年齢を機に通販会社を退職し英語を学ぶために留学
新卒で通販を扱う会社へ就職。
商品の企画やカタログのディレクションを担当していました。
取引業者との交渉後、商品の内容を決定し、カタログに掲載するまでのページのレイアウト、商品の撮影の立ち会い、紹介文章の作成やスペックの校正などを約2年担当し、その後はITに興味があったため、ネット関連で商品を扱う会社へ転職。
WEBサイトへの商品掲載のため、制作会社への指示出しや紹介文の作成などを担当していました。売上金額の目標もあり、非常にやりがいのある仕事で、WEBのスキルも習得できました。
4年経ったところで、自分の年齢が次の大台に乗ることになり、ふと前から自分の中にあった、英語のスキルアップの夢を叶えたいと思い始めました。
その後仕事を辞め、1ヶ月間の留学へ。
当初、1年間の長期留学と迷いましたが、まずは自分に本当に留学が必要なのか分からなかったため、バカンスも兼ねての島留学にしました。
1ヶ月間、海外の島で毎日英語の学校へ通い、日本人特有の英語を話すというハードルはいつの間にか下がり、簡単な日常会話を気兼ねなくできるレベルになっていました。
これまでのスキルと英語を生かせる仕事を探して転職活動を開始
留学を経て日本に帰国しましたが、1ヶ月間短期のアルバイトをしながら、次の就職先を検討していました。
島留学で英語を話すことのスキルアップできましたが、日本に帰って来た途端、英語を話す機会が全くないことに気づきました。
以前の職場を振り返ってみても、英語の資料はたまに目にするものの、話す機会というのはほぼありませんでした。
このままの暮らし、今までのような会社に居ると、英語力が落ちるのは目に見えていました。
英語に関しては、もっと上手くなりたい、やりたい、こうなりたいという気持ちが再燃することは自分の中で予測できたので、英語を使うような、もしくはもっと触れるような環境にしなければ、また現状に不満が出てしまうと考え、仕事で英語を使うような職場にしようというのが次の転職先の条件でした。
さらに、今までやってきたWEBやライティングのキャリアを生かせるような職場が良いと考えました。
転職サイトで、英語というキーワードで検索してみたところ、英会話学校や輸入を業務としている会社が表示されます。
どちらもWEBのキャリアを生かせられるかという疑問もあり、踏み出せずにいました。
縁があり外資系ホテルのオフィスに就職!理想の職場に出会えた
Facebookや人と会った時に、自分が今無職であることやどんな仕事をしたいか、自分が今までやってきたことをなるべく伝えながら、情報収集をしました。
知人を介して、それまで想定していなかった職場に出会う事ができました。
それは、ホテルのオフィスという環境でした。
観光客の多い地元で、外資系のホテルで働いている知人の会社が人を募集しているという情報を得ました。
外資系のホテルであれば、本社は海外のため、資料やメールでのやりとり、会議などが必然的に英語になります。
少し高いハードルを感じましたが、職種は今まで自分がやってきたWEBのお仕事ということで、この分野であれば、そのホテルの中の他の人には負けないという気持ちを持って、思い切って採用試験を受けました。
オンラインのテスト、人事の方など数人との面談、最終的に総支配人との英語の面談がありました。
総支配人との面談は、難しい話ではないと事前に聞いていたので、自分のキャリアや自分のことを英語で話せるよう準備をして臨みました。
最終的にご縁をいただき、ホテルのオフィスでWEBサイトやSNSのコンテンツ作りのお仕事をすることになりました。
社内には、総支配人初め、シェフの方々は海外の方が多いです。
その方々とのやりとりはもちろん英語で、尻込みすることもありますが、英語が母国語でない方も多いので、理解しようという姿勢でお話ししてくれる方も多いです。
また、今までのプライベートのコミュニケーションとは異なるため、尻込みしていては仕事が進まない、英語でコミュニケーションができることが絶対であるという環境は自分にとってありがたい環境でした。
本社とのやりとりは毎日発生し、英語での挨拶から、仕事内容の連絡などを行っています。
時々電話とPCを使っての本社、そして他の国にあるホテルなどと一斉に会議を行う機会もあり、終止英語で進行されます。
事前に資料を手に入れたり、単語を調べておいたりしながら、聞き逃しや間違いのないよう準備をします。
昔からあった夢を叶えたいという気持ちと、小さな一歩でしたが、その夢へのチャレンジをし、私の夢がなかなか日本に居ると叶えづらいということに気がつきました。
それでも日本で叶えるにはどうしたら良いか、転職サイトの活用、そして知人とのコミュニケーションを経て、理想の職場へたどり着きました。
サービス業という事でお給料面は厳しくなりましたが、仕事を継続するにあたり、問題ないレベルであれば、自分の満足度の高い職場で仕事を続けることが自分のためにもなると思っています。
また、何歳になっても悔いの残らないようやりたいことにチャレンジすると新しい道が開けることを今回の転職で実感しました。
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