スッキリ会社をやめるために!退職する時にやっておきたい3つのポイント

みんなの退職体験談

勤めていたデザイン会社を退職しようと考えたときに実践したこと

仕事をしている時ほど理不尽な目に合うことはありません。

なぜこんな目に合ってまで我慢して働かなければならないのか、そう感じながら今日もまた渋々と出社しましたが、いざ辞めようと決心してからこのような準備をしました。

私は長年、商業物デザインの職についていましたが、経営者がデザインのいろはもわかっていなかったのと、ひとりよがりで周りが見えないタイプだったので、何かと嫌な思いをさせられました。

会社の不満とストレスがたまり、体調にも影響が出始めたため、辞めたい気持ちは強くなりましたが、転職するまでの生活不安や慣れもあり、なかなか行動に移せませんでした。

そこで私は辞めることを行動に移すために、いくつかのことを実践してみましたので、ご紹介させて頂きます。

1.ネットで情報収集は必須!体験談を読んで退職の後押しをしてもらおう!

退職するには誰かの後押しも必要ですが、一番なのはネットの退職した体験談をのぞくことです。

私は勤めていた会社がどういうタイプの会社であったのか、ネットで調べてみました。

ちなみに、うちはこんな会社でした。

兄が社長、弟が専務、そして経理はスキルもない社長夫人で、会社の雑務は全てお母さん任せ(無給)の家族経営でした。

日本企業のほとんどが家族経営と言われていますが、大企業ならまだしも、私が勤めていた会社のように零細企業で社員が自分一人しかいないのであれば、すぐにでも辞めた方が良いというアドバイスが、ネット上にはたくさんありました。

家族経営の会社を辞めた方が良いその理由のひとつですが、まず自分もそうでしたが、家族以外の社員の給料はほとんど上がることはないそうです。

私も当初から全く給料が上がりませんでしたし、ボーナスもありませんでした。

社長や専務や社長夫人は、社宅と称して割とよいマンションに暮らしていたり、自家用車も全て社用登録していました。

会社を辞めた方が良い理由ふたつ目ですが、役員全員が家族または兄弟のため、公私混同はもちろん、社内での喧嘩も激しく、普通の会社のぶつかり合いとは全然違います。

確かに自分が勤めていた会社でも、毎日のように罵声が飛び交うため、精神的にも嫌な思いをするのは私達社員でした。

また、家族の中では普通なのでしょうが、変なルールも存在し、それを守らないと、家族ぐるみで責めてきました。

家族経営は自分たちに利益があればそれでよいので、社員のことはあまり大切にしないのかもしれません。

自分の会社がまさにこれに当てはまっていたので、私はやめる決心を固めました。

2.退職を決めたら少しずつ私物を持ち帰り、身の回りの整理をしよう

会社側に不満があり、会社を辞めることを決心したのなら、とにかく早い段階で自分の私物は持ち帰りましょう。

机の中はもちろんロッカーの中、また制服なども借りていた場合、綺麗に洗ってアイロンがけまでして返却を済ませておきましょう。

他の社員に引き継ぎできるものは、徐々に引き継いでゆき、万が一、今日すぐに会社を辞めても大丈夫な状態にしておくことが大切です。

私は辞めると決めて、その後、揉めて辞めるまでの1週間の間に、デスク周りとロッカーの整理をしました。

デスク周りなら、PCや壁などに、付箋紙やメモを貼っている場合もあると思いますが、それも全て撤去します。

ロッカーは綺麗に掃除し、新品同様の誰も使っていなかったかのような状態にしておきましょう。

実際に私が会社を辞める事を伝えた時、一番最初に上司に言われたのが、ロッカーやデスク周りの掃除と私物の撤去の指示でした。

本当に辞めようと思ったら、辞表願いを出す前にこれかのことを済ませるのがベストです。

少しずつ身の回りを整理し、退職時に自分の痕跡を残さないことで、たとえ円満退社でなかったとしても、会社に対してケジメをつけているということを意思表示できます。

3.会社に不満があったら退職を機に我慢せずにぶちまけて辞めましょう

私が会社を辞めたかったのは、それでも会社に一生懸命貢献したからでした。

だからこそ会社への不満が見えてくるのです。

適当に働いて適当に給料をもらっている人は、まずもって退職しようとは思いません。

私の場合は、理不尽な家族ルールにおいて注意を促され、そこに我慢できずに反論したことで、そのまま辞める事になりました。

相手は経営者ですから、「社員に言われる筋合いがない」などと権力を振りかざしてきました。

私は怒りを露にして今までの理不尽な対応をまくしたてましたが、内容は実に合理的でした。

このように喧嘩になった場合、実はここで感情的になっているのは社員でなく社長の方なのです。

辞める側には、その会社を辞めたくなる理由があるのです。

その理由を言っているだけなのに、聞き入れず権力だけを振りかざし、しまいには解雇を促し脅すような社長であれば、やはりそこでずっと働く必要はありません。

そのような会社はまた新しいイエスマンを雇えばよいだけで、そしてまた同じようなことを繰り返すだけです。

辞めようと決めてからそれを行動に移したいのであれば、辞職願を出す前にまず、上記のことを実践して見てください。

たとえ喧嘩退社であっても、自分としては気持ちよく会社を辞めることができますよ。

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