1.プロフェッショナル「仕事の流儀」から学ぶ仕事術を厳選紹介!
ビジネスマンの方であればNHKが放送しているプロフェッショナル「仕事の流儀」を毎週チェックしているという方も少なくないでしょう。
今回はそんなプロフェッショナル「仕事の流儀」で取り上げられたプロの方々から学べる仕事術をご紹介していきます。
また、NHKプロフェッショナル仕事の流儀には名言も多く、学ぶことがたくさんあります。
今すぐにでも取り入れられるものばかりなので、是非参考にしてみてください。
2.プロフェッショナル「仕事の流儀」とは?
まず始めに、プロフェッショナル「仕事の流儀」を知らない方のために簡単にご紹介しておきます。
プロフェッショナル「仕事の流儀」はNHK総合テレビが毎週月曜日に放送しているドキュメンタリー番組で、様々な分野で活躍するプロフェッショナルを取り上げていきます。
単なる仕事の紹介だけでなく、その人の持つ価値観や考え方まで深く掘り下げて紹介することで、多くのビジネスマンにとっての教養番組としても観ることができます。普通では入れないような場所にもカメラで密着取材し、新しい情報を紹介しているため、非常に勉強になります。
次の章では、そんな仕事の流儀に登場した中で特に参考にしたい方々を厳選してご紹介していきます。興味のある方は是非チェックしてみてください。
3.仕事の流儀から学ぶ仕事術はこちら!
それでは早速仕事の流儀から学べる仕事術をご紹介していきます。
【トラブルは小さな芽のうちに対応】
最初にご紹介するのはコンビニチェーンを経営する新浪剛史氏の仕事術です。
新浪氏はトラブルはできるだけ芽が小さいうちに対応すべきだと言います。大きく燃え上がった炎を鎮火させることが難しいことは説明するまでもありません。
火が出てすぐに対応することで被害も少なくスピーディに処理することができるのです。大切なのは火が出たタイミングですぐに気付くことでしょう。
そのために新浪氏は「危機管理ノート」というものをつけています。これは何か報告を受けた際に「おかしいな」と直感的に感じたことをメモし、必ず自分の目で確かめに行くそうです。
経営者として社員を信頼していないことはありませんが、部下が上司にネガティブな報告をしづらいように、甘く見積もっていたことが時として大火事につながることもあります。
そのようなことを未然に防ぐのがこの危機管理ノートなのです。
【会議ではリーダーが何でも発言できる空気を作る】
続いてご紹介するのは世界的な大ヒット商品を連発し続けている横井昭裕氏が会議中に実践している仕事術です。
横井氏は会議中に何でも発言できる空気をリーダーが作らねばならないと述べています。
ビジネスマンの方でついつい会議で周りに流されてしまう方は多いでしょう。自分の意見があったとしても、遠慮してしまい発言せずに周りに同調してしまうことはありませんか?
こういったことはスムーズに会議を進める上では効果的かもしれませんが、より充実した会議にする上では逆効果です。横井氏はリーダーが真っ先に周りから笑われるようなくだけた話をあえてすることで、発言するハードルをグッと下げることが重要だと考えています。
管理職の方で実りのある会議ができていないと感じる場合は、是非参考にしてみてください。
【「1R2E3S」で時間を効率的に仕事に使う】
忙しいビジネスマンにとって時間を効率的に使う仕事術は知っておいて損はないでしょう。
こちらでは自由な仕事と時間を求めて起業した飯塚哲哉氏の時間に関する仕事術をご紹介します。
飯塚氏は仕事において「1R2E3S」の理論で時間を使うことをおすすめしています。それぞれ「1R=1人の人間」「2E=2つの実行」「3S=3つのテーマ」を意味しており、まとめると「1人の人間は大小2つの仕事を抱えながら3つの仕事に関する研究を行う」ことが最も効果的に時間を使えるという理論です。
例えば、大きなメインの仕事を抱えながらも、小さい仕事も用意しておくことで、ちょっとした待ち時間なども上手に活用することができるでしょう。3つの仕事に関する研究も同様で、1日の中で空いている時間の大きさに合わせて仕事を選択できる状態にしておくことで、無駄な時間を過ごす暇を無くすことができるでしょう。
【1秒後に集中するための脳の切り替えスイッチを作る】
効率的に時間を使うという意味ではダラダラと仕事する時間よりもしっかりと集中して仕事する時間をいかに長くできるかが重要になってきます。
こちらではご存知の方も多い脳科学者の茂木健一郎氏が実践している1秒後に集中した状態を作るための脳の切り替えスイッチを作るという方法をご紹介します。
大学での講義だけでなく、自身の研究や講演、執筆活動など多忙を極める茂木氏にとっての瞬間的に脳を集中モードに切り替えるスイッチは音楽だと言います。仕事に合わせて音楽を切り替えることで自分のモードも切り替わるそうです。
こういった集中力を高めるスイッチを持っているビジネスマンは優秀であるケースが多いです。もちろん音楽だけでなく、例えばコーヒーやガムといったちょっとしたものでもOKです。自分を仕事モードに切り替えるスイッチを作ってみてください。
【決めないリスクより決めるリスクを取る】
最後にご紹介するのは何かを決断する際に参考にして頂きたい仕事術です。
実践しているのはプラント建設の現場所長である高橋直夫氏です。
高橋氏は決めないリスクよりも決めるリスクを取るべきだと言います。目まぐるしく変化していく時代の中で決断が遅れることは命取りです。確かに失敗することは誰もが恐れることでしょう。しかし、恐れるあまり決断できずにその場から動けずにいることはより危険なことであると自覚してください。
特にIT業界のように変化のスピードが早い業界では、少し足踏みしているだけであっという間に取り残されてしまいます。高橋氏は決断は早ければ早いほど良いと考えています。それは早く決断することで、もし失敗したとしても軌道修正する余裕が生まれるからです。
決めないリスクよりも決めるリスクを取ることで、結果的にリスクは小さくなります。決断を求められる立場にいるビジネスマンは是非今すぐにでも取り入れてください。
【まとめ】プロフェッショナルの仕事術を自分に取り入れる
プロフェッショナル「仕事の流儀」から学べる仕事術についてご紹介してきましたが、参考になりましたでしょうか?
各分野の第一線で活躍しているプロフェッショナルには、自分なりの考え抜かれた仕事術があります。全てでなくとも、今の自分に取り入れられそうな要素も見つかったと思います。
仕事の流儀を参考に、少しずつ自分の中に新しい視点を取り入れていくことで、ビジネスマンとしてさらに成長することができるでしょう。
今回は今すぐにでも取り入れられそうなプロフェッショナルを厳選しましたが、仕事の流儀のホームページからは過去のバックナンバーをチェックすることもできます。今回の記事で興味を持って頂いた方は、是非チェックしてみてください。
コメント