経理担当が自分だけ!忌引も取れない状況が納得できなかった
以前は受付業務をしていました。
ですが受付業務も慣れると楽に仕事ができるようになり、仕事にやりがいを感じなくなりました。
その為転職。
一般会社のパソコン事務をすることになりました。
仕事は今までに味わったことがない忙しさ。
最初はやりがいも感じていました。
ですが以前の受付と変わらない給料体制に悩んでいました。
仕事内容はパソコン事務ですが少し経理も携わっていました。
仕事をする事務所には他の社員の方もいるのですが、その業務は私だけ。
その為有給おろか休む事さえできませんでした。
体調が悪い日は仕事中に会社の営業の方から病院に連れて行ってもらい、戻ってからは残りの仕事をこなさなければなりません。
不幸があり休まなくてはいけない時は事務所の方に引き継ぎをしてやれる作業だけしてもらい、予定が終わってから会社に行き残りの作業をしなくてはなりませんでした。
その為他の社員より休む際は気を使いましたし、上司には嫌な顔をされました。
私はそれでも仕事へのやりがいを感じていましたし特に不満もありませんでした。
職場の不満が送別会の席で噴出!上司に進言するも逆効果になった
社員はみんな仲が良くプライベートでも遊ぶほど親しくなりました。
勤めて2年が過ぎた頃、社長が交代することに。
送別会等いろいろな行事をしました。
そんな時、営業の方達との会話で会社の給料システムを把握しました。
お酒も入り口が緩んだせいもあったかと思います。
普段あまり話す機会のない営業と事務員とで交わした内容です。
給料は女性より男性の方が高く、役職がつくと手当が付きぐんと給料が上がるということでした。
同じ事務所の女性は勤続年数も上司より長いのに給料が上がらないという不満を抱えていました。
そこで爆発したのです。
事務所の女性陣は前から給料に不満を持っていたのです。
仕事内容も上司より断然多く、責任ある仕事をこなしていた事務員。
前から思っていた不満を上司にぶつけました。
営業の方も一緒でした。
上司というのは総務課長です。
事務所のとなりの部屋で仕事をしているのですが、普段からヒマそうにしていました。
それで厳しい人でした。
自分は空いている時間にぷらっと出かけます。
どこに行っているのか誰も知りません。
営業の一人がホームセンターの駐車場で車の中で休んでいるのを見かけたことがあるそうです。
暇な為、他の社員の仕事中の態度に目をくばることができ、良く注意をしている場面を目にしていました。
仕事中は敬語で話す、バタバタ歩かない、社内を走り回らない、掃除が丁寧でない等上げればきりがないほど人の揚げ足を取ることが上手でした。
みんな煙たがっていました。
当たり前のことを注意されているのだと思います。
ですがみんな仲がよくアットホームな会社でした。
現に以前いた会長はそんな会社の対人関係をよく思っていました。
あだ名で呼び合うなど親しい間柄を築くことができたのは会長のおかげです。
ですが会長が退職し社長が一番えらくなったとたんに総務課長がそれを禁止したのです。
上司は名生氏ではなく役職で呼ぶなど事細かく決められました。
社長は大人しい性格で何も言えませんでした。
ですが総務課長がいない時だけ事務所にコミュニケーションをとりにきたりしていました。
その社長が退職すると、ますます総務課長がうるさくなるとみんなが心配していたのです。
お酒の席とはいえ、相手は総務課長です。
みんな言葉を選び日頃溜まっていたことをぶつけていました。
その日は何もなく、二次会も無事送別会もお開きに。
総務課長からの嫌がらせが始まり、反発した社員たちが退職!
次の仕事の日は大変でした。明らかに総務課長の機嫌が悪いのです。
そして朝礼でまた新しい決まりが発表されました。
朝礼の司会は長年勤めていた事務員のチーフでした。
ですが当番制になるとのことです。
一人一人朝礼の司会が回ってくるシステムにかわりました。
そして何か一言発言、その司会者がもうひとりを指名しその人も発言しなくてはいけないという内容です。
明らかに嫌がらせでした。
チーフも普段の業務が忙しいから朝礼は短くしたいと言ったのですが聞き入れてくれませんでした。
そのおかげで倉庫は朝一番の便に間に合わす為いつもより早く出勤しなくてはいけない自体に。
営業も、毎日報告書を書くよう言われました。
時間単位で書き一日のスケジュールを把握する為です。
休んでいないか、給料泥棒でないかチェックするとのことでした。
社員みんなが怒り、しまいには事務員と営業と倉庫の方全員で総務課長に意見を言いに行くことに。
私は業務が忙しく行くことはできませんでしたが、けんかになったそうです。
すると翌日から週末にかけて総務課長は有給を使い休みました。
そうとう言われたみたいです。
総務課長が出社してくると事務職の女性陣はみんなで辞表を出しました。
私も出したのですが、私だけ受理されませんでした。
営業も2人やめていきました。
実際は初のボーナスは見送り、冬もお小遣い程度したボーナスはもらえませんでした。
事務職の女性は勤続年数も私より長いのに、大差のないボーナスにがっかりしていました。
そのせいもあったのでしょう。
給料と仕事内容と上司の性格が嫌ということで退職したのです。
みんなが退職するまでの間、毎日のようにけんかをしていました。
もう事務所の雰囲気は悪く仕事に支障がでるほどでした。
私は引継ぎをきちんと行わなくてはいけない理由で退職することはできませんでした。
寿退社もダメでした。
妊娠を期にようやく退職届を受理してもらえました。
3ヶ月という長い期間引き継ぎました。
勤続8年で退職。
それまでの間総務課長の嫌がらせは毎日続いていました。
嫌みだけでなく、つわりの時には妊婦は病気ではないとも言われました。
ストレスでしたが円満退職する為たえました。
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