高校卒業後地元にある土木関係の仕事に就職。当初は特に不満はなかった
私は以前努めていた会社を辞めたいと思い実際に辞めてしまった経験があります。
今回は何故そう思ったのかという点や実際に辞めてしまった結果どうなったのかという点について色々と書きたいと思います。
当時の私の状況について簡単に説明すると高校を卒業して4年ほど経った頃で地元にある土木関係の会社に作業員として勤めていました。
私がその会社に勤めることになった理由はその分野に興味があったという事ではなく思ったように良い仕事が見つからず妥協した結果でした。
そもそも私は高校卒業後は大学か専門学校に進学したいと考えていたのですが兄弟が多く母子家庭でもあったので経済的に断念せざる負えませんでした。
元から力仕事があまり好きではなかったこともあってモチベーションは高くありませんでした。
ただ職場の同僚とはそれなりに上手くやれていましたし仕事自体も慣れてくるとそれなりに愛着を感じるようにもなっていました。
力仕事で疲れる割に給料が低いという点に関しては不満を感じることはありましたが少なくとも辞めたいと思うような事はありませんでした。
出張や転勤はないという話だったのに、旧に1年の出張を命じられた
私が仕事を辞めたいと感じ始めたきっかけは出張する事になった辺りからでした。
就職の際には出張や転勤は無いと聞いていたのですが急にそういった話になってしまいました。
高校で就職先を決めた際に進学しないなら実家を出たくないと思い当時の会社を選んだのに1年ほど出張することになることには強い不満を感じました。
ただ新潟から富山への出張だったので週末になれば実家に帰ることも可能という状況でした。
色々と手当がついて給料も上がるし1年だけなら何とか頑張ろうと思い不満は飲み込むことにしました。
いきなり家族と離れて暮らすことになったので精神的に大変なことも多かったのですがそれでも真面目に頑張って10ヶ月ほど経過しました。
あと2ヶ月くらい頑張れば出張が終わるんだ
と思っていたのですが週末に実家に帰ったところ会社について良くない話を聞きました。
具体的にどんな事をしたのかはよく分かりませんでしたが会社が何かやらかしてしまったようで地元で仕事を取れない状況になったそうだと親戚から聞きました。
不安を感じつつも作業員の自分に何か出来る話でもないのでとにかく出張が終わるまで頑張ることにしました。
しかし1ヶ月ほど経った頃に会社に呼ばれた際の出来事がきっかけで本気で会社を辞めたいと思うようになりました。
1ヶ月前に親戚から聞いた話は本当だったようで出張が終わったら今度は群馬県に3年間行ってくれと言われてしまいました。
コチラとしてはまだ富山への出張も終わってない段階で今度は群馬に3年と言われてもハッキリ言って受け入れ難い話でした。
そもそも会社側がヘマした事が原因なのに何故コチラにそのツケが回ってくるのかと強い憤りを感じました。
その時点で会社に対する信頼感は無くなっていたので絶対に辞めると心に決めました。
退職を決意し、働きながら求人を探したがうまく行かず、先に仕事を辞めた
一応それなりに貯金はしていましたが会社をいきなり辞めることには不安感がありました。
そういったこともあっていきなり辞めるのではなく次の仕事を何にするかある程度は決めてからにしようと思いました。
インターネットや求人誌などを中心に色々と調べて仕事を辞めても直ぐに働くことが出来るように頑張りました。
ただ働きながら次の仕事を探すのは時間的な制約もあって思ったよりも難しくて良い仕事が見つかることもなく時間が経過していくだけでした。
どんどん時間が経過してタイムリミットが迫っていたので結局まだ何も決まってない状況でしたがやむを得ず会社を辞めました。
会社を辞める際には社長は残念だと言ってくれて少し悲しい気持ちになりましたが数人の同僚も一緒に辞めることになったのでそれが後押しになりました。
退職後は無事に食品会社のドライバーの仕事に就くことができた
会社を辞めてから1ヶ月ほどはやる気が無くなりダラダラとしていました。
このままではいけないと思って2ヶ月目から仕事を探しに職安などに通うようになりましたが良い仕事に巡り合うことができませんでした。
貯金を切り崩して実家で家族の力を借りながら生活しつつ就職活動を続けて半年目にようやく食品会社の配送ドライバーの仕事に落ち着きました。
振り返るとやや感情に任せて会社を辞めてしまったような気もしますが現在の仕事は特に不満を感じていないので辞めてよかったのだと思います。
辞めなければ現在も実家から離れて群馬で大変な思いをしながら出張を続ける事になっていたと思います。
最悪の場合はもっと離れたところに出張という状況になってた可能性もあるのでその点でも辞めて正解だと思います。
体力的にキツイ割に給料が高い点には不満を感じると同時に将来への不安もあったので当時の選択は間違ってないと自信を持って言えます。
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