- 1.ニートは就職できない?
- 2.そもそもニートって?
- 3.ニートから社会人を目指す人がすべき6つの事
- 【1.怠け癖&諦め癖を直す】
- 【2.規則正しい生活リズムを作る】
- 【3.まずはアルバイトをしてみる】
- 【4.就職支援を受ける】
- 【5.就職に有利な資格を取得する】
- 【6.身内のコネを使う】
- 4.ニートでも就職できるのはこんな会社
- 【IT・Web業界】
- 【介護業界】
- 【工場】
- 【在宅ワークという手もある】
- 5.ニートから就職するのにおすすめな職種は?
- 【営業職】
- 【事務職(バックオフィス)】
- 【技術職】
- 6.ニートで就職したい人におすすめの就職サイト&転職エージェント
- 【TOKYO START LINE】
- 【パーソナル・サポートセンター】
- 【NPO法人育て上げネット】
- 【JAIC(ジェイック)】
- 【ハタラクティブ】
- 【工場ワークス】
- 【まとめ】ニートからでも就職できる!
1.ニートは就職できない?
『自分はニートだから就職できない』
このように思い込んでいる人はいませんか?
結論から言えば、ニートでも就職することはできます。
今回は、ニートから社会人を目指すためにやるべきことについて詳しく解説していきます。
先に簡単にまとめておくと、以下の6つの行動を取りましょう。
・怠け癖&諦め癖を直す
・規則正しい生活リズムを作る
・まずはアルバイトをしてみる
・就職支援を受ける
・就職に有利な資格を取得する
・身内のコネを使う
『今はニートだけど就職して人生をやり直したい』『ニートでも就職できる仕事が知りたい』
このような方は是非最後までご覧ください。
2.そもそもニートって?
まず初めに、そもそもニートって何なのか、定義についておさらいしておきます。
厚生労働省の定義では、「ニートは15〜34歳の失業者または無業者の中で、学生や主婦を除き、就職活動を行っていない者」とされています。
簡単にいえば、働いておらず、家事をしたり学校に通っているわけでもなく、就職する意思もない人のことをニートと呼ぶのです。
3.ニートから社会人を目指す人がすべき6つの事
それでは、そんなニートから社会人を目指すためにやるべきことをご紹介していきます。
【1.怠け癖&諦め癖を直す】
まずは何と言っても『自分は社会人になってやり直すんだ!』という強い意志が必要です。
ニートの中には、毎日をダラダラと過ごしていたせいで、怠け癖がついている人も少なくありません。
またちょっと困難なことがあるとすぐ諦めてしまう人も多いです。
こういった怠け癖と諦め癖を直すところから始めましょう。
【2.規則正しい生活リズムを作る】
普段の生活を規則正しいリズムに戻すことも大切です。
社会人になるためには、ちゃんと朝に起き、日中は仕事をして、夜はしっかり休むという基本的なリズムで過ごすことが欠かせません。
生活リズムが崩れたままだと、社会人になっても身体がうまく対応できないでしょう。
【3.まずはアルバイトをしてみる】
『ニートからいきなり正社員を目指すのはちょっとハードルが高い』
このように感じる方は、まずアルバイトから始めてみると良いです。
短期アルバイトの募集もたくさんあるので、社会に出て働く良い練習になるでしょう。
【4.就職支援を受ける】
正社員として働く意志が固まったら、就職支援サービスを受けましょう。
具体的には以下の4つが挙げられます。
・ハローワーク
・地域若者サポートステーション
・NPO団体
・就職サイト&転職エージェント
一つずつ解説していきます。
ハローワークは日本全国に設置されている公的な就職支援機関です。
単に求人を紹介するだけでなく、職業訓練を行なったり、実際の会社で実務経験を積ませてくれたりします。
地域若者サポートステーションは、15〜39歳の若者に対して就職相談や職場体験を通して、就職を支援する公的機関です。
キャリアコンサルタントによる的確なアドバイスを受けられる点が魅力でしょう。
また、全国にある就職支援のNPO団体を利用するのもおすすめ。
同じような悩みを抱えている方が多く集まるので、一緒に頑張れる仲間も見つけることができます。
就職サイトや転職エージェントの活用は、最もスタンダードな就職方法だと言えるでしょう。
ある特定の分野に特化しているサービスもあるので、希望の業界や職種がある方は使ってみてください。
【5.就職に有利な資格を取得する】
資格を取得すれば就職できるというわけではありませんが、少なくとも自分のスキルを見える形でアピールすることに使えます。
大切なのは、ちゃんと仕事に活かせる資格でないといけないということです。
例えば経理の仕事に就こうとしている人が
『インテリアコーディネーターの資格を持っています』
と言ったところで何のアピールにもなりません。
闇雲に資格を取得する資格マニアになるのではなく、しっかりとした目的を持って取得することが重要なのです。
【6.身内のコネを使う】
最後にご紹介するのは、身内のコネを使うということです。
『コネを使って就職するなんてカッコ悪い』
このようなことを言う人もいますが、そんなプライドはさっさと捨てましょう。
世の中にはそういったコネもなくて就職できず苦しんでいる人もいるのです。
使えるものは何でも使ってください。
就職した後に人一倍成果を出せば、コネ入社だろうが文句を言う人はいなくなります。
4.ニートでも就職できるのはこんな会社
続いて、ニートからでも就職しやすい会社について見ていきましょう。
【IT・Web業界】
意外と元ニートという経歴を持つ方が多いのが、IT・Web業界の会社です。
ニートの中にはITリテラシーの高い方も多く、IT・Web業界で活躍できる可能性も高いと言えます。
IT・Web業界は、スキルさえあれば特に経歴にこだわらない特徴があるので、自分の得意分野を活かしたいという方にはぴったりでしょう。
【介護業界】
ニートから正社員として就職するならば、人材不足の業界を狙うというのもアリでしょう。
特に介護業界はニートという経歴があっても気にしないという会社が多いです。
これからもさらに高齢化が進んでいくため、社会的な意義も大きい業界と言えます。
【工場】
ニートの中には周りと積極的にコミュニケーションを取るのが苦手だという人も多いでしょう。
そんな方々におすすめなのが工場での仕事です。
仕事が始まれば黙々と目の前の仕事に集中することが求められるため、人間関係のトラブルに巻き込まれたくない人におすすめ。
工場も人材が不足しがちなため、社会人経験なしの方でも応募できる求人がたくさんあります。
【在宅ワークという手もある】
割と新しい働き方として、在宅ワークという方法も考えられるでしょう。
クラウドソーシングサービスを利用すると、すぐにでも仕事を開始することができます。
また、一般的な会社でも在宅ワークを取り入れているところが増えてきているので、気になる方は是非チェックしてみてください。
5.ニートから就職するのにおすすめな職種は?
次にニートからでも就職しやすい職種について取り上げたいと思います。
【営業職】
まず初めに挙げられるのは営業職です。
文系の学校を出ている方が最も多く就職する職種になります。
そのため求人数も多く、特別に秀でたスキルがなくても採用されやすい職種と言えます。
初心者でもしっかりキャリアを積み上げていけば、さらに良い条件の会社へも転職しやすくなるので、特別なスキルを持っていない方におすすめです。
【事務職(バックオフィス)】
続いてご紹介するのは、いわゆるバックオフィス系と呼ばれる事務職です。
営業職のようにノルマがないため比較的楽そうなイメージがありますが、その分給料も低めに設定されています。
また、男性よりも女性を積極的に採用する会社が多いため、男性の場合はやや難易度が高まります。
【技術職】
最後にご紹介するのは技術職です。
特にIT・Web業界で活躍しているシステムエンジニアなどは、今後も需要が見込める職種でしょう。
手に職をつけたいという職人肌の人や、周りとコミュニケーションを取ることが苦手だという人におすすめの職種です。
6.ニートで就職したい人におすすめの就職サイト&転職エージェント
続いて、早速就職活動をスタートさせたいと思った方に、おすすめの就職サイトと転職エージェントをご紹介していきます。
【TOKYO START LINE】
まず初めにご紹介したいのが、TOKYO START LINEです。
TOKYO START LINEは大手人材会社のインテリジェンスが運営している機関。
正社員以外のアルバイトや、そもそも働いていないニートなどを対象に、カウンセリングから就職セミナー、企業紹介まで幅広いサービスを提供しています。
サービスレベルも非常に高いので、かなりおすすめです。
【パーソナル・サポートセンター】
パーソナル・サポートセンターは、ニートや引きこもりからDV被害者のように心に傷を負った方まで、自力で就職することが困難な方を対象に就業支援を行う団体です。
就業セミナーの開催から、履歴書&面接対策のような実践的なものまで、しっかりとサポートしてくれます。
同じ境遇の方と一緒に頑張りたいという人におすすめ。
【NPO法人育て上げネット】
育て上げネットはニートの就職をサポートするNPO法人です。
単なる職業紹介ではなく、働くことへの不安を取り除くことや、社会へ出ていく自信を身につけさせるトレーニングを行ってくれる点に特徴があります。
当然、就職するために必要なスキルの研修などもあり、基礎知識を身につけた後は、実際の仕事を体験してみる経験も積むことができます。
少しずつ自分のペースでニートから脱出したいという方にぴったりです。
【JAIC(ジェイック)】
就職率80%以上という実績を誇るのが、JAIC(ジェイック)です。
多くのメディアにも取り上げられているため、名前を聞いたことがある人も多いでしょう。
未経験者OKの求人のみを取り扱っているので、ニートからでも就職できる可能性は高いと言えます。
あなたにぴったりの会社紹介だけでなく、基本的なビジネスマナー研修から履歴書の書き方、面接の受け方まで無料でトータルサポートしてくれます。
【ハタラクティブ】
社会人経験ゼロでもOKの求人を多数扱っているのが、就職支援サイトのハタラクティブです。
ニートからの就職も、専属の就活アドバイザーがマンツーマンでサポートしてくれるので安心でしょう。
一般的な求人サイトには掲載されていない非公開求人を多数扱っている点も見逃せないポイント。
入社した後も定期的にフォローしてくれるので、かなり心強いでしょう。
【工場ワークス】
最後にご紹介するのがこちら。
ニートからでも就職しやすい工場の求人に特化しているのが工場ワークスです。
大手メーカーの求人も多く掲載されているため、安定した会社で働きたいという方にもおすすめ。
【まとめ】ニートからでも就職できる!
ニートから就職することは、簡単ではありません。
しかし、諦めずに就職活動を続ければ、ニートでも就職できることが分かったと思います。
最後に、今回の記事でご紹介したニートから社会人を目指す人に実践してほしいことをおさらいしましょう。
・怠け癖&諦め癖を直す
・規則正しい生活リズムを作る
・まずはアルバイトをしてみる
・就職支援を受ける
・就職に有利な資格を取得する
・身内のコネを使う
この6つのポイントを押さえておくと、ニートからの就職も不可能ではありません。
ニートを脱出したいという人にとって、今回の記事が少しでもお役に立てたのなら幸いです。
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