所属する営業部は派閥だらけ!働きにくい人間関係に消耗した
食品関連の営業職を3年間頑張ってきましたが、長い目で見た時に自分にとってずっと続けられそうにない事を感じました。
私の所属していた営業部署には15人ほどの社員がいました。
その部署では人間関係が複雑で癖のある先輩社員が何人かいました。
よっていくつか派閥ができお互いを強く意識するような環境にありました。
所属する派閥の中で嫌われると最悪でした。
1人だけ蚊帳の外に置かれ何の情報も入ってきません。
嫌われてしまうと他の派閥に寄り添うことになるのですが、簡単には受け付けてくれません。
最終的にどの派閥にも受け入れてもらえない人は会社から去る形になりました。
頻繁に社員の入れ替わりが行われていたこともあり、会社の業績以外にも気を使うことになり精神的に追い込まれていました。
派閥のあり方に疑問をいだき、耐えられなくなったので退職を決意した
それは所属する派閥のリーダー格である先輩社員の評価を上層部に評価してもらうためのものでした。
自分の所属する派閥の中から上層部のメンバーに昇格できればその派閥の方も美味しい飴をもらう事が出来る。
そのような欲から3つほどの派閥に分かれていたのです。
政治の世界にも派閥は存在するのですが、それは政治の方向性によるものだと思います。
しかし、私の会社の派閥というものは会社の在り方ではなく、先輩社員を上に上げるためのものだったのです。
もちろん他の派閥に所属している社員の悪口や陰口は日常茶飯事に行われていました。
このままでは自分自身の人間性が問われると感じて退職を考えるようになりました。
個人ノルマのプレッシャーをかけられサービス残業も当たり前だった
個人に課せられるノルマがとても大きなプレッシャーになっていました。
年間12ヶ月あるうちの半分ほどは達成が厳しい状態で、今月達成できたかと思うとすぐに来月がやってくる。
プレッシャーの重圧が凄く、夢でもノルマに追われる状況が何度もありました。
朝起きると憂鬱な気分になり、会社に着くと壁にはノルマに対するグラフが貼ってある。
他の社員が良い成績だと余計にプレッシャーのを感じる。
成績が悪いと昼食時間に上司がやってきて「よくその売り上げで飯が食えるな?」などと言ってくる。
このような状態がこの先ずっと続くのかと思うと気が遠くなりました。
なかにはあまりにも成績の悪く売り上げが少しでも良くなればと遅くまで仕事を続ける社員までいました。
もちろん一旦退社のタイムカードを押した後です。
厳しいぶん給料は良かったのですが、残業代も付かず、先を考えるといつまでも続けられるような仕事ではない事を悟りました。
営業からアメリカ基地内での保安職へ転職して環境が一変!
営業職に所属しながら、他の仕事の面接を受けました。
その仕事とは日本にあるアメリカ基地内での仕事です。
いろんな職種がありましたが、私が希望したのは保安職でした。
今までは経験したことのない職種だったので不安もありましたが、何よりも今の仕事から早く抜け出したい一心で無我夢中でした。
何とか転職ができ、前職から抜け出す事ができました。
この仕事に転職して現在まで18年になります。
残業はなく営利目的の仕事ではない為にノルマもありません。
これまで1日の労働時間が14?15時間だったのに対し8時間で帰路につくことの出来る有り難さ。
入社当初は前職に比べ収入が下がりましたが、毎年のように基本給が増えていく内容でした。
今では前職で頂いていた収入よりも大幅に多い収入を頂いております。
一番幸せを感じるのは、時間的余裕と精神的余裕が出来たことです。
年間の有給も22日あり必ず取得しないといけない内容で、月に8日ほどは休みを取れる環境にありました。
そのような環境で収入も増えて本当に大満足です。
一度しかない人生の中でこれだけ自由な時間が得られるという事はとても良かったと感じています。
人間関係に関しても前職とは比べものにないくらい良好な人間関係を築けています。
ノルマに対する精神的プレッシャーがなくなり、時間にも余裕があることからいろんな事にもチャレンジできるようになりました。
それによっていろんな人と出会う機会が増えました。
本職の他に不動産投資にもチャレンジ!転職で人生が大きく変わった!
今では本職以外にも不動産投資を手掛けるようになりました。
いろいろな人と出会う事でいろんな知識を手に入れ今の自分を確立する事ができました。
こんなにも大きな変化が訪れるとは思ってもみませんでした。
収入も本職を超えています。
これも自由な時間が増えたおかげだと感じております。
銀行とのお付き合いも増え、更にいろんな方々と一緒にお仕事をする機会が増えました。
これからもいろんな事にチャレンジしていきたいと感じています。
これまでの経験で感じた事は、本当に自分にとって大切なものは何なのかを考える事です。
目先の収入などに惑わされてしまわない事が大事です。
先を見据えた人生プランを練っていく事がどんなに大切か実感している毎日です。
転職を実行した事が私にとって大きな転換期になりました。
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