- 1.履歴書に嘘を書いたらバレるの?
- 2.履歴書に書く嘘にはどのようなものがある?
- 1.学歴の嘘
- 2.職歴の嘘
- 3.資格の嘘
- 4.スキルの嘘
- 3.履歴書に嘘を書くのは犯罪なの?
- 1.罪に問われることはほぼない
- 2.資格が必要な仕事では犯罪になる事がある
- 4.履歴書の嘘はどんな時にバレる?
- 1.話に矛盾が生じる時
- 2.雇用保険被保険者証を提出した時
- 3.年金手帳や退職証明書を提出した時
- 4.源泉徴収票を提出した時
- 5.働く上で資格が必要な時
- 6.リファレンスチェックを受けた時
- 7.人のつながり
- 8.実際の業務レベルが話と食い違っている時
- 5.履歴書に書いた嘘がバレたらどうなるの?
- 1.内定の取り消しや懲戒解雇
- 2.損害賠償請求を受ける可能性もある
- 6.履歴書に嘘を書いて解雇されるケース&されないケース
- 1.求める人物像にマッチしない場合は解雇される
- 2.活躍が期待できる場合は解雇されない
- 7.履歴書に嘘を書いても責任が問われないこともある?
- 8.履歴書に嘘の職歴を書いたらバレる?
- 9.履歴書に嘘の資格を書いたらバレる?
- 10.履歴書に嘘の学歴を書いたらバレる?
- 11.履歴書に嘘のアルバイト歴を書いたらバレる?
- 12.履歴書に嘘を書いても良い場合がある?
- 13.履歴書の嘘はバレないケースの方が多い?
- 14.履歴書に嘘を書く前に転職エージェントへ相談
- 1.リクルートエージェント
- 2.パソナキャリア
- 3.マイナビエージェント
- 4.JACリクルートメント
- 5.ハタラクティブ
- まとめ.履歴書は嘘でなく本音で勝負すべき!
1.履歴書に嘘を書いたらバレるの?
少しでも転職活動がうまくいくように、『履歴書に嘘を少し書いちゃおうかな』と考えたことはありませんか?
今回はそんな方向けに、そもそも履歴書に嘘を書いたらバレるのか、バレた後はどうなるのか詳しく見ていきます。
先に本記事で取り上げるポイントをまとめると、以下のようになります。
・罪に問われることはほぼない
・資格が必要な仕事では犯罪になる事がある
・内定の取り消しや懲戒解雇になる
・損害賠償請求を受ける可能性もある
『履歴書に嘘を書いても良いの?』『履歴書の嘘がバレて罪に問われたりするの?』
このような疑問をお持ちの方は、是非最後までご覧ください。
2.履歴書に書く嘘にはどのようなものがある?
まず初めに、そもそも履歴書に書く嘘にはどのようなものがあるのか説明しておきます。
1.学歴の嘘
一つ目に挙げられるのは、学歴の嘘です。
学歴による就職格差は確かに存在します。
そのため、少しでも就職を有利に進めるために、学歴に嘘をつく方がいるのです。
2.職歴の嘘
履歴書に記載する嘘として最も多いのがこちらでしょう。
特にネガティブに捉えられがちな転職回数や就業期間などに嘘を盛り込む方が少なくありません。
3.資格の嘘
就職を有利に進めるために、資格は大きなアピールポイントになります。
そのため、取得していない資格をあたかも持っているかのように記載する方もいます。
4.スキルの嘘
意外とごまかしやすいため、スキルの嘘を盛り込むという方も多いです。
例えば、特に部下を持った経験もないのに、『マネジメント経験あり』と記載してしまったり、プログラミングの経験もないのに、『プログラミングの業務に3年携わっておりました』と記載してしまうことなどが当てはまります。
3.履歴書に嘘を書くのは犯罪なの?
それでは続いて、履歴書に嘘を書くことは犯罪になるのかどうか見ていきましょう。
1.罪に問われることはほぼない
結論からお伝えすると、罪に問われることはほぼありません。
可能性が全くのゼロとは言い切れませんが、詐欺罪や私文書偽造罪などで訴えられるケースはかなり稀でしょう。
しかし、だからといって履歴書に嘘を記載しても良いという理由にはなりません。
2.資格が必要な仕事では犯罪になる事がある
履歴書の嘘が犯罪になる可能性は小さいですが、罪に問われるケースも当然あります。
可能性として高いのは、資格が必要な仕事で、無資格なのにも関わらず資格を持っているかのように嘘を書いた場合です。
こういったケースでは、無資格者がサービスを提供したとして、企業側が訴えられる可能性があります。
このように企業側にとって大きな損害につながる場合、履歴書に嘘を記載した本人も罪に問われる可能性が高いでしょう。
4.履歴書の嘘はどんな時にバレる?
それでは次に、どんな時に履歴書の嘘がバレてしまうのか説明していきます。
1.話に矛盾が生じる時
特に多いのが、面接中などの話に矛盾が生じた時です。
嘘を一つ書いてしまえば、それをごまかすためにさらに嘘をつかなければならなくなり、これを繰り返すことでどこかに矛盾が生じてしまいます。
特に採用面接のように、じっくり深掘りされて確認されるような場では、こういった矛盾が生じやすくなるのです。
2.雇用保険被保険者証を提出した時
職歴に関する嘘がバレやすいのが、雇用保険被保険者証を提出した時です。
雇用保険被保険者証は転職先企業で雇用保険に加入する際に必要になります。
この雇用保険被保険者証には前職の企業名や退職日が記載されているため、職歴を偽ったとしてもすぐにバレてしまうでしょう。
3.年金手帳や退職証明書を提出した時
年金手帳も転職先企業で社会保険に加入する際に提出しなければなりません。
この年金手帳にも過去に働いていた会社での保険加入歴が記載されているため、職歴の嘘がバレる可能性が高いです。
また、退職証明書の提出を求められた際も同様に、以前働いていた会社の入社日や退職日が記載されているため、勤続期間などの職歴がバレてしまうでしょう。
4.源泉徴収票を提出した時
年末調整に必要な源泉徴収票も、履歴書の嘘がバレるきっかけになります。
源泉徴収票には前職の企業名から入退職日、給与額まで記載されています。
これらに関する嘘は、源泉徴収票を確認すればすぐにバレてしまうでしょう。
5.働く上で資格が必要な時
有資格者でなければ働けない仕事の場合、資格に関する嘘は高確率でバレます。
資格が必須の仕事の場合、資格証明書や合格証書の提出を求められるケースがかなり多いです。
そのため、持っていない資格をあたかも持っているかのように偽っても、すぐにバレてしまうでしょう。
6.リファレンスチェックを受けた時
リファレンスチェックとは、採用担当が応募者が働いていた企業に直接連絡し、勤務態度や経歴、退職理由などについてヒアリングすることです。
外資系企業などではよく行われていることですが、日本企業の中でも採用に慎重な企業や、面接中に何か違和感を感じた場合などに行われることが増えてきています。
このようなリファレンスチェックを受けた場合、かなりの高確率で履歴書の嘘がバレてしまうでしょう。
7.人のつながり
同業界への転職の際に意外と多いのが、人とのつながりからバレてしまうケースです。
前職の企業と転職先企業が思わぬところでつながりがあり、その接点がきっかけで嘘が発覚したり、前職の上司と転職先の上司が知り合いだった、といった場合などが挙げられます。
自分の想像していなかったところで、人とのつながりがあることは少なくないのです。
8.実際の業務レベルが話と食い違っている時
偽りの業務レベルを履歴書に記載して採用されたとしても、実際に働いてみたらすぐにバレてしまうでしょう。
例えばプログラミング経験を偽って入社した場合、現場で働くプログラマーから見れば、スキルに嘘があることはすぐに見抜けます。
実際の業務レベルをごまかし続けることは非常に難しいと考えられるでしょう。
5.履歴書に書いた嘘がバレたらどうなるの?
それでは続いて、もし履歴書に書いた嘘がバレてしまった場合どうなるのか、こちらで解説していきます。
1.内定の取り消しや懲戒解雇
履歴書に嘘の記載があった場合、多くは内定の取り消しや懲戒解雇という結論になるでしょう。
履歴書に嘘を書くような人材は、そもそも信用されないからです。
時間と労力をかけて転職活動しても、履歴書の嘘が発覚した時点で全てが水の泡になってしまうことを考えると、履歴書に嘘を書くことはおすすめできません。
2.損害賠償請求を受ける可能性もある
自分が内定の取り消しや解雇されるだけならまだしも、損害賠償請求を受ける可能性があることも認識しておきましょう。
ここまで発展する可能性は非常に稀ではありますが、あなたの履歴書の嘘が原因で企業側に大きな損害が発生した場合、あなた自身に損害賠償請求される可能性もあります。
あなた自身はちょっとした嘘だと考えていたことも、企業側にとっては大きな損害につながるケースがあることを覚えておいてください。
6.履歴書に嘘を書いて解雇されるケース&されないケース
履歴書の嘘が発覚した場合、多くは解雇されると説明しましたが、解雇までは至らないケースもあります。
こちらでは解雇されるケースとそうでないケースの違いについて簡潔にご紹介していきます。
1.求める人物像にマッチしない場合は解雇される
履歴書の嘘が発覚した際に解雇されるのは、多くが求める人物像にマッチしないケースです。
例えば、企業ができるだけ長く働いてもらえる人材を求めていた場合、転職回数などに嘘を記載した人材は解雇される可能性が高いでしょう。
他にも、例えばマネジメント経験のある人材を求めていた場合に、マネジメント経験の偽りがあった人材は解雇されやすいです。
2.活躍が期待できる場合は解雇されない
一方で、履歴書の嘘が発覚しても解雇されないケースもあります。
それは、解雇するには惜しいほど今後の活躍が期待できる場合です。
例えば、職歴に嘘があったとしてもスキルは十分兼ね備えている場合、嘘に関する注意は受けるものの、そのまま入社を認められる可能性が高いでしょう。
場合によっては、別の部署などに配置転換されるだけで、その後は何事もなかったかのように働くことが認められるケースもあります。
7.履歴書に嘘を書いても責任が問われないこともある?
履歴書に嘘を記載することで、解雇や損害賠償請求といった責任を求められるケースがほとんどですが、中には責任を問われないケースもあります。
これは嘘の内容や度合いによると考えられます。
例えば、実際に前職で働いた期間が11ヶ月だったところを、1年間と記載していた場合、企業によっては、『まぁそれくらいの嘘なら大したことではないな』と受け流してくれる可能性もあるでしょう。
これは応募先企業によって基準がバラバラになりますが、そこまで大した影響を受けない嘘の場合は、責任を追求されないケースも増えると考えられます。
8.履歴書に嘘の職歴を書いたらバレる?
それではここから、ケース別に履歴書の嘘がバレるのかどうかを見ていきましょう。
まずは嘘の職歴を書いたケースです。
こちらの嘘の場合は、保険の加入手続きや退職証明書の提出を求められた場合に発覚してしまうため、かなりの高確率でバレると考えられます。
もし履歴書に記載するほど長く勤めていない企業などがある場合は、記載せずに、面接の場で直接伝えるなど、正直に話すようにしましょう。
9.履歴書に嘘の資格を書いたらバレる?
次に、履歴書に嘘の資格を書いた場合の例です。
こちらは資格が無いと働けない仕事を除いて、バレる可能性は低いと言えます。
理由として、有資格者でなければ働けない仕事の場合を除いて、資格証明書の提出を求められるケースが少ないからです。
つまり単なるアピールとして持っていない資格を記載したとしても、ほぼバレる可能性はないでしょう。
しかし、採用に慎重な企業の場合、全ての資格の合格証書を提出させることもあるため、やはり嘘は記載しない方が良いです。
10.履歴書に嘘の学歴を書いたらバレる?
次に、履歴書に嘘の学歴を書いた例です。
資格同様に、学歴の嘘もバレる可能性は低いでしょう。
よほど信用を重視する企業でない限り、中途採用などで応募者の学歴を調べるようなことはありません。
そのため、本人が自分でカミングアウトしない限り、学歴の嘘がバレる可能性はないでしょう。
11.履歴書に嘘のアルバイト歴を書いたらバレる?
最後に、嘘のアルバイト歴を記載した場合の例です。
アルバイト歴の嘘については、ほぼバレる可能性はありません。
特にアルバイト歴が長い応募者の場合、企業も一つひとつのアルバイトについて経歴を調べる余裕はないでしょう。
どちらかと言うとアルバイト歴より、社員として働いた経歴の方を詳しく調べる傾向があります。
12.履歴書に嘘を書いても良い場合がある?
履歴書に嘘の情報を記載することは、基本的にNGですが、一部例外があります。
それは、試用期間中や研修期間中に退職した経験がある場合です。
この場合、履歴書にはその時期の経験を記載しなくても良いです。
ただし、面接の際に口頭で、『この時期は、短期間ですが●●で働いておりました』と伝えるようにしましょう。
変に隠そうとすると、履歴書に空白期間ができることになるので、結果的にマイナス評価を受ける可能性が高まります。
13.履歴書の嘘はバレないケースの方が多い?
ここまで履歴書に嘘を記載した場合のその後について説明してきましたが、結果としてバレずに済むケースの方が多いです。
職歴に関する嘘以外は、基本的に自分からカミングアウトしない限り、バレる可能性は低いと言えます。
しかし、履歴書に嘘を書いて入社したとしても、いつその嘘がバレるか分からないという不安を抱えたまま働くことになるため、精神的に大きなストレスを感じることになるでしょう。
このような状況を避けるためにも、やはり履歴書には正確な情報を記載することをおすすめします。
14.履歴書に嘘を書く前に転職エージェントへ相談
履歴書に嘘を記載する方の多くは、『嘘の情報で自分をより良く見せないと、採用してもらえない』と考えている方が多いです。
そんな方は、嘘の履歴書を書く前に転職エージェントへ相談することをおすすめします。
転職エージェントに登録することで、転職のプロであるキャリアアドバイザーが、しっかりとあなたの転職をサポートしてくれます。
今のスキルや経験に見合った求人をきっと紹介してくれるでしょう。
求職者は無料で転職エージェントを利用できるため、積極的に活用してください。
おすすめの転職エージェントを以下にピックアップしておきます。
1.リクルートエージェント
数ある転職エージェントの中からどれを選べば良いのか迷っている場合、まずはリクルートエージェントに登録しておきましょう。
言わずと知れた転職業界No.1の実績を誇り、非公開求人だけで10万件以上という圧倒的な求人数が魅力です。
また、しっかりとした履歴書の添削サポートも受けられるため、嘘の情報を書かずとも魅力的な履歴書に仕上がるアドバイスを受けられるでしょう。
転職希望者はマストで押さえておくべき転職エージェントです。
2.パソナキャリア
スキルや経験に自信がない方におすすめの転職エージェントが、パソナキャリアです。
利益よりも社会貢献を重視する社風のため、他ではサポートを断られるような応募者もしっかりサポートしてくれます。
また、パソナキャリアからしか応募できない独占求人も多く抱えているため、なかなか自分に合った企業が見つからないという方にもおすすめです。
3.マイナビエージェント
20代の若手人材におすすめできる転職エージェントが、マイナビエージェントです。
応募者一人ひとりに親身に寄り添うカウンセリングが評判で、これからのキャリアについてプロに相談したいという方に最適です。
大手企業から中小企業まで、扱っている求人の幅も広いため、きっとぴったりの企業を紹介してもらえるでしょう。
4.JACリクルートメント
外資系企業や海外進出企業などでグローバルに働きたいという方には、JACリクルートメントをおすすめします。
グローバル企業への転職サポートにおいては、国内No.1の実績を誇ります。
レベルの高いキャリアコンサルタントも多数在籍しており、しっかりとした手厚いサポートが期待できるでしょう。
30代後半以降で本格的にキャリアアップしたい方におすすめです。
5.ハタラクティブ
正社員として働いたことがない方や未経験人材におすすめしたい転職エージェントが、ハタラクティブです。
応募者の経歴を問わず丁寧なサポートを受けられる点が魅力で、未経験人材の内定率の高さに定評があります。
これといったスキルや経験がない方は、是非登録しておきましょう。
ただし、求人が関東圏の企業に限定されるため、それ以外のエリアを希望する方にはおすすめできません。
まとめ.履歴書は嘘でなく本音で勝負すべき!
少しでも自分を良く見せようと履歴書に嘘の情報を記載する方が多いですが、それで入社したとしても、いつ嘘がバレるのかという不安を抱えながら働き続けることになります。
そのような状態で仕事をしても、全く楽しくないでしょう。
やはり履歴書は嘘ではなく本音で勝負すべきです。
最後に、履歴書に嘘を書いたらどうなるのか、本記事で取り上げたポイントをおさらいしておきましょう。
・罪に問われることはほぼない
・資格が必要な仕事では犯罪になる事がある
・内定の取り消しや懲戒解雇になる
・損害賠償請求を受ける可能性もある
履歴書に嘘を書こうか悩んでいる方が、本記事を参考に、考え直していただければ幸いです。
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