森川 亮さんに学ぶ仕事術-7つのポイントと時間の使い方

森川亮氏の実践する仕事術は「時間の使い方」がポイント!

ビジネスマンであれば知らない人はいないと言っても過言ではない森川亮氏。世界的な企業にまで成長したLINE(株)のCEOを退任した後、女性向け動画メディア「C CHANNEL」を立ち上げ、さらなる注目が高まっています。

今回はそんな森川亮氏が実践している仕事術をご紹介します。一般的なサラリーマンからCEOまで経験した森川氏の仕事術だからこそ、幅広い人々に実践していただきやすいものが盛り沢山です。それでは早速見ていきましょう。

1.仕事のモチベーションを上げるにはつまらない仕事をさっさと終らせる

よく仕事へのモチベーションが湧かないと悩んでいる人がいらっしゃいますが、そもそもなぜモチベーションが上がらないのでしょうか?それはずばり「つまらない仕事をしているから」と森川氏は言います。要は仕事が面白くなればモチベーションは自然と上がっていくのです。

では仕事はどうやって面白くなるのか?それは単純につまらない仕事をさっさと終わらせて残りの時間で面白い仕事をすればよいのです。企業に勤めているサラリーマンである以上、自分の好きな仕事ばかりに携われるとは限りません。

それならつまらない仕事をいかに早く終わらせて、自分の好きな仕事に使う時間を捻出できるかが鍵になります。続いては森川氏が実践している仕事を圧倒的なスピードでこなすコツをご紹介します。

2.無駄な時間を徹底的に潰す

サラリーマン時代、つまらない仕事は午前中に終わらせて、午後からは面白い仕事を探しに行ったり、自分で作ったりしていたという森川氏。実践していたことは非常にシンプルです。それは「徹底的に無駄な時間を潰す」ということ。

森川氏には10年以上もの間実践し続けていることがあります。それは自分の立てたスケジュールと実際に過ごした時間とのギャップを分析することです。人はどうしても一日の中でボーっとしていたり、余計なことを考えたりと無駄に過ごしている時間が2、3時間ほどあります。

この無駄な時間を潰し、自分の予定通りのスケジュールで動けるようになるためには、理想と現実のギャップをしっかりと分析し、なぜここでこのような時間の使い方をしてしまったのか、今後どのように変えれば同じことを繰り返さないのか等、よく考える必要があります。

森川氏は週末にこういった時間を必ず設けるようにしています。そんな時間があれば好きな趣味に使いたいと思われる人もいらっしゃるかもしれませんが、自分の時間の使い方を改善し続けることで仕事の生産性が上がり、結果的に自分の自由に使える時間は増えることにつながっていきます。

3.仕事と呼べない時間は思い切って切り捨てる

会社で仕事をしている中で、「これって何か意味あるの?」とふと疑問に思うこともあるでしょう。例えば「情報を共有するミーティング」が挙げられます。

もちろん必要なミーティングであれば行うべきですが、「Aチームは売上が◯◯、Bチームは売上が△△」といったただの報告事項であれば共有で社員が見られるデーターベースなどに公開し、ミーティングの時間分、自分の仕事に集中する方がよっぽど生産的です。

森川氏はこのような仕事とは呼べない時間を徹底的に無くすようにしています。自分自身の仕事をよく振り返ってみると、そのような無駄な時間に思い当たりがある人もいるでしょう。思い切って切り捨ててみてはいかがでしょうか?

4.意見があれば素直に相手に伝える

自分一人で仕事が完結するということはありません。仕事は必ず他の誰かと関わり合いがあって進んでいきます。そんな中で自分の考えていたものと違って余計な修正の手間がかかった経験はありませんか?これはほとんどの場合コミュニケーションの齟齬に起因しています。

日本人の特質とも言える相手を傷つけないよう回りくどく丁寧に相手に伝えようとすることで、結果的に相手を混乱させてしまうことがあります。

森川氏はこのような回りくどい言い方をやめ、意見があれば素直に相手に伝えることを勧めています。できるだけシンプルに分かりやすく相手に伝えることで、余計な修正のリスクを取り除いているのです。

誤解してほしくないのは、相手を攻撃するような態度でまくし立てるというわけではありません。あくまでこの仕事をうまく進めるために、お客様のために、自分はこうしたいという気持ちを添えて伝えることが大事です。

5.未来を予測するのではなく自分が変化することが重要

人はなぜ不安を抱くのでしょうか?それは先が見えないからです。この先どうなるか分からないものに対して人は不安を抱きます。仕事においても同様です。

「この会社は将来どうなるのだろう?」「自分の今の仕事はどうなるのだろう?」と不安を抱えている人もいらっしゃると思います。

ただ、結論から言うとこの先どうなるかなど誰にも分からないというのが正直なところです。森川氏はこういった未来を予測しようとすることに時間をかけるのは無駄だと言います。見えない将来を見ようとするより、来るべき未来に対して柔軟に対応できる人間になることの方がよほど大切です。

ただし、毎日同じことの繰り返しばかりではいざ環境が変わった時に自分自身変化することが難しいでしょう。日頃から新しいことにチャレンジし、今いる環境から飛び出す力を身につけることが重要だと言えます。

6.お金や名誉のために働く人はチャレンジできない?

先の見えない現代だからこそ新しいチャレンジで変化への免疫力をつけることが重要だと紹介しました。しかし、そこにはある心構えが必要になってきます。それは「お金」や「名誉」のために働かないということです。

森川氏はお金や名誉のために働く人は新しいチャレンジをしなくなると言います。理由はお金や名誉を手に入れれば、それを守りたくなるからです。守りに入ってしまえば時代の流れについていけず、徐々に淘汰されていきます。

結果的にお金も名誉も失うことにつながりかねません。では何のために人は働けばよいのでしょうか?森川氏にとってのそれは自己成長です。次の章で詳しく見ていきましょう。

7.仕事を通して日に日に成長できることが幸せ

働く理由は人それぞれですが、森川氏は仕事を通して成長することが幸せであると考えています。そのためにも今いる環境に満足せず、常に厳しい環境に身を置きながら自分を成長させることを重視しているのでしょう。

また、森川氏は成長したいのであれば自分を追い込むことが重要だと言います。

楽な仕事をどれだけこなしたとしても成長はないでしょう。限界まで追い込まれた状況でこそ人は今までの自分以上の力を絞り出そうとします。そういった環境にあえて身を置くことで日々の成長を実感しながら仕事に取り組むことができるのです。

【まとめ】面白い仕事を通して成長できる幸せ

森川亮氏の仕事術をご紹介しましたが、参考になりましたでしょうか?森川氏は、自分が面白いと感じる仕事へ没頭することで日々成長し、それが結果的に幸せにつながっています。

そのためには、つまらない仕事をささっと終わらせる時間術や面白い仕事を見つけるアンテナの高さ、実行に移す行動力が求められると言えます。森川氏が実践していることは非常にシンプルで、一般的なサラリーマンでも自分の気持ち次第で十分実践できます。

今の自分の仕事に悩みがある人は是非今回の仕事術を参考に、行動してみてはいかがでしょうか?

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