子供が保育園に入り、仕事を探し始めたけど前途多難!
上の子が小学校に上がり、下の息子も保育園に入ることができ、これからは私も仕事をして家計を助けないと、と職探しを始めました。
最初は広告を毎日みて、仕事はたくさんあるもの、子供がいる私には色いろと条件が難しく、ここじゃだめ、ここは時間が長い、ここは早すぎ、ほどんど広告にマジックで×を打つ毎日。
そんな毎日が続き、たまに面接は受けるものの、まだ春休み中の子供を連れて面接に行ったところ、「こんな小さな子がいるんじゃねえ、まだ働くの早いんじゃないの」と逆に心配され、その場ですぐ却下されたりと.さんざんな結果に。一体小さい子を持っているお母さんはどうやって仕事を探しているのかと悩んでしまいました。
そんなある時、私の理想に時間ぴったりの職場の仕事があったのです!
奇跡的に合格?!条件が合わないと思った職場で採用してもらえた
職種は清掃業で10時~15時までの仕事。週4回。
すぐに面接の予約をとり、またまた子供を連れて面接に行くはめになりましたが、先方は「いいですよ」とさらりと言っていただけ、すごく好感触。
いやまて、ここからが難しいんだ。どうせ断られるさ。まあ、いいや、当たってくだけろだ。
そんな気持ちで面接に行きました。
行ってみると、面接官は見た目に愛嬌のある感じのよよさそうなおじさん。
よかった~、なんて胸をなでおろして、面接開始。
履歴書を見て頂き、自分は子供がかえってくる時間には帰りたい事、子供の行事がある時などは休みたいことなどを伝えたところでびっくりな展開に「この仕事はフードコートでの清掃の仕事が15時までで、巡回というトイレ掃除など店内をまわる仕事は17時まで。17時まで入ってもらいたい」とのこと。
え~、それは無理。広告と話が違うじゃん。
「私それは無理です」そう言ってあきらめて帰ろうと思った時、面接官の方が「いいですよ、フードコート専任で」と言ってくださり、そのあとも職場の事務所の場所を教えてくれたり、食堂の場所を教えてくれたり…。
あれ?
私もしかして、受かるのかな?
そんな感触がありました。
面接が終わった後すぐに先方から電話があり、「ぜひ来てほしい」とのこと。
やった~!と心の中でガッツポーズをしてしまいました。
理解のある職場と上司に恵まれ、ついに念願の働くママに
面接官の方は私が就く職場の上司にあたる人でし色いろと子供の話もしたので、私の事情も理解して頂き、シフトも私が働きやすいように組んで頂けました。
職場の方も個性的ではあるけれど、いい方ばかりで人間関係もよく、本当にいい職場でした。
フードコートの仕事はペアを組んでやる仕事なので正直人間関係にどきどきしましたが、私持前の人に合わせるのが得意な性格が役に立ち、すぐ慣れることができました。
大変働きやすくありがたい職場でしたが、そんな時転機が訪れたのです。
部下を鑑みない上司が異動してきて職場環境が一変し退職へ
面接官でもあった上司は異動のため別の部署に行かれることになり、変わりに女性の上司がやってくることになりました。
ここからが、私の不幸のはじまりでした。
今まで私はフードコートだけの清掃で、前の上司には事情があるのでと守ってもらっていたのですが、この女性の上司は慣れない職場でイライラしているのか「フードコートだけの専任なんてシフト組むの大変だわ」と他の職場の仲間たちの前で言ったり、急に私は職場にいずらいような心境になりました。
休みの予定も前の上司はちゃんと聞いていただけたのですが「シフト組んだあとにお互いに代わりあうように」と全く都合を聞いてもらえないような状況。
年齢層が高いので、他の人は子供が小さくないので、そこまで気にならない感じでしたが、私にはつらい環境のかわりようでした。
こんな上司のやり方についていけない人が増え、上司が代わってから人がたくさん職場を去り、私もがまん強い性格で1カ月2カ月と続けてきましたが、とうとうシフトで土日どちらも仕事を入れられるようになり、それについて「土日どちらかは休ませてほしい」と訴えたところ面白くなかったのか色んな仕事を私に押し付けてくるように…。
「みんな巡回も回ってるのよ。あなただけフードなんだから責任もってやってね」とフードだけというのがまるで悪者かのよう他の人より仕事ができないかのようにストレスをかけてきたのです。
ある時の朝礼で私は身に覚えのないミスを私のせいにされ、とうとう我慢ができなくなり「いいかげんにしてください、あなたは部下の気持ちがわかっていますか?今月いっぱいでやめます」と言ってしまいました。
私の言葉に腹をたてた上司は怒りくるいながら「わかりました、別にいいですよ、シフト組みにくかったし。今月いっぱいですね、」と返してきました。
辞めることにはなったけど、上司にはっきり意見を言ってよかった
私はなんでも我慢してしまう性格です。でもあの時言い返して良かったと思えます。
結局私は自分の言ったとおり職場を今月いっぱいで去ることになりました。
でも後悔はしていません、いえ、後悔なんてするもんか、です。
結局器の小さい上司だったのだと思うのです。残る人たちの方が苦しいでしょう。
私はこの上司に言い返すことができた事を誇りに思います。
この経験を活かし次はきっと、もっといい上司に出会えると思うのです。
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