歯科衛生士からアパレルの店員、そして事務員へ転職!私が転職から得たもの

転職成功者のアドバイス

新人だからと張り切りすぎて勝手に疲弊し、歯科医院を退職することに

3年制の専門的な技術職(歯科衛生士)の短期大学を卒業後、大学時代に取得した資格を活かすために就職活動をはじめました。

関東から、地元の東北へのUターンの就職活動だったため、新幹線の往復交通費もバカにならないので、1度の帰省で数か所の院の面接を受ける形で就職活動をしていました。

結局、在学中からお声をかけていただいていた歯科医院に入社したのですが、「新卒」「新入社員」ということを自分自身が意識しすぎ、1番早く出勤し、準備をする。

昼休みも早く切り上げて、午後の仕事の準備をするなど、気をまわしていたところ、先輩方は全く準備や後片付けをしてくれなくなり(要するに、私がその係とみなされた)、ひとりで重労働をし、ヘルプを出せない状況に陥っていました。

その状況で仕事を続けていたところ、自身では全くストレスを感じているなととは思わなかったのですが、明日が仕事だと思うと、ぐっすり睡眠を取れなくなり、起きる瞬間も飛び上がるような起き方になってしまったり、何もなくとも涙がでたり、ご飯が食べられなくなり、体に不調が出てきてしまいました。

思い返せば、あの時は疲れていたんだなと思えますが、当時の自分では、ストレスが溜まっているとは全く思っていなかったので、不調が出て病院に行った時に不安などを抑えるお薬を出された時に、「一旦止まってみて、すこし休もうかな。」と思え、気持ちの不調などにも気がつけました。

その後、上司に体調面の不調を相談し、その後退社することとなりました。

アパレルの販売員へ転職!アルバイトから店長代理まで出世

初めて就職した会社を退社後、すこし心と体を休め、これからはもう少し自分が興味のあることにチャレンジしてみようかなと思い、体調が回復してから再就職に向けて就職活動を開始しました。

今までは、技術職だったのですが、今度はサービス業や接客に関わるお仕事をメインに探しました。

探そうという話を友人にしたところ、ちょうどいい求人を知っていると聞いたのですぐにそこのお店へ電話をし、採用が決定しました。

アパレルの販売員です。

初めはアルバイトでしたが、後に契約社員、店長代理になることができました。

同じビルの店長会や、セミナーなとにも参加させてもらうことができ、今まで知らなかった接客の世界などをより知ることができ、とても勉強になりました。

そのお店で知り合うことができたお客様方には、退社した今でもお世話になっており、とても良いお付き合いをさせていただいています。

結婚・出産を経て復帰するものの、業績の悪化で会社が不安定に

引き続き、そのお店で勤務を続けていましたが、自身の結婚、その1年後妊娠という転機が訪れました。

仕事を辞めたくなかったので、立ち仕事でしたが仕事を続けさせていただきました。

しかし、当時の店長が私の結婚をよく思っていなかったようで、結婚した途端に、毎日遅番(約3ヶ月ほど続きました)、妊娠中つわりで辛い時や、よろけてしまったときも、「そこ(壁)寄りかからないで!」など、厳しい方でした。

その後、切迫流産しかけてしまい、自宅安静の指示が出てしまい、そのまま産休に入ってしまいました。

お客様にもしっかり挨拶をしてからお休みに入りたかったのに自分自身とても残念な気持ちでいっぱいでした。

その後、無事に出産でき、育児休暇も会社の方からいただくことができ育児に奮闘しておりました。

仕事復帰が近づき、無事に保育園の入所も決定し、いよいよ社会復帰!と意気込んでいたところ、なんと自分の働いていたお店は私の産休・育休中に閉店してしまったのです。

そのため、同じ会社の別の店舗への移動が決まり、以前働いていた店長も退職されていたので、また新しい上司、同僚とお仕事をさせていただくことになりました。

異動先の店舗では、以前のお店よりもスタッフ間の雰囲気もよく、上司も自分の子供と同い年のお子さんがいることもあり、いろいろと共感してくださり、突発的なお休みをいただく際も、快くお休みさせてくださったりと大変お世話になりました。

しかし、そのお店も会社の経営悪化に伴い復帰後半年後に閉店が決定してしまいました。

通っていたパソコン教室で就職を打診される

店舗の閉店後すぐに、自分自身のスキルアップをと思い、就職活動をしながらパソコンの教室へ通いました。

その教室へ通っている途中で、教室の事務室に呼ばれ、その会社の系列で新事業を始めるからそこの受付として働かないかとのお誘いでした。

ありがたいお誘いでしたので、お受けすることにし、教室の卒業を待たずに研修に入りました。

新事業の立ち上げは正直とても大変で、まだ子供も1さいだったということもあり、寂しさをうまく言葉にできなかったようで自家中毒を起こしてしまいました。

正社員として働かせていただいていたのですが、子供の体調がなかなかよくならなかったので上司とも相談し、パートとして働かせていただくことになりました。

その後、第2子を妊娠しまして、デスクワークが主だったこともあり特に体調なども崩すことなく無事に出産にこぎ着けたのですが、産休、育休をいままで社員に取得させたことのない会社でしたので、ましてやパートとなった私に取得させてくれるはずもなく、妊娠、出産を理由に退社してほしいとの申し出があり、残念ながら退社する運びとなりました。

その際、会社からは「これは会社都合での退社ということになるから」と言われていましたが、ハローワークに持っていく離職票には「自主退社」ということにされており、とても悔しい思いをしたのを覚えています。

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