女性役員から理不尽な圧力をかけられる毎日に耐えられず退職

みんなの退職体験談

勤めた不動産会社で一人の人から執拗な嫌がらせを受けるようになった

私は身長165cmでやせ型、人からスタイルが良いと昔から言われてきました。

そこそこモテる人生でした。

勤めていたのは不動産会社でした。

社員は若い人が多く、割合は男性の方が多かったです。

中途採用だった私は入社から注目の的でした。

しかし女性社員の方はみなさん優しく接してくれました。

ただ、ひとりをのぞいて。

会社の役員の中に年配の方がいて、この女性からは全く受け入れてもらえなかったのです。

まず、スーツでスカートを履こうもんなら、貴方はスカート禁止と言われました。

男性社員と始業前に話をしていたら、朝から男とおしゃべりと言われました。

こういうのが積み重なり私は少しずつその役員の目を気にするようになり、最終的にはいかに地味に、目立たず過ごすかを考えるようになりました。

会長と話すだけで役員に激怒されるのが意味がわからなかった

ある日会長に伝えたいことがあり、同僚と会長室に行ったところ、例の役員女に見つかってしまいました。

同僚が会長室に行く理由を説明したところ、納得してくれたので、いざ会長室へ。

そこで、私が会長に話をすると、役員女が激怒。

私はあなたに話をさせるために会長室に入ることを許可したんじゃない!

あなた頭おかしいんじゃない?と他の社員がいる前で激怒され、叱責されました。

なぜ自分がこんな目にあってるのかわからず、ただ黙って受け入れるしかありませんでした。

悔しさのあまり、その時その場にいなかった社員にもその時の出来事を話、いかに役員女が私に対して敵意剥き出しかを伝えました。

単純にお礼を言っても嫌味を返され、何をしても無駄な相手だと悟った

会社ではよく社員が何か料理をつくってみんなに振る舞うということがありました。

その日はお正月明けでみんなでぜんざいをいただきました。

寒い中大量のぜんざいを一生懸命役員女が作ってくれたので、本当に素直に有難いと思いました。

食べ終わって、たまたま近くに役員女がいたので一言、美味しかったですごちそうさまでしたと伝えたところ、そんなふうに言って私のご機嫌取ろうとしても無駄。

と吐き捨てられました。

慌てて、いや、そんなつもりではありませんでしたと伝えたが無視されてしまいました。

そして、早くこの場から立ち去れという空気感を出され、ただただトイレで泣きました。

自分は良い事を言おうが、悪い事を言おうが、なにをしようが結局相手にされないんだとそのときようやく気付きました。

怪我の原因は違うのに、意味の分からない禁止事項を設定しようとする

寒い冬の日、朝起きると足が痛くてまともに歩けませんでした。

湯たんぽで低音火傷したのです。

すぐに病院に行き、事無きを得ましたが、痛みのせいでパンプスを履くことが出来ず、その日はスリッパで過ごすことになりました。

すると、その姿を見た役員女はすかさず、いつもあんな高いヒールの靴履いてるからそんなことになるんだ!

もうハイヒール禁止にしましょう!と言い出しました。

私のせいで女子社員みんなが巻き添えになると思い、全力で頭を下げ、ハイヒールのせいでこうなったわけではありませんと必死に説明しました。

すると、そこには納得したが、もう私の顔は見たくないと。

あなたもう今日は帰りなさいと理不尽に帰宅を命じられました。

その日は全社員揃っての食事会がある日だったのに、結局私一人だけ帰らされました。

おそらく食事会に私が来るのが嫌だったのでしょう。

結局私の何が気に入らなかったのかはわからないまま退職することになった

私は入社する際に、特に何も資格はいりませんと言われ入社しました。

それでも宅建はやはり不動産会社だからあったほうがいいかもと思い、必死に勉強しました。

でも残念ながら不合格でした。

それでも来年こそはと独学で頑張ってはいました。

そんなある日またあの役員女がこんなことを言い出したのです。

あなた簿記は持ってないの?

当然入社の際になにも資格はいらないと言われたし簿記などもっているはずもありませんでした。

すると彼女は簿記を取りなさい。

それが出来ないなら今の部署にはいらない。

と言い切ったのです。

もう意味がわからず、なぜ私ばかりこんな目に合うのかと、頭がグラッとなったのを今でも覚えています。

そして、それを言われたその日、私は会社を辞めることを決めました。

その頃には出社の車の中で謎の腹痛に襲われ、手は震え、深呼吸しないと車から出られないほどの精神状態でした。

辞めると決めたからにはもう自由の身だ。

と思いました。

手当たり次第、仲のいい社員さんに今まであったことを全て暴露し、役員女のイメージを悪くしてやりたいと思いました。

雇ったのは会社なのに勝手に辞める方向に精神的に追い込み、私の経歴に傷をつけられたからです。

そして、こんなことが毎日あっていたのを知っていた他の役員の人は、誰も私をかばってくれず、最後の最後まで見て見ぬふりでした。

辞めますと伝えに行くと、なんか何もしてやれなくてごめんなと言われました。

知ってたんだねと思いました。

約6ヶ月の勤務期間の間に体重は5キロ痩せました。

食事が喉を通らず、不健康そのものでした。

でも最後くらい全力でいい女で辞めていきたかったから、バッチリメイクにピンヒール、スカートスーツで颯爽と辞めました。

私はあなたに会社を追い出されても、こんなに良い女だし、いくらでも次はありますと見せつけてやりたかったからです。

これが私の会社を辞めるに至った体験です。

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