柳井正氏のチームで協力しトップを目指す仕事術
UNIQLO(ユニクロ)といえば誰しもが一度は足を運んだことがあるでしょう。
今回はそんなUNIQLOを展開しているファーストリテイリング代表取締役会長の柳井正氏の仕事術についてご紹介していきます。
日本を代表する経営者と言っても過言ではない柳井氏ですが、経営者だけでなく一般的なサラリーマンの方や部下を持つリーダーの方などにも参考にして頂きたい内容を取り上げていきます。是非最後までご覧ください。
■常にナンバーワンを目指す
まず始めに柳井氏の仕事に対する考え方をご紹介します。柳井氏は仕事(ビジネス)をするなら必ずナンバーワンを目指すべきだと言っています。
企業経営の視点で考えると、ナンバーワンになることで利益を上げられることは言うまでもなく、世の中に与える影響力もそれだけ大きくなります。
また、これは一般的なビジネスマンの方にも当てはめることができます。目の前の仕事に対してある程度の成果で満足するのではなく、社内で一番の成果を出すにはどうすればいいか考えてみてください。
社内でナンバーワンになれば関係性の高い仕事は全てあなたに集中し、社内に与える影響力も大きくなります。ナンバーワンを目指すワクワク感も仕事へのモチベーションにつながるでしょう。
■仕事はチームでする
柳井氏は現場の社員によく「仕事はチームでしてください」と伝えています。
この言葉は達成困難なプロジェクトや仕事を任されているサラリーマンの方にとって非常に参考になると言えます。どんなに能力の高いビジネスマンでも一人でこなせる仕事には限界があります。
より難易度の高い大きな仕事を成功させるにはチームを作り、お互いに協力し合って仕事を進めることが欠かせません。
世の中で成功している人の多くは個人の力というよりもうまく周りを巻き込んで、大きな仕事にチャレンジしています。メンバー一人ひとりの強みを活かし、弱い部分をうまく補完し合いながら仕事に向き合うことが重要だと言えます。
■とにかく実行することが重要
柳井氏は仕事はとにかく実行することが重要だと考えています。サラリーマンとして仕事していく上で大きなチャレンジを求められるケースもあるでしょう。
そこであれこれ考え込んでしまい身動きできないでいる人と、すぐに実行に移せる人とでは結果的に大きな差が生まれます。
確かに新しいチャレンジにはリスクがつきまとうため、行動する前に考え込んでしまう気持ちもあるでしょう。
ただし、結果的に見ればフットワーク軽く様々なことを試しながら試行錯誤を繰り返す方が成功しやすいものです。
今の仕事に悩んでなかなか一歩を踏み出せずにいるビジネスマンの方は、とりあえず実行に移してみることから始めてみてはいかがでしょうか?
■目的を見失わない!迷ったら原点に立ち返る
仕事を進めていく中で決断に悩むシーンに直面することがあります。そんな時はその仕事の原点に立ち返ると良いと柳井氏は言います。
そもそも自分の仕事の目的は何なのかを今一度思い出してみるのです。目の前の仕事だけに目が行ってしまい、視野が狭くなることで、そもそもの目的を見失ってしまう経験をされたビジネスマンも少なくないでしょう。
目的やビジョンは仕事を進める上での道標です。間違った方向に進まないためにも定期的に原点に立ち返るよう意識すると良いでしょう。
■部下の欠点を指摘するのではなく長所を活かすマネジメントが大事
部下を抱えるポジションについているビジネスマンであれば、自分の仕事だけでなく部下のマネジメントも重要な仕事になってきます。
そんな中、柳井氏は部下の欠点を指摘するのではなく長所を活かすマネジメントを推奨しています。
部下と一緒に仕事をする時に、うまく仕事が進まないことも当然あるでしょう。そんな時に部下の欠点だけを指摘していませんか?言うまでもありませんが、人には得意なこと不得意なことがあり、仕事に活かせる能力も個人によってバラバラです。
部下一人ひとりの得意なこと(長所)をうまく引き出して仕事に活かしていくのも重要な上司としての仕事だと言えるでしょう。
自分の長所を活かせる仕事に取り組ませることで、部下一人ひとりの生産性も上がり、結果的にはチーム全体のパフォーマンスの向上につながっていきます。
■同じことをしていてもダメ!常に変化する
変化の激しい時代だからこそ企業も個人も同じことばかりしていてはいけません。柳井氏も去年と同じことをしていては企業は潰れてしまうと言います。
これはビジネスマンにもそのまま当てはめることができます。人間は変化を恐れる生き物だとよく言われますが、これからの時代は変化できないビジネスマンは淘汰されていくでしょう。
今の自分を守ろうとしているだけでは、今の立場すら危うくなります。これからの時代に活躍するビジネスマンになるためには、日頃から今の自分の殻を破り、積極的に新しい環境にチャレンジし続けていく必要があります。
変化に対しての免疫を高めておくことをオススメします。
【死ぬまで成長し続ける】
変化するということは、それだけ成長の機会も得られるということです。特に柳井氏は自分は死ぬまで成長し続けると公言するほど成長に対して貪欲です。
こういったハングリー精神はぜひ取り入れたいポイントでしょう。そして常に成長し続けていることこそが結果的に幸せにつながると柳井氏は考えています。
前述した通り、変化の激しい時代の中で生き残っていくにはビジネスマンとしての成長が欠かせません。成長することで今まで以上に仕事の幅が広がり、自分の新しい可能性に気づくきっかけにもなると言えます。
自分の人生をかけて取り組みたい仕事に出会える可能性も高まるでしょう。仕事は人生の中でも大きなウエイトを占める重要な要素です。仕事の充実は、そのまま人生の充実にもつながっていくと言っても過言ではありません。
■【まとめ】満足して立ち止まらずに走り続けることが重要
柳井正氏の仕事術についてご紹介してきましたが、参考になりましたでしょうか?柳井氏の仕事への根本的なスタンスとして、現状に満足して立ち止まらずに常に走り続けるという姿勢があります。
これはこれからの時代、ビジネスマンとして活躍したい人にとって是非参考にしたいポイントと言えます。
柳井氏の実践する先を見据えて様々なチャレンジを実行していく仕事術を取り入れることで、変化の激しいこれからの時代も仕事を思いっきり楽しむことができるでしょう。是非参考にしてみてください。
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