ワークライフバランスを考えて営業職から転職を決意した
私は前職で営業として働いていましたが、残業続きで休日出勤も多かったため年齢とともに長く働くことの難しさを感じていました。
5年以上仕事を続けて30歳を目前にしたとき、女性として今後結婚・出産するにあたり、ワークスタイルバランスを保てる職場を探そうと転職を決意しました。
転職活動を成功させるために、退職の9ヶ月前から動き始めた
私の会社では退職をする際に3ヶ月前の申告が必要でしたが、転職活動に余裕を持たせるために、9ヶ月前には上司に申告をして準備を始めました。
そこから、まずは転職情報サイトへの登録を行い、どのような求人があるのか下調べを始めました。私は営業職から事務職への転向を考えていましたので、未経験歓迎となっている仕事を中心に求人情報を集めました。
インターネット上での活動だけではなく、転職エージェントや紹介会社への登録・面談も行いました。
エージェントの方からは、現在の転職活動状況などを詳しく聞くことができ、とても役立ちました。
転職活動でエージェントや紹介会社を使うメリットとしては、自分の今までの経歴をどのように企業へアピールしたら良いのかアドバイスをいただけたり、面接対策講座などを受講することができることです。
特に、私の場合は学生時代に行った就職活動から5年以上経過していたので、面接でどのように自分の経歴のアピール方法などが全くわかっていなかったので、実践に備えてとても勉強になりました。
9ヶ月間準備期間があったのですが、実際には7ヶ月は就業しながらの活動、2ヶ月は有給休暇を取得しながらの活動でした。
7ヶ月間は夜間や休日を利用しての活動でしたので、インターネットを活用しながら情報収集をし、夜間にエージェントとの面談を設定するなどして効率よく動きました。
実際に企業への面接など積極的に動いたのは、最後の2ヶ月間に集中していました。
転職先が決定するまでの経緯と転職成功のポイント
転職エージェントや転職サイトを利用して、いくつかの求人に応募をしながら平行して選考を進めていきました。
求人への応募数は20件程度、書類選考通過は7件程度、内定は3社になります。
未経験の職種への就職活動でしたので、最初の頃は書類選考がなかなか通らず、先が見えない状態が続いていました。
そんな中でエージェントからのアドバイスもあり、自分が元いた業種も含めて、応募を進めることにしました。
書類選考で気をつけたことは、自分が営業職でどのような成果をあげたのか数値化して具体的に履歴書・経歴書に書くことです。
営業職の場合だと、売上など具体的な数字目標があったため、その点はとてもアピールポイントとなりました。
ただ逆に、それが事務職でどのように生かしていけるのかは、エージェントと相談しながらポイントをまとめていきました。
今の職種と違う職種を希望する場合は、そのような点に注意して履歴書・経歴書を作っていく必要があると思います。
さらに面接に進めた場合は、当たり前ですがネガティブな発言に気をつけました。
前職について悪く言うようなことはタブーですので、転職活動を始めたきっかけも前向きに話さなければいけません。
特に営業職から事務職へ転向するにあたり、給与面が下がることについて大丈夫かを聞かれることが多かったのですが、それについての対策もきちんと自分の答えとして選考の中で見つけていきました。
転職活動を経て内定をいただけた企業は3社ありました。
そのうち2社は前職と同じ業種の事務職、もう1社はまったく違う業種の事務職でした。
内定をいただいたうち、前職と同じ業種の企業は営業兼事務という立場でしたのでお断りをし、まったく違う業種の事務職の内定を承諾しました。
転職先を決定した決め手は未経験の自分に挑戦を求めてくれたこと
転職先の決め手としては、未経験の私に挑戦してみてほしいと言ってくれたこと、女性も多く働いている職場だったので長く働けると感じたからです。
ワークライフバランスの保てる職場に勤めたい、そして自分自身が未経験の職種にチャレンジしてみたいというどちらの希望も叶えられる職場に就職することができました。
難しい未経験の職種への転職もエージェントの後押しでがんばれた
選考を受ける中で、やはり未経験職種に挑戦することの難しさはひしひしと感じていました。
特に企業側にしてみれば、中途採用で経験のある人材が即戦力として働いてほしいと思っているにも関わらず、まったく関係ない業種で違う職種の人間がきて一から教えることにデメリットしか感じないと思います。
そこを自分のアピールでどのように崩していくのか、とても難しく感じていました。
そんな中でエージェントから言われた言葉に「経験やスキルは満たないかもしれないけど、あなたの良さはチャレンジ精神と積極性にある」と言っていただき、とても自信が持てました。
自分一人で転職サイトのみを利用して活動をしていたら、きっと行き詰ってしまっていたと思います。
転職活動はつらいことや自信をなくすことも多くありますが、様々な人との出会いの中で、自分の魅力に再発見できる良い機会だと感じました。
みなさんにも、ぜひ積極的にいろんなサービスを利用して、転職先を勝ち取ってほしいと思います。
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