ブラックな英会話学校で起きた陰湿な嫌がらせ!
私は、短大を卒業後に英会話学校の講師として採用されました。
採用後は研修を経て、教室で授業を受け持つことになりました。
私が今回配属された教室は一番評判が悪く、一番生徒数のいない成績低迷教室の一つでした。
配属初日に教室へ朝早くいくと、誰一人として人が来ておらずアルバイトの先生が30分後に着ました。
本来は会社の規則では、10時半には教室に入らなければならないのですが誰一人して守っている人はいませんでした。
教室業務が始まると、専属講師としておじさんが2名、マネージャーが一名、事務の人2人、アルバイトが3名ほどいました。
挨拶をすると「若いやつが来た。すぐやめるべ」と最初から敵意むき出しの対応で正直驚きました。
その後、この教室で仕事をすることに不安が残りましたが何とかうまくやっていこうと決意しました。
それから半年が経ち、私も仕事に慣れ若い世代の先生や、同じ教室の先生の中でも一番授業数を抱えていました。
そのせいで周りからの批判はひどく「どんなことして生徒を集めているんだろうか?」と悪口を言われたりもしました。
それに耐えながらも、何とか仕事を続け一年がたった頃に上層部から「英語科の主任にならないか?」と話がありました。
それを受けて、四月から私は英語科の主任となりました。
そしてその後も嫌がらせなどもたくさんありましたが仕事で成果を出していき、二年が経った頃には教室のマネージャーへと昇進しました。
そして今までのだらだらとした教室の雰囲気を変えていきました。
また同時に、私と同じ教室に勤務していた、おじいさん先生が部長として昇進したのです。
それから驚いたことに、私に対する嫌がらせが本格的になってきました。
ある時は忙しさのあまり電話に出ることが出来ない時がありました。
すると会議の場で「電話に出れないなんて、寝てたんじゃないのか?」などと言いがかりをつけられたり、タイムカードを勝手に押されてしまうなどの嫌がらせも起きました。
それが一年近く続いたため、転職を検討し始めました。
転職が決まったものの、会社が退職させてくれない!
転職を考えてから、私は友人に転職相談をしていました。
すると「うちの会社に通訳としてこないか?」と話を受けました。
私は通訳資格も持っていたため得意分野であり活躍できる自信もありました。
それから友人の会社の社長と部長と内密に話をして、内定をもらいました。
うれしいことに友人の会社は「君の今の会社の問題をすべて片付けてから、来なさい。採用は、君が正式に退職出来た日から出かまわないよ。」と言ってくれました。
講師から転職することを決めて、すぐに部長へ退職届を提出しました。
すると「いまさら退職なんて都合のいい話が認められるはずがないだろう。雇用契約には2か月前に申請と書いてるから、2か月間は働いてもらうよ。」と話をされ驚きました。
初めての経験という事もありどうしていいのかわからなかったので内定をもらった友人の会社の部長に「困っています。どうしたらいいですか?」というと「今からうちの顧問弁護士を行かせるから、安心して準備しなさい。ただし、君が雇ったことにしておいてね。」言われました。
本当にうれしい限りでした。
1時間後には弁護士が私の会社に到着し、部長と社長と私と弁護士で話を始めました。
さすがに法律のプロがいると会社側の対応も驚くほど変わりすんなりと話が進みました。
さらに驚いたことに今までのタイムカード改ざんについてもその場で話をすると「違法ですね。場合によっては裁判で請求しますが。」と弁護士がいうと「今までの分は、改めて計算しなおしてすべて支給します。」と社長が話してきました。
その後はその会社とは、全く問題なく話が進みました。
新しい職場へ元職場から嫌がらせが!しかしまさかの逆転劇!
新しい会社に転職してから、会社に対して恩があるので一生懸命働かせてもら海外事業などでも契約を取ることが出来たりとたくさんの結果を出させてもらっています。
転職してから半年が経った頃、以前に勤めていた会社から「●●さんは、懲戒免職となりました。」などというファックスが送られてきました。
それをすぐに弁護士に渡すと、以前に勤めていた会社側と私がいる現在の会社との話し合いになりかなり大きな問題となりました。
その結果、相手側の嫌がらせがひどいという事から、裁判へと発展していきました。
そして今までの、会社の悪事なども明らかとなり驚いたことに労働基準局も動き始めて捜査という形で会社が捜索を受けたりしました。
その結果、私の隠されていたタイムカードなども出てきました。
本当に衝撃的な会社でした。
それでも現在働いている会社に私はなにからなにまですべてを守ってもらいました。
その恩返しではないですが、残業手当などの未払い分の給料を会社に全額寄付し、社長をはじめお世話になった様々な方へ食事をご馳走したりと、お礼をさせていただきました。
いろいろと迷惑をかけてしまいましたが、その分今でも全力で働き、幸せに暮らすこともできています。
転職できたことに感謝です。
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