過労による貧血と診断され転職を決意!働きながらの転職活動のポイント

転職成功者のアドバイス

私が辞めたいと思うに至った原因1:寝不足が原因で貧血になった

私はインテリアデザインのCADオペレーターをしていましたが、一般的にデザイン業界全般はブラック業界の会社が多く、深夜労働、オフィスに泊まり込みでの作業が多く、関わっているプロジェクトの関係で、家に帰れない日も多々ありました。

こんな状況が1年ほど続き、健康診断を受けたところ、貧血と診断されました。

貧血について調べてみると寝不足も原因の一つと書かれてあり、これは本気で仕事を変えるべきだと思いました。

過労死とか過労で体調を壊す人の話は聞いていましたが、それが自分の身に起こるとは、とゾッとしました。

土日休みの休日がありましたが、ほとんど体が動かず、一日寝ている日が多かったです。

自宅から職場までの距離もあり、1時間半という距離でした。

なおかつ、乗り換えも3回ほどあり、とても便利なところとは言えませんでした。

人によっては2時間ほどかけて通っている人もいました。

私が辞めたいと思うに至った原因2:自分のスキルが活かせない

私は専門はインテリアデザインなのですが、もう一つ自分の特技として、特に留学していないのですが、英語を得意としています。

定期的にTOEICなどの試験も受けており、TOEIC920を取得しております。

しかしながら関わるプロジェクトは全て国内の案件だったのです。

もう少し海外のプロジェクトに関わったり、得意の英語を生かしたいと思っていた私にとっては、自分を十分に生かしきれない物足りなさがありました。

私が辞めたいと思うに至った原因3:労働に見合わない労働賃金

業界に入ってみて衝撃的だったのがデザインや設計業界というのはグラフィックやファッションなどのジャンルにとらわれず、お給料がとても低いことでした。

私自身ものづくりや職人業にはとても憧れや尊敬の念を抱いていたので、お給料の低さには本当にがっかりしました。

泊まり込みでの作業や、深夜残業をいくらしても手取り17~23万ほどなのです。

これでは体も壊し、生計を立てるのも難しいと思い、この3つの点を考えたときに、もうこの会社を辞めようと決意しました。

職場の人間関係は良好で熱意のあるクリエーターたちが多かった

よく職場の人間関係が嫌で会社を辞めたいと思う方もいると思いますが、職場の人間関係については比較的良かったように思います。

大きな会社の子会社だったのですが、会社自体大きく、優秀な方がたくさんいたように思います。

取引先の会社も一流の企業が多かったです。

ただみなさんやはりクリエーターなので、こだわりを持っている方が非常に多く、一度ぶつかると結構言い争ったりします。

常に喧嘩状態の人もいました。

退職を決意してからは自分の条件に見合う仕事を絞り込み転職活動を開始

会社をやめようと思ってから具体的にどんな会社に勤めたいのか希望を決めました。

そしてあとはその条件に見合う仕事を探していきました。

私が希望したのは、業務上英語を必要とし、なおかつインテリアに関する仕事という条件で探しました。

転職エージェントに登録しまくった!土日や就業後を利用して情報収集!

まず会社をやめたいと思ってから転職エージェントに登録しまくりました。

主に使用したのはリクナビとDODAの大きな会社から、外資系の転職エージェント、また派遣会社にも登録しました。

その後面接などで、そのエージェントさんとお話する機会があるのですが、なるべく就業後や土日にも対応していただくなどして、なるべく会社は休まなかったような気がします。

労働条件や今後やっていきたい点等、希望を担当の方とお話し、その後何社か電話やメールなどでお仕事を紹介してもらいました。

働きながらの転職は面接の日程調整が大変!上司の協力で内定を獲得!

実際書類審査が通ると、各会社と面接があります。

会社員をしている人にとってこの面接時間の確保や日程調整というのがとても難しいものだと思います。

関わっているプロジェクトの関係で提案されている日に行けなかったり、急用で都合が悪くなってしまうことだって多々あります。

私は正直その会社にいながら他社との面接の時間をとるのは不可能だと思っていたので、あらかじめ上司にすぐにではないがゆくゆく会社を辞めたい旨を相談し、他社の面接に行ってもいいか許可を取っていました。

上司からの理解も得られ、私は他社の面接を受けに行くことになりました。

時間の調整がつくときには一日に何社かの面接を入れればいいと思います。

例えそれができなくても午後半休などを利用して、面接の時間を作ることができました。

合計5社ほど受け、3社ほど内定をいただきました。

そのうち2社は派遣社員としての勤務でした。

仕事のために体調を崩していては意味がない!転職活動は計画的に行おう

結局正社員として内定を頂いた会社に行くことになり、現職の会社にも退職日を告げ、すんなり退職できました。

自分の夢ややりたいことを実現するのは人生において、とてもウエイトの高いことだと思います。

しかし体を壊してしまっては元も子もありません。

今では血液のヘモグロビンの数値も正常に戻り、生活にも問題はありません。

まず体を第一に仕事をしていきたいと思っています。

ただ、新しい会社に入って半年以上経つのですが、会社を辞めた時点で好きなことに没頭できる時間を取ったほうがいいと思いました。

次の会社が決まっても、また仕事に追われることになります。

ですので、リフレッシュの期間も含め(私の場合は海外旅行が大好きなのですが)、なんでもいいのですが、趣味などに時間をとって気分転換するものとても重要なことのように思いました。

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