HONDA創業者!本田宗一郎さんに学ぶ8つの仕事術
日本が世界に誇る企業ホンダ。今回はそんなホンダ創業者の本田宗一郎氏の仕事術についてご紹介していきます。
たくさんの名言を残し、影響を受けた企業経営者も少なくありません。一般的なビジネスマンの方にも取り入れられる考え方がたくさん登場します。是非最後までご覧ください。
1.失敗を恐れずに試してみる
仕事をしていく中で、失敗したくないという気持ちは誰しもが共通して持っているものでしょう。
しかし、失敗を恐れるあまりチャレンジすることから逃げ出している方はいませんか?本田氏はとにかく失敗を恐れずに試してみることの重要性について言及しています。
ある程度キャリアを積まれたビジネスマンであれば、過去の失敗から学んだ経験のある方も多いでしょう。
失敗を失敗のままで終わらせてしまう事はよくありませんが、失敗を自分の血肉にし、糧にして成長しようとする姿勢さえ忘れなければ、失敗も決して悪いことではありません。
失敗に対して抵抗がある方も失敗を前向きに捉える姿勢を持って、新しい事にチャレンジしてみてください。
2.日々勉強することを忘れない
長年働き続けているビジネスマンの中には、今のご自身の仕事ぶりに満足してしまっている方も意外といるのではないでしょうか。
そんな中で、本田氏は、どんな仕事に対しても日々勉強し続けることを忘れてはいけないと言っています。今の仕事で相手の期待に応えられるパフォーマンスを出せていたとしても、相手の期待というものは時が流れるにつれて変化していきます。
つまり今の仕事ぶりに満足しているだけでは、いつの間にか取り残されてしまう危険性が非常に高いと言えるのです。
今、仕事で上手くいっている方も、その評価は相対的なものであって、絶対的ではないということを改めて自覚し、常に相手の期待を越えられるよう日々勉強するようにしてください。
3.常に先手先手を考えて動く
先手必勝という言葉がありますが、本田氏の仕事に対するスタンスもまさにそれです。常に先手先手を考えて動くことが大事だと考えています。
周りが動き出した後に動くようでは所詮二番煎じで終わってしまうということです。一般的なビジネスマンの仕事であっても、この考え方は非常に参考になります。
それは常に相手が何を求めているのか先を見据えて行動するということです。厳しいかもしれませんが、相手に頼みごとをされてから動くようでは遅いのです。
相手が何を求めているのかを読みながら、こちらから先手で提案するようにしましょう。そうすることで、きっとあなたの評判もグンと上がるでしょう。
4.過去の功績や今の地位にこだわらない
企業経営者は言うまでもなく、一般的なビジネスマンであっても守りに入ってしまうと成長はありません。
そんな中で、本田氏は過去の功績や今の地位にこだわらないようにする必要性を述べています。人には無意識のうちに過去の功績にしがみつき、今の地位を守ろうとする癖があります。
しかし、今の地位を守ろうとするあまり、失敗を恐れ、新しいチャレンジに踏み出せない方も意外と多いです。そうしてしまうことで自分の成長を止め、結果的に淘汰されてしまうことにつながるでしょう。
過去の功績や今の地位にこだわらないことは、これからのビジネスシーンを生き抜く上で非常に重要なポイントになってきます。
5.互いに認め合い補い合いながら仕事を進める
仕事を成功させる上でスキルや才能は欠かせませんが、必ずしも自分が完璧である必要はありません。
本田氏は、中途半端な能力しかない者でも、仲間同士お互いがそれを認め合って補い合うことで仕事は進んでいくと言っています。
どんなに優秀なビジネスマンでも、一人で仕事をするのには限界があります。大きな仕事を成功させるにはチームで協力することが欠かせません。
チームメンバーでそれぞれの弱い部分をカバーできるような編成にすることで、グッと仕事も進めやすくなるでしょう。
6.仲間と話すことでアイデアを生み出す
チームで仕事を進めていく上でメンバーとこまめにコミュニケーションをとることは非常に大切です。本田氏も小さいことでも気づいたことは仲間に伝えることで、良いアイデアが生まれると言っています。
仕事が上手くいっている時だけでなく、何か仕事の壁にぶつかった時などにも、一人で抱え込んで考えていませんか?
こまめに仲間に共有することで、自分にはない新しい視点が加わり、一人では思い付かなかったようなアイデアが浮かぶことも多いです。
もちろん、自分が話すだけでなく、メンバーからの話にも真摯に耳を傾けてあげることが重要です。
7.自分のオリジナルで勝負する
仕事を覚える中で周りの仕事を真似することは決して悪いことではありません。しかし、それだけでは不十分と言えるでしょう。
そこに自分のオリジナルの要素を加えることが大切です。本田氏も単なる人真似をしてはいけないと言っています。
企業を経営していく上でも、他社と全く同じものを作ったとしても売れるわけがありません。オリジナルの部分がないと差別化できないからです。
一般的なビジネスマンにおいても同様で、その人にしかできないオリジナルの部分があれば、周りとの差別化になり、評価が高くなります。
是非自分オリジナルの部分を身につけられるよう意識してみてください。
8.自分の得意なことに一生懸命打ち込むことで成長の時間を短縮する
好きこそ物の上手なれという言葉がありますが、これは仕事にもそのまま当てはめることができます。
例え苦手な仕事であっても、ある程度の期間継続して取り組み続けることで、周りと同じレベルまでは成長できるでしょう。
しかし、それがもし自分の得意な仕事や好きな仕事であれば、同じ期間であっても成長のスピードが桁違いに高まります。
本田氏はこのように自分の得意なことに一生懸命打ち込むことで、成長するまでの時間を短縮できると考えています。
一般的なビジネスマンの方で得意な仕事があるにもかかわらず、苦手な仕事に時間を割いている方がいれば、上司に相談してみることをオススメします。
自分の得意な仕事をすることで、結果的に自分にとっても企業にとってもメリットがあるでしょう。
【まとめ】失敗こそが成功の土台を作る
本田宗一郎氏の仕事術についてご紹介してきましたが、参考になりましたでしょうか?
ホンダが日本を代表する世界的な企業にまで成長した大きな要因には、失敗を恐れずにどんどんチャレンジしていくという本田氏の考え方を社員が受け継いでいるからでしょう。
誰しもが失敗をできるだけ避けたいと思うことは当然です。しかし、失敗こそが成功の土台を作るという本田氏の考えを自分の中にインプットすることで、失敗を恐れずにチャレンジし続けようという気持ちも芽生えるでしょう。
是非、本田氏の考え方を参考にどんどん新しいことにチャレンジしてみてください。
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