工学部から営業の仕事に就職して失敗!電気機器部品メーカーに転職した体験談

みんなの転職体験談

工学部から商社の営業に就職した理由と退職した理由

私は医療機器の商社で働いておりました。

私は工学部出身で、そんな私が商社に入社したことがそもそもの間違いだったのかもしれません。

私は人と話すのが大好きで、直接お客様の感謝の言葉を聞く立場である営業職に憧れを持っておりました。

工学もそれなりに面白みもあったため、営業職と技術職の両方で就職活動をしておりました。

就職活動では順調に両分野で内定を頂いており、最後の最後までどちらにするか悩んだ挙句、営業職で内定を頂いた企業が「どうしてもあなたに入社して欲しい」とお言葉を頂き、そちらに決めました。

お客様からは可愛がられていた?ほうだとは思いますが、同じ部署の先輩とは馬が合わず、息苦しい日々を送っていたように覚えております。

また、仕事自体は辛くもないのですが、達成感も得られないなんともだらだらとした毎日でした。

というのも、医療機器の営業をしていたわけですが、医療の知識でお客様(お医者様)には到底及ばずにおり、言われるがまま機器や消耗品を配達するだけの毎日でした。

配達屋です。当然、配達は配達で非常に重要な仕事であるのは間違いありません。

しかし、当時の私には全くのやりがいも感じられず、またこの日々が自分のスキルになっていないことがとても心配でした。

工学部出身である私の大学の同級生たちは、やはり技術職についた者が多く、仲のよいメンバーで集まった時に友人たちが「電気設計できるようになってきた」、「トラックの設計が楽しい」などという話を聞いてとても辛く感じました。

自分は今のままで何か変われるのだろうか、どんどん仲間たちと差がついていくのではないだろうか。

そんなことばかり考えていました。

転職するだけがこの問題の解決策だったかといわれるとそうではなかったとは思いますが、当時の自分は「私はここにいるべきでない」と考え、転職にいたりました。

あまり先のことを考えずに退職!今思えば危険なやり方だった

仕事をやめることは3ヶ月程悩んでいたかと思います。

後悔はしないのか、こんな短期で辞めてしまう自分には続けられる仕事なんてないのではないのか、不安でいっぱいでした。

仕事を続けながら、転職活動を行おうとも思いましたが平日は20時まで仕事がみっちりあり、有給などもとりにくい状態でしたのですっきりと仕事を辞めてから転職活動をすることに決めました。

次にどんな仕事に就きたいのかというビジョンも明確にないまま、まずはやめることばかり考えておりました。

今考えてみると危険なやり方だったかと思います(笑)

自分の課の課長に辞めたいとの意思を伝えました。

引き止められはしましたが、将来自分がここで楽しく働ける姿が想像できず、全く意志は揺るぎませんでした。

とりあえず引継ぎはしっかりとしたほうがよいと思い、3ヶ月先の日を指定して、この日まで辞めたいと伝えました。

課長から支店長へ話を伝えて頂き、支店長とも一度話をして無事に退社が決定致しました。

会社に迷惑をかけないことは自分の新しいスタートにも響いてくるかと思います。

辞めるからどうでもいいかな、という考えも浮かびはしましたが、しっかりと引き継ぎをして円満退社出来たことはとても良かったと思います。

退社の意志は3ヶ月前位に伝えるべきとネットの記事で読んだ事を覚えておりましたが、やはりそのとおりだったと思います。

仲の悪い先輩とは最後まで仲の悪いままでしたが、こんな短期離職者の自分でも当時の同期や他部署の先輩とは今も良好な関係が続いております。

退社するからといって、関係がなくなるわけではないのだなと感じました。

いま転職を考えておられる方には、しっかりと引き継ぎを終えて後腐れがないよう気をつけるべきだとお伝えしたいです。

仕事を探すのには転職サイトを活用するのがおすすめ

私はハローワークに通いました。

短期離職者の私は誇れるスキルや実績などはなく、いつも不安な気持ちで通っておりました。

しかし、「若い」というだけで求人は沢山存在しておりました。

もっとリクナビネクストやリクルートエージェントなどの転職サイトを活用すればよかったかなと思います。

あとから聞いた話ですが、企業はハローワークに求人を掲載するのは無料でできますが、リクナビネクストやリクルートエージェントに求人を掲載するのは有料となるようです。

当然求人にお金をかけている企業の方が優良企業は多いかと思います。

私は運良く良い会社に出会えましたが、そう言った意味でもリクナビネクスト、リクルートエージェントなどで転職を考えられるのがよいかと思います。

工学部出身を生かして今は電気機器部品メーカーに就職

自分は短期離職者だということはひとつのハンデのように思い、同級生からしたら1年遅いスタートを切ってしまったのだから頑張らないと。

という気持ちで仕事に臨みました。

元々工学部出身の私は電気機器部品のメーカーに就職しました。

日々勉強の毎日ですが充実感もあり、向上心をもって仕事に取り組んでおります。

あのとき、転職できたことは逆に自信にも感じることもあります。

自分の考えをもって行動できたのだと。

今後の社会人生活にもこの経験は活きてくると思います。

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