荷物の仕分け作業は組む相手が合わないと仕事が進まない!
荷物の仕分け作業の仕事をやっていた時、何度も何度も、この仕事辞めたいと思いました。
もう無理だーと思う瞬間ってなんだかんだで人間関係がメインですよね。
私の場合はまず、同僚と性格が合わなかったということ。
2人でタッグを組んで仕事をしなきゃいけなかったんですが、その同僚が年上。それはいいんだけれど「今やらなきゃいけないこと」と「後でもいいこと」の判断ができない人で…。
さぼっているつもりはなくても、「今それをやるの?!」と思わされることが多々。
おかげで私に回ってくる「今やるべき仕事」の山。
コミュニケーションを取って改善を試みましたが、無口な人であまり会話もしてくれず。
相手は私よりもずっと先輩でベテランだったのであまり強くいうこともできなかったので、我慢したまま、仕事の山を処理することも多々。
こんなに価値観の違う人と組まされるなんて…いや、これはわざとやってるんじゃないか?という疑問もありましたが、基本的に私の性格上、与えられた仕事はこなすべきという気持ちで何とか頑張らなきゃと踏ん張っていました。
キャパオーバーの仕事の山!相方の分の仕事も被り全く終わらない!
お中元や、お歳暮の時期はどうしてもし分けなきゃいけない荷物の量は増えます。
それは分かっているんです。
分かっているものの、組んだ相手の仕事量に比べて、私の仕事量は明らかに一人では無理な程に膨れ上がります。
時々他の部署の人が助けに来てくれたりもしますが、他の部署の人だから頼める仕事は限定されてきてしまいます。
100の仕事のうち、1,2個減るだけでもありがたいと言えばありがたいけれど、本来ならば、もう一人の相方が50やってくれればいいのに…なのに、どこかへ行っちゃった!
どこにいるの?あの人!
戻ってきたと思っても、応援に来てくれてる人と同じくらいの量の仕事しかしない!
このあたりから、ぼちぼち「無理だ」と思い始めます。
二人でやっているはずなのに、ずっと孤独でした。
独りぼっちで2倍の量の仕事を押し付けられている気分でした。
相方の仕事ぶりが改善されず上司に相談したが無駄だった
仕方がないので、一旦上司にそれを相談しました。
厳しい仕事量を一生懸命裁いてきたため、私の仕事を捌くスピードは格段に上がった、という自覚があったところで、上司的には「そんなにできてない」という判断。
なぜなら、担当箇所の仕事を捌ききれてないから。
文句があるならもう一人の相方を何とかしなさい、という指示。
何ともできないから相談してるんでしょうが!と思い抗議しましたが、半年以上放置状態。
何かしら動いてくれたのかもしれませんが、結果、相方の勤務態度はほぼ変わらず。
担当箇所の異動も上司にお願いしましたが、今は難しいと言われました。
仕方なく現状を受け入れ、残業や早出を重ね、気を使いながら我慢して続けていたら、いつの間にか胃潰瘍になっていた私です。
胃潰瘍で休んだことで仕事について客観的に見れるようになった
半端ない胃痛でお仕事をお休みしました。
病院に行き、「軽く胃潰瘍だね」と診断されたため、正当な理由でお休み申請を出せました。
人生初の胃潰瘍です。
自分としては、一生懸命に仕事をこなし、出来る範囲で改善を求めたり、自分に非がないよう能力もあげて、謙虚な気持ちで臨んでいたはず…なのに、まじめに頑張っていた私が胃潰瘍になって、なんだかよくわからないけれどのらりくらりとやっている年上の相方は休まずに稼いでいて…これはなんだか不公平だなと思うようになりました。
どこかで聞いたことがある「まじめに生きりゃ馬鹿を見る」というメロディが頭をぐるぐるしていました。
ほとんど食事もできず、食べては吐いてしまい、体重は1週間で3,4キロ落ちてしまう始末で、心の中もすさんでしまって、「一体私は何をやっていたんだろう」と思うようになりました。
胃潰瘍が少し良くなってきてやっと、一生懸命やっていたはずだけれど、感情を抑えて、何もかもを諦めていたことに気がづいたのです。
1週間休んで仕事に戻り、あらためて退職の意思が固まった
胃潰瘍で一週間、仕事に行けなかった私は、考える時間がたくさんありましたので、いろんなことを考えました。
このままあの職場に戻っていいものか、こうして病気になったけれど、会社は何もしてくれない…。
私は契約社員だったので、時給制で、休んだ1週間分の給料は出なかったんです。
これと言って保障もない中、病気になるほど、頑張らなきゃいけない仕事なのか…と自問自答し続けました。
そして元気になったらもう一度会社に復帰して、何も変わってなかったらやめよう、と決意しました。
案の定、一週間後に復帰した職場は特に何も変わっておらず、多少心配はされたものの、それだけでした。
もちろん、私じゃなきゃできない仕事ではないのはよくわかっていたので、それでいいと思いました。
すっぱりと辞める決意ができたのはいいきっかけになったなと思っています。
もう少し、自分を大事にしてあげられる場所で働こうと思えた職場でした。
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