転職を決意し、大手求人サイト2社を活用して転職活動を開始した
私は、現在28歳です。
2012年に大学を卒業して、志望していた大手の証券会社に新卒で入社し、2年と7ヶ月新規開拓営業に従事していました。
しかし、なかなか成果が振るわずに、くすぶっていました。
営業という仕事に関してはやりがいを感じていましたが、もっと人のためになる仕事をしたいと思い転職を決意して、転職活動をすることにしました。
まずは、求人サイト(大手と呼ばれる2社)に登録をすることにし、なぜ大手がよかったかというと、掲載件数が多く、自分自身の選択肢を多く持つことができるためです。
また、履歴書・職務経歴書の書き方など詳しくレクチャーしてくれるので、転職初心者には手取り足取り転職について教えてもらえるサイトでもあるのです。
応募先企業を検索する際には、「営業職・未経験・正社員・急募・東京」と条件を設定し企業を絞り込んでいました。
求人サイトのメリットは、自分のペースで検索をし、気楽に応募ができるところです。
働きながら転職活動をしていた私にとっては一番効率的にできる手段です。
今では、第二新卒と呼ばれるように、3年以内に転職をする層を積極的に採用している企業が多くあったので、とにかく応募をして自分自身の可能性を試してみました。
働きながらの転職活動は、スケジュール管理が大変!有給を活用して対応
私は営業職をしていたこともあり、面接をする際には、アポイントのついでに行くことが多かったです。
面接も基本的に平日に行われることが多いため、どうにか合間を縫って行くしか手段がなかったです。
なかなかスケジュールがあわずに辞退をしてしまう企業もあり、働きながらの転職は意志とスケジューリングが必要だと思いました。
有給休暇が残っていればうまく利用して面接に当てることもできますが、あまり使っていると上司や同僚に怪しまれるケースもあるので、一日の休みに2・3社面接に行けると効率的で、私はそのようにしていました。
転職活動と並行して職場に転職の意思を徐々に伝えるようにする
転職先を決めている間に、現職の会社にも伝えて行く必要があります。
なぜなら1ヶ月前には伝えて置くルールがあり、引き継ぎなどの業務に支障をきたさないようにする必要があるからです。
私の場合は、転職先はまだ決まっていなかったのですが、直属の上司に相談をしました。
上司という存在は、辞めることに対して、真摯に聞いてくれるタイプと理由はどうあれ全力で止めてくるタイプの2パターンあると思います。
私のケースは、最初は後者で、「何を言っているんだ」罵声を浴びることもありました。
しかし、何度か話して行くうちに、私の意志の硬さを認めてもらえたのか、退職への流れとなりました。
最初は大変かもしれませんが、自分が辞めると決めたのであれば、その意思を貫いて自分の人生を生きた方が得策です。経験から本当に思うことです。
転職先を決めた決定打は面接官の方の信頼感!後悔のない転職になった
いくつか面接を受けて行くうちに、ある魅力的な会社に出会いました。
大手人材会社で、横浜のオフィスでの営業職の募集です。
最初の面接官の方は営業マネージャーと呼ばれる方でした。
率直にその会社に本当に行きたいという思いはあまりなく、転職活動悩んでいますというような話しかできず、面接というよりは、相談のような。
正直、落ちただろうと思っていました。
しかし、面接官の方から言われたことが「転職は人生を左右する一大事です。もっといろんな会社をみてください。もし、いい会社が見つからず、当社のことを思い出していただけたらまた受けてみてください。一次面接はパスします」。
面接をしてそのようなことを言われた経験はなく、自分自身を試してくれている気にもなり、二次いわゆる最終面接に迷わず進むこととしました。
最終面接も無事通過して、面接で出会った方の印象が強く、早く働きたいという思いもあり、この会社に入社を決意して現在、今年で4年目に入りますが、部署異動も経験し、いろんなことを経験させてもらっています。
転職活動は体力的にも精神的にも辛い!何が大切化を考えて取り組もう
転職活動は、本当に労力を使うし、精神的にも辛いことが多いです。
さらに、転職で全ての望みが叶うことはほとんどありません。
転職の理由にもよりますが、何かを得れば何かを犠牲にするものです。
例えば、休みを多く取りたければ、給料は少なくなり、給料が欲しければ、そのぶん仕事は大変です。
自分にとって何が大切かを考えて転職活動をすることがまずは大切です。
私の場合は、給料よりも、やりがいを取りました。
人の役にたつこと、人材ビジネスでプロフェッショナルを目指すこと。
これらの目標を持って今の仕事を楽しむことができています。
会社をやめたいと思ったら、転職活動も一つの手ですが、その会社で留まることも考えて置くべきです。
その会社で何かできることはないのか、転職でそれは解決できるのか、いろんな角度から考えて置くべきです。
面接中は、会社はよく見えるものです。
面接官もマイナスなことは基本的に言いませんから。
よく自分の目で見て、感じて、あとは決意することが大切です。
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