

ただ、問題点がそこにはありました。コールセンターのお仕事で胃潰瘍と鬱手前になってからは、体調を崩してしまうことも多かったのです。

それもあって、本当に少しずつ完全仕事復帰に向けてペースを整えていました。

もちろん、仕事を探していく上で、コールセンターの仕事は二度としないという気持ちもあったため、求人広告にはコールセンターと出ていなくても、実際面接を受けたらコールセンターのお仕事だったということもありました。

その時は、即座に辞退しました。

現在は、クラウドワークス様を通してライターのお仕事に徹しています。

コールセンターのお仕事の時期から2年ほど経過し、現在は家族の介護をしながら業務委託メインの仕事をしています。

うつ病で手遅れになる前に転職という選択も必要

この体験談を読んでいらっしゃるかたの中にも、きっと現在のお仕事に不満や悩みなどを持っていて転職を考えているかたも多いと思います。

転職をする時に一番気を使うのは、退職の時だと、自分の経験を通して痛感しました。

時と場合によっては、病気になる前に嘘も方便で何か理由を作って退職し、新しい仕事に転職することもアリの時代なのかなと感じています。

手遅れになる前に、新しい自分の可能性を開いていくのは自分自身なんだというのもわかりました。

皆さんも、転職を考えていらっしゃるなら思い切り自分を信じて素敵なキャリアを積んでいけるように邁進できること願っています。

タイトルとURLをコピーしました