- 1.営業辞めたい人は転職すべき!理由と今後について詳しく解説
- 2.営業を辞めたいと思う理由
- 【自社製品が信頼できない】
- 【ノルマがきつい】
- 【飛び込み営業が辛い】
- 【人付き合いが苦手】
- 【拘束時間が長い】
- 【体力がもたない】
- 【出費がかさむ】
- 3.営業を辞めたい人におすすめの対処法
- 【自分なりの目標を立てる】
- 【売れない原因を考える】
- 【セールストークをブラッシュアップする】
- 4.営業辞めたい人は転職を考えた方が良い4つの理由
- 【1.合わない仕事を続けると生きるのが辛くなるから】
- 【2.仕事のストレスで身体を壊す危険があるから】
- 【3.営業のキャリアが長くなれば営業職にしか転職できなくなるから】
- 【4.年齢が若ければ異業種へも転職もしやすいから】
- 5.営業を辞めたい人はこれからどうすべき?
- 【まずは転職エージェントに登録】
- 【貯金する】
- 【退職の準備を進める】
- 6.営業を辞めたい人が転職を成功させるポイント
- 【本当に営業職の仕事が辞めたい理由なのか振り返る】
- 【ルート営業の求人を探す】
- 【幅広い求人をチェックする】
- 7.営業を辞めたい新卒が考えるべきこと
- 【本当にこれ以上は働けないか?】
- 【転職先に求める条件を整理する】
- 【転職理由と志望動機を練り上げる】
- 8.営業の仕事を辞めたいけど30代でも転職できる?
- 【30代でも異業種への転職は可能】
- 【まずは職業訓練を受けてみる】
- 【まとめ】営業を辞めたいと思うのは甘えではない
1.営業辞めたい人は転職すべき!理由と今後について詳しく解説
「営業の仕事=厳しい」というイメージはありませんか?
実際に営業職に就いていて毎日が辛い人も多いでしょう。
営業の仕事を辞めたいと思うなら早めに転職すべきです。
理由としては以下の4点が挙げられます。
・合わない仕事を続けると生きるのが辛くなるから
・仕事のストレスで身体を壊す危険があるから
・営業のキャリアが長くなれば営業職にしか転職できなくなるから
・年齢が若ければ異業種へも転職もしやすいから
では、『いざ転職しよう』となればどうすればいいのでしょうか?
それには以下の3つの行動が必要になります。
・まずは転職エージェントに登録
・貯金する
・退職の準備を進める
今回は、営業の仕事を辞めたい人向けに、早めに転職活動を始めるべき理由と今後の行動について詳しく解説します。
『自分は営業職に向いていない』『営業の仕事を辞めたいけど辞めていいのか分からない』といった人は是非最後までご覧ください。
2.営業を辞めたいと思う理由
営業を辞めたいと思う理由は人それぞれです。
こちらでは特に多い理由を厳選してピックアップしています。
あなたの辞めたい理由と照らし合わせてみてください。
【自社製品が信頼できない】
自分が心の底から良いと思えない自社製品を売らなければならないのは本当にキツイです。
営業の仕事に就けばこのような状況に立たされることも多いでしょう。
無理やり商品の良いところを作り上げ、顧客に説明することで、まるで詐欺師になったかのような気分に陥ります。
こういった罪悪感から営業の仕事を辞めたいと思う人は多いです。
【ノルマがきつい】
「営業の仕事=ノルマがきつい」といったイメージは一般的でしょう。
とにかくきついノルマを設定され、日々数字を追いかけ続けるプレッシャーに耐えられなくなる人も多いです。
営業とノルマは切っても切り離せない関係と言えます。
目標を追いかけることに疲れてしまった人は営業の仕事はできません。
【飛び込み営業が辛い】
飛び込み営業が成功する確率は0.3%と言われています。
つまり1000件飛び込み営業して、3つの契約が取れる計算になりますが、肉体的にも精神的にも耐えられなくなる人が多いです。
特に年齢が高くなるほどそう感じる人が多くなるでしょう。
【人付き合いが苦手】
営業は商品を顧客に説明し、紹介する仕事ですが、それだけでは売れません。
スッと相手の懐に入り、信頼関係を作ることが大切なのです。
そもそも人付き合いが苦手であれば、なかなか顧客と良い関係を築くことも難しいでしょう。
結果的に数字にも結びつかないため、そのまま辞めていく人も少なくありません。
【拘束時間が長い】
営業の仕事は、基本的に顧客のスケジュールで動くことになります。
『この時間に来てください』と言われれば、その時間に行かなければなりません。
そういう意味で自然と拘束時間が長くなるのです。
自分の自由な時間も確保したいという人は、徐々に耐えられなくなってしまいます。
【体力がもたない】
夏のギラギラとした日差しの中、冬の息が真っ白になるほど極寒の中、営業マンは外回りに出かけて行きます。
正直かなり体力を使う仕事だと言えるでしょう。
一日働き終えれば身体はクタクタです。
『もう体力の限界!』という人も多くが辞めていきます。
【出費がかさむ】
あなたは営業の方からちょっとした手土産を貰った経験はありませんか?
あれはほとんどの場合、営業の人が自腹を切って購入しているものです。
もちろん手土産以外に、交通費なども自腹になります。
顧客のためとはいえ、細々とした出費がかさむことに耐えられないという人も意外と多いのです。
3.営業を辞めたい人におすすめの対処法
『早く営業の仕事を辞めたい』と思われている方も少しだけ待ってください。
もしかするとちょっとした対処法でその気持ちが変わる可能性もあります。
以下にご紹介する方法を試してみてください。
【自分なりの目標を立てる】
営業の場合、ノルマが設定されますが、それとは無関係に自分なりの目標を立ててみてください。
自分で設定した目標なら頑張る気持ちも湧いてきます。
長期的な目標も大切ですが、日々の中に目標を設定することも毎日達成感を味わえるため効果的です。
どうしても自分なりの目標が立てられないという方は、ノルマを達成するために必要なことを日々の目標に設定すると良いでしょう。
【売れない原因を考える】
行き当たりばったりで顧客に商品を紹介しても、売れるようにはならないでしょう。
『なぜこの顧客には売れなかったのか?』と原因をしっかり考えてください。
もし自分の売り方に原因があるならば、そこを改善することで売り上げも上がっていくでしょう。
商品が売れるようになれば、自然と仕事にも前向きになれます。
【セールストークをブラッシュアップする】
セールストークは営業マンの武器です。
武器が錆びついていればうまく戦えないでしょう。
セールストークは常にブラッシュアップし続ける必要があります。
自分が作り上げた武器で顧客を獲得できれば、達成感も得られるので試してください。
4.営業辞めたい人は転職を考えた方が良い4つの理由
ちょっとした対処法ではどうしようもない場合、転職を考えるべきです。
こちらではその理由について取り上げていきます。
【1.合わない仕事を続けると生きるのが辛くなるから】
一日8時間、週に40時間、これを数十年続けるとなれば、仕事が人生の中で占める割合も非常に大きいと言えます。
仕事が自分に合っていなければ、人生が辛くなる可能性が高いでしょう。
すでに『自分は何のために生まれてきたんだ?』ともがき苦しんでいる方は要注意。
自分にぴったりの仕事に転職することで、こういった悩みも一気に解決できるでしょう。
【2.仕事のストレスで身体を壊す危険があるから】
残念ながら日本には仕事が原因で病気を患ったり、自殺してしまう人が後を絶ちません。
身体を壊してしまえば、日常生活に支障が出るだけでなく、他の仕事に就くことも難しくなります。
我慢できないほどのストレスにさらされ続けるのは危険です。
身体が壊れる前に転職すべきでしょう。
【3.営業のキャリアが長くなれば営業職にしか転職できなくなるから】
例えば営業一筋で40歳の人材がいたとすれば、営業職以外への転職はかなり難しくなるでしょう。
転職する際に重要になるのがキャリアです。
会社は今まで培ってきたスキルをちゃんと活かせそうかどうかを見極めてきます。
営業の仕事が自分に合わないと思ったら、早めに転職活動を始めないと、どんどん不利な状況に陥ってしまうのです。
【4.年齢が若ければ異業種へも転職もしやすいから】
20代であれば異業種へキャリアチェンジしても、十分やり直す時間があります。
しかし、30代、40代と年齢が上がるにつれて、徐々にハードルが高くなっていくのです。
年齢が上がれば改めて新しい仕事を覚え直すことにも相当な労力が必要になります。
転職に踏み切る行動が遅れると、営業の仕事にしがみつかなければならなくなるのです。
5.営業を辞めたい人はこれからどうすべき?
特に転職活動をしたことがない方にとって、『まず何から手をつければいいのか分からない』というケースも少なくありません。
こちらでは営業の仕事を辞めると決めた後の具体的な行動についてご紹介します。
【まずは転職エージェントに登録】
真っ先にやるべきは、転職エージェントに登録することです。
転職を成功させたいなら、転職のプロである転職エージェントのサポートが欠かせません。
キャリアコンサルタントがあなたの希望や経歴、適性を考慮しておすすめの会社を厳選してくれるので、自力で転職活動するよりもかなり効率的です。
必要に応じて、履歴書の添削や模擬面接などもしてもらえるのでかなり心強いでしょう。
転職者は転職エージェントのサービスを無料で使えるので、活用しない手はありません。
【貯金する】
クリーニング代や交通費、散髪代と転職活動には何かとお金がかかります。
今の会社を退職した後に転職活動を始める場合は、当面の生活費も確保しなければなりません。
転職すると決めたらできるだけ余計な支出を抑え、貯金しておきましょう。
長期化する可能性も考えて、30万円ほど貯金しておくことをおすすめします。
【退職の準備を進める】
『来月には退職します』『いや、それは困る』
こういったやり取りはできるだけ避けて、スムーズに転職したいものです。
そのためにも早めから退職の準備を進めておきましょう。
上司に話す退職理由は引き止められないようなものを用意すべきです。
『新しく挑戦したい仕事ができました』と伝えるのがベター。
あとは自分の仕事の引き継ぎさえ上手くやればOKです。
転職予定日の2〜3ヶ月前には、上司に話しておくとスムーズに進みます。
6.営業を辞めたい人が転職を成功させるポイント
続いて、転職活動を成功させるために必要なポイントをチェックしましょう。
【本当に営業職の仕事が辞めたい理由なのか振り返る】
営業の仕事を辞めたい方の中には、営業職そのものが辞めたい原因ではないパターンもよくあります。
『職場の人間関係が辛い』『給料が低い』などはその典型的な例でしょう。
こういった場合、営業職以外に転職しても解決しません。
本当に職種を変える必要があるのかどうか、まずはハッキリさせましょう。
【ルート営業の求人を探す】
『飛び込み営業が苦手』『新規の顧客開拓がキツイ』といった方には、ルート営業に転職するという方法もあります。
ルート営業はすでに取引している顧客に対し、何か困っていることはないかヒアリングする仕事です。
顔見知りの顧客の対応になるので気持ち的にも楽でしょう。
営業経験者であれば採用されやすい点もメリットだと言えます。
【幅広い求人をチェックする】
『文系の自分には営業職しかない』と勝手に思い込んでいませんか?
世の中には3万種類の仕事が存在しています。
あなたが就いてる営業職はその中の一つに過ぎないのです。
自分の思い込みで可能性を狭めてしまうのはかなりもったいないでしょう。
できるだけ幅広い求人をチェックして、自分に合う新しい仕事を探してください。
7.営業を辞めたい新卒が考えるべきこと
めでたく無事に就職が決まった新卒も、いざ営業の仕事を始めれば『こんなはずじゃなかった』と思うこともあるでしょう。
こちらでは、新卒で早くも営業の仕事を辞めたいと考えている方が、まず考えるべきことをご紹介します。
【本当にこれ以上は働けないか?】
『これ以上続けたら身体が壊れる』『すでにうつ病を発症してる』
こういった方は今すぐにでも転職すべきです。
一方で『何となく仕事が楽しくない』程度であれば、もう少し頑張りましょう。
新卒で入社した会社を早々と退職するのはリスクがあるからです。
大したスキルも身につかず、かつ「定着率の悪い人材」というレッテルを貼られることになるのです。
若くして転職を軽々と繰り返せるのは、相当にポテンシャルが高い人材に限られることを覚えておいてください。
【転職先に求める条件を整理する】
それでも転職に踏み切る場合、しっかりと転職先に求める条件を整理しましょう。
それは『●●といった仕事に携われること』であったり、『給料はこれくらい欲しい』などです。
注意したいのは自分の希望ばかりを優先すると、会社に相手にされなくなるということ。
条件を整理したら、優先順位を明確にして、妥協してもいいラインを決めておくことが大切です。
【転職理由と志望動機を練り上げる】
例えあなたが面接をする立場であっても、この2点について注意して聞きたいと思うでしょう。
そのため、転職理由と志望動機については、これでもかというくらい練り上げておく必要があります。
特に早々と会社を退職する理由については、かなり深掘りさせることを覚悟しておきましょう。
おすすめなのは、前の会社に入社して失敗したと思うことを素直に話すことです。
失敗はどんな人でもします。
大切なのは、そこから何を学ぶかでしょう。
『前職でうまくいかなかったのは●●といった理由が原因です。でもその失敗を通して自分の〜〜という強みを知ることができました。この強みを御社の△△に活かしたいと考えています』
このようにポジティブに話せば、きっと面接官にも伝わるでしょう。
8.営業の仕事を辞めたいけど30代でも転職できる?
30代に突入すると、そう簡単には転職に踏み切れない方も多くなります。
最後に『営業の仕事を辞めたいけど30代で転職できるの?』という疑問にお答えします。
【30代でも異業種への転職は可能】
結論からお伝えすると、30代でも異業種へ転職することはできます。
しかし、そのためには以下の点を覚悟してください。
・自分より若い世代の部下になること
・収入がガクッと下がること
・最初からスキルを磨き直すこと
特に若い会社であれば20代でも責任あるポジションで働く人はたくさんいます。
30代で未経験の異業種に転職するなら、当然自分よりも若い人の下で働く可能性も高いです。
『年下に使われるなんてプライドが許さない』という方は素直に諦めましょう。
また、下っ端として入社することになるので、当然収入もガクッと下がります。
生活面でいろいろ我慢しなければならないことも増えるでしょう。
最も大変なのは、新しい知識やスキルを一から磨き直さなければならない点です。
これには相当な根気がいります。
しばらくの間はほとんどプライベートな時間も作れないでしょう。
これらの覚悟がないと、30代で異業種へ転職するのは厳しいです。
【まずは職業訓練を受けてみる】
30代で未経験の仕事に転職する場合、かなり苦戦することは目に見えています。
即戦力としての力が求められる30代で、スキルと経験のない人材を雇うメリットがないからです。
そのため、まずはハローワークの職業訓練を受けることをおすすめします。
期間にすると半年程度になりますが、実際の現場で使えるような生きたスキルを勉強することができます。
場合によっては、職業訓練を受けた後に実際の会社で実務経験を積むこともできます。
少しでも経験を積んでおくことで、転職も有利になるでしょう。
【まとめ】営業を辞めたいと思うのは甘えではない
『簡単に仕事を辞めるなんて甘えるな!』と一喝したくなる人もいるでしょうが、必ずしも甘えだとは言い切れません。
営業は本当に向き不向きがはっきりする仕事です。
営業に向いていないと思った方は、早めに転職に踏み切るべきでしょう。
最後に今回の記事でご紹介した早めに転職すべき理由をまとめます。
・合わない仕事を続けると生きるのが辛くなるから
・仕事のストレスで身体を壊す危険があるから
・営業のキャリアが長くなれば営業職にしか転職できなくなるから
・年齢が若ければ異業種へも転職もしやすいから
具体的に行動に移すと決めた方は、以下の準備を進めてください。
・まずは転職エージェントに登録
・貯金する
・退職の準備を進める
誰にも相談できずに悩んでいる方は、まず転職エージェントに気軽に相談してみてください。
キャリアコンサルタントがあなたの今後についてどうすべきか、的確なアドバイスをしてくれます。
営業の仕事を辞めたいと悩んでる人にとって、今回の記事が少しでも役に立てれば幸いです。
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