フリーターの頃は仕事が続かずすぐに退職!現在の職場で働き続けられる理由

転職成功者のアドバイス

専門学校を卒業後は就職できずフリーターとして仕事を転々としていた

デザイン系の専門学校を卒業後、思うような就職先が見つからずにフリーターへ。

思えばこれが、私の転職人生の始まりです。

本当に、今思えば。

働いている当時は、毎日一生懸命だったし、いつか夢のデザイナーになるのだと息巻いていたのです。

コンビニの店員から始まり、真面目に働きました。

レジ金の誤差を出さないと褒められ、すごく誇らしかった。

でも、働いているとだんだんと違うなあ、となる。

これは、この後も続くのですが、欲のようなものが芽生える。

仕事ができるようになると、もっとやりがいのある事、もっと自分の好きな事をしたい、と思うようになるのです。

ただ、入社の時(仕事を始める時)は「これが最後の職場だ!頑張るぞ!」と思って始めます。

そう始めているのに、です。

どんな仕事でも慣れてくると不満が出てきてすぐに辞めたくなってしまう

仕事に慣れてくると、少しでも自分の好きな事が仕事に生かせないかと思うようになる。

と、同時に何か仕事のストレスや、不満が一緒になってモヤモヤとし出す。

ああ、辞めたいなあ、と一度少しでも頭に浮かんだら、もう消える事はなくなるように思います。

考えれば、考えるほど、今の仕事を辞める事が正解にしか思えない。逆に辞めない方がおかしいのでは無いか、位の考えになってくる。

そういう考えに至るようになると、職場での小さな嫌な事がどんどん見つかるようになります。

ここが嫌だな、あそこが嫌だな、そればかりに考えが支配されていく。

もちろん、そんな思考じゃ仕事もどんどん嫌になっていく。

こういう状態でいると、だいたい周りの同僚や上司にも異変に気付かれるようになります。

元気無いなあ、つまらなそうだなあ、というのが私の場合あからさまなんだと思います。

一度辞めたいと思うと仕事に身が入らなくなり、周囲から心配される

辞めたいという考えに支配された頃に、周りから促されるか自分からか、今何を考えているのか話すタイミングが訪れます。

毎日辞めたいと考え、職場が嫌になって、テンションの上がらない私が散々負のオーラを発しているので自然とそういう流れになるのだと思います。

恵まれた環境だったと思います。

従業員の異変に気付いたとしても、放っておいてもいいわけですから。

だいたい上司と話します。

若い頃、一人暮らしだった時の定番は「実家に帰ろうと思って」。

辞める理由は、もちろん他の理由なのですが波風を立てたくなくてこう言っていました。

一人暮らしではなくなってからは、逆パターンで「夢を諦めきれないので、都心に出て挑戦したい」。

辞めたいという気持ちを周囲に話すことで心が軽くなり、働きやすくなった

理由は嘘でも、辞めたいという事実を言ってしまうと、すごく心が軽くなります。

だいたい、話をしてから短くても一ヶ月くらいは仕事をして、退職に至るので、その後の仕事は割とやりやすいです。

ストレスから解放されて、仕事をするためでしょう。

何だったら、辞めたいと言ったことを後悔しそうになる事もありました。

でも、実際本当に自分の人生のステップアップ、キャリアアップのために転職をしたかったので、そこはグッと堪えました。

ファッション(洋服)が好きだったので、百貨店のレジをして、転職をし、最終的には好きなブランドを扱うセレクトショップで販売員をする事ができました。

今の職場で周りに助けられて働いているということに気が付かされた

若い頃は、散々適当な(嘘ともいう)理由で仕事を辞めてきました。

「実家に帰る」「親が病気で」「体調が優れないので実家に・・・」。

ほぼ実家に帰るです。本当は帰りません。

もしかしたら、それを聞いた上司も嘘に気付いていたかもしれません。今となっては確かめようが無いのですが。

私としては辞める話で揉めたく無い、というのが大前提でした。

すっと、文句を言われずに辞めたい。

その考えが、本当に夢だったデザイナーの仕事ができるのでは?という職場に在籍していた時に覆った気がします。

デザイン部署がある職場で、私は編集の仕事をしていて「本当はデザイナーをしたいのに、なぜこんなことを」と腐り始めた頃。

デザイナーの上司がまたしてもテンションの低い私に、どうしたのかと話しかけてくれて、こう思っていると素直に話したのです。

うんうん、と聞いてくれて結局「やってみたらいい」と少しデザインの仕事をさせてくれたのでした。

結果的には、私の技量はまだまだで全く仕事になりませんでした。

上司はわかっていたのだと思います。

その後も、周りには恵まれ、20代後半になる頃には嘘の理由で辞める事はなかったです。

嘘を言って辞めていた頃は、長期の人生設計ができていなかったように思います。

今は、人生設計が大筋でできているから、しっかりと自分の考えが話せる、なぜ辞めたいのか話せる。

もちろんそれは、ちゃんと聞いてくれる上司がいたからに他ならない。

とても感謝しています。

嘘を言って辞めた職場は、その後顔を出す事はなかなか無いですが、きちんと話して辞めた職場は辞めた後も顔を出したり交流があったりします。

なんだかんだで、立つ鳥跡を濁さず、と思ってやっていた嘘の理由での退職ですが、実は跡を濁していたのかも?

若気の至りとはいえやっぱり、嘘はいけませんね。

反省です。

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