- 1.第二新卒で転職を成功をさせるならここを意識!
- 2.第二新卒とは?
- 3.第二新卒で転職をする時に意識する5つの事
- 【1.転職して何を実現したいのか明確にする】
- 【2.会社が第二新卒に求めていることを把握すべし】
- 【3.自分の身の丈に合った会社を選ぶ】
- 【4.面接対策は抜かりなく】
- 【5.1〜3月の時期を狙う】
- 4.第二新卒の転職で失敗しないための注意点
- 【今の会社で働きながら転職活動を行う】
- 【新卒よりも求人は少なくなることを覚悟する】
- 【次の転職先には3年以上勤める】
- 【今の会社とは円満退社を目指す】
- 5.第二新卒の転職理由
- 【もっと成長できる環境で働きたい】
- 【職場の人間関係が悪い】
- 【もっと給料の良い会社で働きたい】
- 【ワークライフバランスを重視したい】
- 6.第二新卒で転職するなら転職エージェントを活用
- 【転職エージェントはキャリアコンサルタントの質で選ぶ】
- 【転職エージェントを使い倒すための注意点】
- 【転職エージェントを使ってうまくいかなかった時は?】
- 【まとめ】第二新卒の求人は意外と多い
1.第二新卒で転職を成功をさせるならここを意識!
新卒で入社した会社を短い期間で退職してしまった第二新卒の中には、『転職活動がうまくいくのか?』と不安に思う方も多いでしょう。
今回の記事では、第二新卒の方が転職を成功させるために意識してほしいこと、失敗しないために注意してほしいことをまとめてご紹介します。
意識すべきことは以下の5つです。
・転職して何を実現したいのか明確にする
・会社が第二新卒に求めていることを把握すべし
・自分の身の丈に合った会社を選ぶ
・面接対策は抜かりなく
・1〜3月の時期を狙う
この5つのポイントを押さえれば、転職活動もスムーズに進みます。
また、失敗しないために注意してほしいことは以下の通りです。
・今の会社で働きながら転職活動を行う
・新卒よりも求人は少なくなることを覚悟する
・次の転職先には3年以上勤める
・今の会社とは円満退社を目指す
『第二新卒として理想の会社で再スタートを切りたい』という方は是非最後までご覧ください。
2.第二新卒とは?
そもそも第二新卒とはどういう方を指すのでしょうか?
一般的には、学校を卒業して3年未満の求職者といった認識になっておりますが、ハッキリとした定義はありません。
そのため人によって微妙に解釈が違う点に注意してください。
3.第二新卒で転職をする時に意識する5つの事
それでは早速、第二新卒で転職する際に意識してほしいことをご紹介していきます。
【1.転職して何を実現したいのか明確にする】
まず大前提として、自分が何のために転職するのかという、目的をハッキリさせましょう。
転職したいと思うのは、今の会社では手に入らない「何か」を得たいからです。
それは「お金」かもしれませんし、「時間」かもしれません。
または自分の適性を活かせる「仕事」かもしれないでしょう。
転職の目的が明確になれば、会社を選ぶ大きな軸を作ることができます。
【2.会社が第二新卒に求めていることを把握すべし】
転職を成功させたいなら、自分の希望だけでなく相手が何を求めているかという視点を持つ必要があります。
あなたが必死になってアピールしていることも、見当違いであれば相手には全く響きません。
全ての会社に当てはまるわけではありませんが、一般的に第二新卒を求める会社の場合、基本的なビジネススキルを備えつつも、自社の社風に馴染みやすい人材を求める傾向があります。
社会人経験が浅い分、変な仕事の癖がなく、教育しやすいということです。
このように一つ一つの会社がどういう目的で第二新卒を採用しようとしているのか、自分なりに考えるようにしてください。
【3.自分の身の丈に合った会社を選ぶ】
自分のスキルや経験では遠く及ばないようなハイスペックな求人に応募し続けても、採用されることはありません。
まずは自分の転職市場価値を知ることが大切です。
自分の転職市場価値について客観的なアドバイスを貰いたい場合、転職エージェントを活用すると良いでしょう。
転職エージェントは、これまでにたくさんの第二新卒者の転職をサポートしてきています。
そんな方々と比較した時にあなたのスキルや経験がどれほどの価値なのか、的確に見極めてくれるでしょう。
【4.面接対策は抜かりなく】
第二新卒者にとっての最難関は、採用面接といっても過言ではありません。
特に新卒で入社した会社を早々と辞める理由については、かなり細かく聞かれることになるでしょう。
『うちの会社もさっさと辞められてしまうのでは?』といった懸念があるからです。
こういった懸念を払拭するためにも面接対策は特に念入りに行うべきです。
『なぜ前の会社を辞めたのか』『なぜこの会社を選んだのか』『この会社ではどんな仕事をしたいのか』
予想される質問にはしっかりとした回答を準備しておいてください。
【5.1〜3月の時期を狙う】
第二新卒者に限った話ではありませんが、中途採用が盛り上がる時期を狙って転職するのも効果的でしょう。
時期としては1〜3月がおすすめです。
これは多くの会社で3月を年度末に設定しているためです。
年度末を一つの区切りとして新しい求人を出す会社も多くなります。
また、1〜3月に中途採用が盛り上がるのは、4月入社の新卒と一緒に研修を行えるからという理由もあります。
こういった追い風をうまく味方につけると、よりスムーズに転職活動を進めることができるでしょう。
4.第二新卒の転職で失敗しないための注意点
続いては、第二新卒の転職で失敗しないために、あらかじめ知っておくべき注意点を取り上げます。
【今の会社で働きながら転職活動を行う】
まず、次の転職先が決まるまで、今の会社は辞めてはいけません。
退職した後に転職活動をスタートさせる方もいますが、精神的なストレスが大きくなるので絶対にやめましょう。
書類選考や面接での不合格が続くにつれて、『このままでは一生無職になってしまう』というプレッシャーがずっしりと肩にのしかかってきます。
こういったプレッシャーに焦らされながら転職活動を行っても、うまくいくはずがありません。
仮に時間的な余裕がなかったとしても、今の仕事の合間を縫って、上手に転職活動をするようにしてください。
【新卒よりも求人は少なくなることを覚悟する】
年齢だけを見ると新卒とさほど差はありませんが、それでも新卒採用に比べると求人数は劣ります。
あまりに理想の条件を掲げすぎると受けられる会社が無くなってしまうでしょう。
前述した転職の目的をベースに、譲れない条件は一つだけに絞るようにしてください。
場合によっては全く違う業界をチェックしてみるのもおすすめです。
第二新卒だと、違う業界への転職もしやすいので、可能性を広げる意味で試してみてください。
【次の転職先には3年以上勤める】
20代で何度も転職を繰り返していれば、定着率の悪い人材だというレッテルを貼られてしまいます。
次の転職先には最低でも3年以上は勤め続ける覚悟でいましょう。
そのためにも、第二新卒の転職活動は慎重に行うべきです。
会社の表面的な情報だけでなく、実際に働いている人の声をチェックしたり、事前の情報収集には特に力を入れましょう。
【今の会社とは円満退社を目指す】
同じ業界へ転職する場合、将来的に前職の会社と一緒に仕事をするという可能性も出てきます。
前職で円満退社ができていなければ、いざ前職の会社と一緒に仕事をすることになった際にギクシャクとした雰囲気になってしまいます。
これでは次の転職先にも迷惑をかけてしまうことになります。
また、前職が新卒で入った会社の場合、同じ釜の飯を食べた同期もかけがえのない存在でしょう。
こういった縁を大切にするという意味でも、トラブルのない円満退社を目指してください。
5.第二新卒の転職理由
転職を決める理由は人それぞれですが、多くの第二新卒者はどういった理由で転職に動くのでしょうか?
特に多く挙げられる理由を厳選してご紹介します。
【もっと成長できる環境で働きたい】
やる気に満ち溢れている若者は、常に自己成長できる環境を探し求めているものです。
環境が人材の成長に与える影響力はとても大きいでしょう。
早い段階で現場の最前線に駆り出され、もがきながら腕を磨いている人材と、どんな新人にもできる単純な仕事ばかり繰り返している人材では成長スピードも全く異なります。
早く一人前のビジネスパーソンになりたいなら、どんどん仕事を任せてもらえる環境に身を移すのもアリでしょう。
【職場の人間関係が悪い】
どんな職場でも起こりがちな問題ですが、人間関係によるトラブルはなかなか改善できません。
自分の力ではどうしようもないため、結果的に転職という選択が取られるのです。
特に第二新卒のような若い時期は、しっかりと仕事に集中できる環境に身を置くべきです。
人間関係のような余計なトラブルが頻繁に起こる会社からは、さっさと脱出する方が良いでしょう。
【もっと給料の良い会社で働きたい】
多くの方にとってお金は働く上でのモチベーションになります。
自分の実力に見合った給料を貰えるからこそ、仕事も頑張ることができるのです。
よほど今の仕事に対する満足度が高くない限り、低い給料にはいずれ我慢できなくなるでしょう。
特に将来的に家庭を持ちたい男性ならば、より良い給料の会社を目指すのは当然です。
【ワークライフバランスを重視したい】
身体を壊してしまうような激務の会社で働いてる場合も、転職に踏み切る人が多いです。
しっかりとプライベートの時間を確保できてこそ、仕事にもハリがでるもの。
日本には過労が原因で病気になったり、自ら命を絶つ人も少なくありません。
もっとワークライフバランスを意識した働き方がしたい場合も、転職を検討しましょう。
6.第二新卒で転職するなら転職エージェントを活用
第二新卒で転職を成功させるためには転職エージェントのサポートが欠かせません。
『転職活動でまず初めに何をすべきか分からない』という方は、まず転職エージェントに登録することから始めましょう。
自分一人の独断で転職活動を進めるよりも、プロによるアドバイスを受けながら進める方が効率的なのは言うまでもありません。
あなたにぴったりの会社の紹介から、履歴書対策、面接日の調整、内定後フォローまでしっかりサポートしてくれるでしょう。
ただし『たくさんある転職エージェントの中からどれを選べばいいか悩む』という人も少なくありません。
そこで転職エージェントを選ぶポイントについてご紹介します。
【転職エージェントはキャリアコンサルタントの質で選ぶ】
転職エージェントを見極めるポイントは、担当してもらうキャリアコンサルタントの質です。
あなたの転職は担当するキャリアコンサルタントの腕にかかっていると言っても過言ではありません。
転職エージェントに登録するとキャリアコンサルタントとの面談が設定されるので、そこでしっかり質を見極めましょう。
ポイントとしては「自分のキャリアを考えて会社を紹介してくれるか」「転職希望の業界に関する深い知識があるか」です。
このポイントをクリアしていない場合は、担当を変えてもらうか別の転職エージェントに切り替えましょう。
【転職エージェントを使い倒すための注意点】
転職エージェントを上手に使い倒すためには注意点を押さえておく必要があります。
具体的には以下の4点です。
・複数の転職エージェントを使い分ける
・2週間に一回は担当に連絡を入れる
・すぐにでも転職したいという意思を伝える
・自分の経歴をごまかさない
一つずつ解説していきます。
まず転職エージェントは2〜4つほど同時に活用すべきです。
転職エージェントはそれぞれ得意分野を持っています。
例えば大手の場合は「業界を横断した圧倒的な求人数」、業界特化タイプのエージェントでは「他では扱っていないニッチな求人」などです。
それぞれの転職エージェントの強い部分をうまく使い倒すことで、メリットを最大限に活用できるのです。
また、担当のキャリアコンサルタントには定期的に連絡を入れておきましょう。
これは自分の存在をアピールするためです。
キャリアコンサルタントは一人で数十人の求職者を担当します。
存在感を引き立てることで『良い案件があれば、この人を紹介してみよう』となるのです。
続いて、転職時期についてですが、『すぐにでも転職したい』と伝えてください。
『いずれ転職したい』程度のスタンスでは、キャリアコンサルタントも優先順位を上げてくれません。
あなたに会社を紹介するのは、転職エージェントにとって大切な仕事なのです。
こちらも本気の意思を見せないと相手にしてもらえなくなります。
最後に、自分の経歴は絶対にごまかさないでください。
もし、経歴に嘘があり、それが途中で発覚すれば、今後良い条件の会社は紹介してもらえません。
転職エージェントの仕事は、求人を出したい会社との密接な信頼関係の上に成立しています。
経歴に嘘をつくような人材を紹介すれば、その信頼関係が崩れてしまうのです。
そのため、経歴に嘘をついた場合、利用を中止させられるか、人気のない求人ばかりを回されることになるでしょう。
【転職エージェントを使ってうまくいかなかった時は?】
『もし、転職エージェントを使っても転職がうまくいかなかった時はどうすればいいの?』
このような質問もよくあります。
その場合は、以下の3つの方法が考えられるでしょう。
・ハローワークを利用する
・転職サイトを利用する
・出身校のキャリアセンターを利用する
こちらも一つずつ見ていきます。
まず、よく知られているハローワークについてです。
ハローワークは全国に設置されており、誰でも気軽に利用できるのでおすすめです。
扱っている求人数も圧倒的に多いので、相談員の方のアドバイスを受けながら自分に合った会社を探してみてください。
続いて、一般的な転職サイトを利用することが挙げられます。
こちらは自力で転職活動をする方法です。
非常に多くの転職サイトがあるため、迷った方はまずリクナビNEXTに登録しましょう。
業界最大手のため信頼感があります。
最後に、意外と知られていませんが、自分の出身校のキャリアセンターを利用するという方法もあります。
多くの学校では、卒業生の就職もサポートしてくれるので、うまくいけば学校とコネクションのある会社に入社できる可能性があります。
是非忘れずにチェックしてください。
【まとめ】第二新卒の求人は意外と多い
第二新卒の求人を探してみると、意外と多いことに気付くでしょう。
確かに新卒の採用枠に比べると劣りますが、転職者の数は新卒採用の学生に比べてかなり少ないので、競争率もそこまで高くありません。
若手の人材不足に悩んでいる会社が多いのです。
このようにチャンスがあるからこそ、しっかり対策を立てて確実に転職を成功させるべきでしょう。
最後にポイントをおさらいします。
・転職して何を実現したいのか明確にする
・会社が第二新卒に求めていることを把握すべし
・自分の身の丈に合った会社を選ぶ
・面接対策は抜かりなく
・1〜3月の時期を狙う
この5つのポイントは転職活動時に忘れず押さえてください。
また、注意点は以下の通りです。
・今の会社で働きながら転職活動を行う
・新卒よりも求人は少なくなることを覚悟する
・次の転職先には3年以上勤める
・今の会社とは円満退社を目指す
意識すべきポイントと注意点を事前に把握しておくだけで、転職活動がうまくいく可能性もグッと高まるでしょう。
是非参考にしてみてください。
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