物流の仕事は人を変える?!対人関係での悩み
私が働いてきた職の中で数々の辞めたいシーンがありました。その中から抜粋して紹介させていただきます。
配達関連のお仕事についていたのですが、いやはや・・・物流というものは人の人格を変えてしまうものです。
社内や出先、あらゆる対人関係で苦労しました。その時のお話です。
「早く」とせかされ大失敗!配達物を落として上司が激怒
基本的に皆さん生活もかかっているし、丁寧にやらないと話が進まない為、大抵の人たちは丁寧で親切ですよね。
ミスした時でもこちらが上手く対処できれば問題はないかと思います。
しかし、そこに感情が入ってくるとどうにもこうにも抑えきれなくなります。
例えばどこにでもありますが「早く」と言われたところで早くできない状態。
そこで早くしたところで配達物を「ドシャーン!」初歩的なミスでした。
しかしそこで相手は激怒。
上司に怒られてしまいました。
色々と言われたもので精神的にも肉体的も「やめたい」思った瞬間でした。
その時は突然やってくるものです。
突発的に生じた出来事を突発的に対処すると空回りすることが多いです。
その時にはいかに状況を把握して、可能であれば自分の状況を客観的にみれるくらいの余裕は持ちたいものです。
ちょっとした間の悪さで配達先のお客様が大激怒で頭が真っ白に
空気の流れを読めるようになりたい。そんな一件、新しく入居されたお客様のところに伺った時でした。
普段は平然と業務をこなしていたのでいつもの調子のままその方のお名前の確認と、お代をいただくお仕事でした。
あとでわかった事ですが、どうやら私の「間」が悪かったらしく、急に激怒。それも結構恫喝の様な勢いでした。いつもは平然と業務をこなせていたのですが
その時ばかりは足が震え手が震え、更には頭真っ白で計算もろくにできない。惨憺たる状態でした。
時間にしてみれば数秒~数分だったのだと思いますが、この時は数時間出られない個室に閉じ込められた様な思いで「逃げたい」
つまりは「辞めたい」と思った瞬間でした。
その後は代わりの人間に行ってもらう事となったのですが、やはりどうにもこうにも私が嫌だったらしく、どうにも理解を得ることは出来ないとの事でした。
色んな人がいるものですね。
厳しくした後輩からの逆襲!自分の立場が悪くなる結果に!
なるべく丁寧に教えているつもりでも、相手に上手に伝わっているとは限りません。
ちょっとした言葉の表現から「投げやりだ」「狭い先輩だ」その様に感じられてしまう事もあります。
人間日によって気分も変わる事がありますから、いつでも一定でいるというものもなかなか難しいものです。
ついつい上司の影響を受けて言葉をコピーしてしまっていたのが原因。
シチュエーション的には適していたとしても、その人の言葉としては合わなかったのです。
例えば「それさっき言ったよね」「一度しかいわないよ」よく使われる言葉です。
しかし、普段使っていない言葉をコピーして多用していると思わぬ悪印象に繋がることもあります。
ついに後輩の逆襲が始まりました。
なんと私の直属の上司と仲良くし始めたのです。
その後輩の作戦は成功した様で、上司の後輩上げ、私の立場、私の評価を下げる様な行動が始まりました。
後輩の配達エリアを広げ、私が任されていた配達エリアを減らされてしまったのです。
配達関連のみでなく、どこにでもある話ですがその期間ばかりは調子狂い、配達ミスも連発しました。辞めたい。その時でした。
その後、双方との間に入る事で上手い具合に調整が付きましたが、いつだれがどのような思いで行動するかの想定も大事であると感じた一件でした。
退職したいと考えた原因はすべて人間関係
この様に職員同士の人間関係、顧客との人間関係、後輩との人間関係。仕事場には様々なある意味ハードルが待ち構えています。固く考えすぎるのもよくありませんが、
予め様々なケースを想定しておくのも良いでしょう。また自分がミスした時の対応。相手がミスした時の対応。言葉の使い方が易々としていないか。自分の言葉で話せているか。
特に事後処理が最重要となってきます。感情的で突発的な問題が発生した時にいかに冷静に、感情的にならずに対処できるかも重要で、小さな問題を小さく解決することも大切です。
そして小さな問題を発生させないのも大事な仕事。
それが真っ当な業務ならまだしも、イレギュラーな人間関係という問題であるなら、なおさら予防しなければなりません。
様々な職種、業務内容、人、シチュエーションの複数の条件の中で「やめたい」その理由は様々ですが、いつどの場面でその発想が浮かんでくるか、正直言って自分でも予想が付かないのが現実でしょう。
その問題の予防の意味としてもあらゆる問題を想定し、いかに待ち構えて置く事。どっしりと構えるくらいが一番ですね。
あまり私の様に初歩的なシーンで辞めたいと思う事は少ないかもしれませんが、自身の精神力と相談しながら対処方法を考えるのも有効な手段の一つでしょう。
何はともあれ日々の仕事も収入も、安定している事が一番の望みですから。トラブルは禁物です。