もっと厳しい環境が欲しい!自分の成長を求めて転職を決意
医薬品の営業職として新卒で採用いただいた小さな会社。
半年間の研修を受け現場に配属となり死に物狂いで仕事に取り組み、徐々に仕事の流れを掴んでいきました。
仕事にも慣れ営業としての実績がついてきたころ、同じ営業所の先輩達の勤務態度に違和感を覚えるようになりました。
営業として外回りをする他に、月初めは2日~3日ほど内勤日として事務作業などをする日がありましたが、パソコン仕事など苦手な作業を後輩にふり、自身はネットサーフィン。
昼休み中に携帯電話の機種変更へ行き、2~3時間たっても帰ってこない。
それをとがめず、就業時間に私用を済ませるのが当たり前な職場の雰囲気。
外回りも行かず一日会社でのんびりする。
など、目に余る無法地帯なのに認められる職場。
更には飲みニケーションだけはとっても大事にしており、プライベートの時間も会社の人との付き合いに侵食されることが多い。
こんな職場にいたら、自分もそのうち慣れてしまい、遊んだりサボったりするのが当たり前になってしまうのでは?人として成長していけないのでは?
など、毎日毎日膨らむ不安と違和感が大きくなりました。
若いうちに厳しい環境に身を置きたい。チャレンジがしたい!という気持ちも大きくなり、
外へ目を向ける為にもとりあえずの転職活動をしてみることにしました。
働きながら転職活動へ!エージェントなどを利用して情報収集
この環境にずっといれない。
と危機感があったことで転職活動はスピーディに取り組むことができました。
まずは転職サイトへ数件登録し求人を見る日々。
気になるものがあれば問い合わせたりと情報収集をしました。
その内にエージェントから担当者をつけていただき面談をし具体的な相談をしました。
同業他社への転職がスムーズであり、交渉次第で今までより数段条件がよくなるとオススメいただいたことで、同業他社への転職という方向性を定めることができました。
そこからは自身の経験を活かせるであろう領域の薬を扱っている会社に絞り、実際の就職活動が始まりました。
エントリーシートや履歴書などもエージェントの方に詳しくチェックいただけ、更には同業他社でしたので、書類で落とされることはほとんど無く、面接までこぎつけた会社が多かったです。
エージェントの担当者には面接を受ける会社に応じた内容で面接の練習をしていただき、本番に緊張せず挑むことができました。
転職活動の際は有休を取ったり、土日になるべく動いたりと調整することで、会社には知られないように活動しました。
三社受け、一社内定をいただくことができました。
勤めていた会社よりも条件がよく、今よりチャレンジが出来そうで、自身が成長していけると希望の持てる会社へと行くことを決めました。
新卒で勤めてから、モヤモヤしながらも踏み切れずにいた転職。
勇気を出して一歩動いて見れば、どうにかなるものだなと実感。
迷ったらとりあえずでも動いてみる。その内流れに乗れるのだ。と感じました。
退職時に揉めてしまいボーナスが減額!
転職先への入社は1月に決まりました。
内定は9月にいただいたので時間的な猶予はありました。
言い出しづらく迷いましたが、退職の意思を伝えるのも早い方がいいだろうと思い、内定をいただいてからすぐ直属の上司へと意向を伝えました。
本当に小さくいい意味でも悪い意味でもアットホームな会社でしたので、社長が引き留めにわざわざ会いに来てくれました。
可愛がっていただいたので申し訳ない気持ちもありましたが、今のうちに色んなことにチャレンジしてみたい。と正直な気持ちを伝えた記憶があります。
結局、中々納得して貰えなかったこともあり気持ちがヒートアップしてしまい
この会社にいても成長できない!ロールモデルとなる先輩がいない!
等と若気の至りで暴言を吐いてしまい、ケンカ別れのような形になってしまいました。
そんな形で、同業他社へ行くことも知られていたので、辞めるまでの二ヶ月半はとても居心地の悪いものでした。
また12月のボーナスも辞めることを前提に大幅に減額されてしまいました。
きっと大きな会社でしたらシステムに乗っ取ってボーナスなども貰え退職まで辿り着けるのだと思いますが、そんな訳にも行かず、気力を使いました。
もう少し穏便に円満退社ができるよう自身も努力をすべきであったと反省しています。
ぬるま湯のような職場から脱出!厳しいけど働きがいのある職場へ転職
チャレンジしたくて大きな会社に飛び込みましたが、研修はかなり厳しく勉強漬け、覚えることも多く、正直辛かったです。
でも、暴言を吐いてまで、自分の力を過信してまで前の会社を飛び出したのだから、と必死に勉強しなんとかついていけるほどになりました。
中々思うように実績が伸びなかったりと、前の会社の時とは違う壁にぶつかりましたが、
やる気に満ちている同僚、先輩に囲まれ、成長していかないとついていけない環境に身を置けた分、謙虚にもなれたし、自分の実力を知ることができました。
いまは思い切って飛び出してよかった。ぬるま湯に浸かっていたら今頃どうなっていたのかなー?と思っています。