- 1.残業代が出ない会社で働いてはいけない理由をご紹介!
- 2.そもそも残業代を出さないのは違法ではないのか?
- 【労働者と使用者間の契約内容による】
- 3.残業代が出ない会社は今すぐ辞めるべき5つの理由
- 【残業代を不当に支払わない会社はそもそも信用できない】
- 【働くモチベーションが上がりにくい】
- 【サービス残業で精神的に消耗してしまう】
- 【貯金ができにくく将来への不安がある】
- 【長いスパンで見ると相当な金額を損することになる】
- 4.残業代が出ない会社によくある特徴
- 【名ばかり管理職をたくさん作る】
- 【固定残業代の超過分を払わない】
- 【仕事を自宅に持ち帰らせる】
- 【タイムカードを押させた後に残業させる】
- 【年俸制を理由に残業代を支払わない】
- 5.残業代が出ない会社から脱出するなら転職エージェントを活用
- 【まとめ】残業代が出ない会社には早めに見切りをつけるべき
1.残業代が出ない会社で働いてはいけない理由をご紹介!
会社で仕事をする中で、残業代が出ないことはありませんか?
もし、そのような状況に直面している場合は注意する必要があります。現在では年々こういった残業代が払われない問題が深刻化しています。
結論からお伝えすると、このような残業代が出ない会社は今すぐにでも辞めるべきです。
そして、次こそはしっかりと残業代の出る会社、もしくは残業がない会社を選ぶべきなのは間違いありません。
今はまだ企業の株価があがっており求人数も多いですが、不景気になるとまた就職・転職氷河期になる可能性は非常に高いです。
しかしながら、自分で残業代がしっかりと出るか、正確な残業代を面接や求人情報だけで見極めるのは非常に困難なのは言うまでもありません。
面接で残業や給料の事って中々聞きにくいものですもんね。
ずばり転職活動を絶対に失敗しない為には、転職エージェントを利用する方法が絶対に間違いなく確実です。
聞きにくい質問も代わりに聞いてくれますし、社内情報も把握しています。
残業代がしっかりと貰える会社。不当な残業をさせられない会社を選びたい方は転職エージェントを利用する方法がおすすめです。
どの転職エージェントに相談をしたら良いか分からない方は、業界最大手で非公開求人数も多いリクルートエージェントが間違いありません。
今回は残業代が出ない会社を辞めるべき理由と、正しい転職方法について詳しく取り上げていきます。是非参考にしてください。
2.そもそも残業代を出さないのは違法ではないのか?
残業した分の給与はきちんと支払われるべきだと考える方も多いでしょう。
そういう意味で残業代が出ない会社というのはそもそも違法ではないのでしょうか?
【労働者と使用者間の契約内容による】
結論としては必ずしも違法とは言い切れません。残業代の支払いについては労働者と使用者の契約内容に基づいて行われるためです。
いわゆる36(さぶろく)協定と言われる労働基準法36条に記されています。
ただし、原則として労働者が時間外労働をした場合、会社は残業代を支払う義務があることは間違いなく、労使間で取り決められた時間を超える労働に対して残業代が支払われないのは違法になります。
もしあなたが今の会社で残業代を受け取っていないのであれば、まず会社との残業代に関する取り決めがどのようになされているのかチェックしてみてください。
3.残業代が出ない会社は今すぐ辞めるべき5つの理由
もし不当に会社が残業代を支払っていないのであれば、今すぐにでもその会社を辞めるべきです。
ここでは残業代が出ない会社を辞めるべき理由について詳しく解説していきます。
【残業代を不当に支払わない会社はそもそも信用できない】
そもそも残業代を不当に支払わない会社へのイメージはどうでしょうか?
労働者が一生懸命働いた分の賃金を踏み倒しているわけですから、少なくとも信用はできないでしょう。
生活していく上でお金の必要性はわざわざ説明するまでもありません。サラリーマンにとって給料を受け取る会社との関係性は信頼感があってこそ成り立つものです。
会社に対して不信感を抱きながら働き続けるのは精神的にも辛いですし、今後の生活に対する不安もあります。そのような会社であれば無理にしがみつく必要はないでしょう。
【働くモチベーションが上がりにくい】
働いた分しっかりと給料に反映されて自分に返ってくることは、働く上で重要なモチベーションになるでしょう。
つまり、不当に残業代が出ない会社で働くことは、仕事へのモチベーションが湧きにくくなります。
もし仮にその会社で任されている仕事が大好きで、無給でも構わないから仕事したいというようなケースであれば問題ないでしょうが、そうでなければしっかりと働いた分の給料は貰うべきです。
仕事へのモチベーションが上がらなければ、結果も残しにくく、仕事に対する自信やスキルも身につきません。したがって早めに辞めるための行動に移ることをオススメします。
【サービス残業で精神的に消耗してしまう】
きちんと残業代が支払われないということは、これからもサービス残業を続けていかなければいけないということです。
前述したように仕事への愛着ややりがいを感じている方を除いて、お金もモチベーションの要素になっている方であれば、サービス残業を続けることで精神的にも消耗してしまうでしょう。
このような環境で働き続ければ、精神的なストレスが蓄積し、体調を崩してしまう危険性があります。最悪のケース鬱病を引き起こし、病院での治療が必要になることもあるでしょう。
こういった事態を未然に防ぐためにも、早めに辞めることが重要なのです。
【貯金ができにくく将来への不安がある】
基本給が物凄く高い場合を除いて、残業代が出ないことで生活が苦しくなることも考えられます。
日々の生活だけで手一杯になり、貯金ができない方も出てくるでしょう。そうなると将来への不安も湧き上がってきます。
男性であれば特に家族を養えるだけの収入を得られるかどうかはとても重要なポイントでしょう。
残業代が支払われず将来への貯金もままならないという方は、是非早めの対策を取るようにしましょう。
【長いスパンで見ると相当な金額を損することになる】
不当に残業代を支払わない会社で働けば働くほど損をするということは説明するまでもありません。
1ヶ月分の残業代が数万円程度だったとしても、数ヶ月、数年と月日を重ねていくにつれて損する金額は膨れ上がっていきます。
働くほど自分が損する会社にわざわざ所属し続ける必要はどこにもないでしょう。
早めに転職活動を行い、きちんとした労働環境で働くことで、しっかりと貯金ができたり、自分への投資にお金を使うことができるようになります。
4.残業代が出ない会社によくある特徴
残業代が出ない会社を今すぐ辞めるべき理由についてご紹介しましたが、そもそもそのような会社ではどのような特徴があるのでしょうか?
こちらでは巧みに残業代を踏み倒す会社の仕組みについても簡単に解説していきます。
あなたの勤めている会社には以下にご紹介するような仕組みが取り入れられていないか注意してチェックしてみてください。
【名ばかり管理職をたくさん作る】
名ばかり管理職という言葉を聞いたことがある方は多いでしょう。
残業代が出ない会社の中にはこの名ばかり管理職をたくさん作ることで、残業代を払わない仕組みにしているところがあります。
確かに、労働基準法が規定している管理監督者には残業代を支払わなくてもよいという決まりはあります。
しかし、この管理監督者には厳密な要件があり、それを満たしていない管理職を名ばかり管理職と呼びます。
具体的には、管理監督者は「一つの部門などを統括する立場にある」「企業の経営に参画する」「賃金面で十分に優遇されている」などの要件を満たしている必要があります。
つまり、特に権限などを持っておらず、給与面も平社員と大して変わらないような管理職の方が多数いる会社は注意が必要でしょう。
【固定残業代の超過分を払わない】
残業代が出ない会社には固定残業代を取り入れているところもあります。
固定残業代は予め予想される分の残業代を基本給に加えて支給するもので、特に監督者の管理が及びにくい営業マンを多く抱えている会社に多いのが特徴です。
こちらでは想定されている分の残業代は払われますが、もし想定以上の残業が発生した場合にはその超過分も労働者に支給する義務があります。
しかし、この超過分を支払わずに残業代を低く見積もる会社が多い点に注意が必要です。
今現在、もし仮に固定残業代を採用している会社に所属している場合、実際の残業時間と支給されている残業代が釣り合っているかどうかをチェックする必要があります。
【仕事を自宅に持ち帰らせる】
あなたは職場でなくて自宅に持ち帰って仕事をすることはありませんか?
稀にキリの良い所まで終わらせるために行う程度であればまだしも、それが常態化しているようであれば非常に問題です。
そもそも仕事を自宅に持ち帰らないといけなくなる理由について考えてみてください。
もし、会社が残業を認めず、自宅で残りの仕事を強要させているのであれば、それは違法性が高いと言えます。
残業代が支払われないのであれば、仕事を自宅に持ち帰ることはやめましょう。そういったことを強要されるようであればその会社を辞めることも考えるべきです。
【タイムカードを押させた後に残業させる】
今の会社でタイムカードを採用しているところも多いと思います。
その場合、特に多いのがタイムカードだけ先に押させて、その後に残業をさせる会社です。
残業分はタイムカードに反映されないので当然ながら残業代は支給されません。
あからさま過ぎて信じられませんが、実際にこのような会社は実在します。
もしあなたの勤める会社がこのようなことをしているのであれば、それは違法行為に当たりますので従う必要はありません。
こちらでもそういった不当な残業を強要するのであれば、早めに転職活動を始めることをオススメします。
【年俸制を理由に残業代を支払わない】
最後にご紹介するのは、年俸制を取り入れているから残業代を支給しないと主張する会社です。
確かに年俸制を採用する場合には、ある程度の見込みの残業代を含めた金額を提示するのが普通です。
しかし、こちらも前述した固定残業代と同じで、見込み分を超えた残業を行なった場合、超過分の残業代を労働者に支払う義務が発生します。
つまり年俸制だから残業代を支給しなくて良いわけではないということです。あなたが年俸制で仕事をしている場合、気付かないうちに残業代をカットされている可能性があります。
自分の労働時間に対して給料が低いと感じるのであれば、一度確認してみることをオススメします。
5.残業代が出ない会社から脱出するなら転職エージェントを活用
残業代が出ない会社の特徴と仕組みについてご紹介しましたが、もしこういった会社で働いているのであれば早めに転職活動を始めることが大切です。
その際には必ず転職エージェントを活用するようにしましょう。
転職エージェントに登録することであなたに最適な企業をプロのキャリアコンサルタントが紹介してくれます。
利用料金も無料なので使わない手はありません。
前職での不当な労働環境の二の舞にならないよう、きちんとした条件の整った職場をキャリアコンサルタントと二人三脚で探してください。
転職エージェントでは選考における履歴書対策や面接指導なども受けることができるので、初めて転職活動を行う方にもオススメです。
参考⇒転職エージェントを使って転職活動をしないと損をする3つの理由
【まとめ】残業代が出ない会社には早めに見切りをつけるべき
残業代が出ない会社を今すぐ辞めるべき理由についてご紹介してきましたが、参考になりましたでしょうか?
不当に残業代を支払わない会社で働き続けると精神的にも消耗しますし、将来に対する不安も大きくなります。
よってできるだけ早めに見切りをつけて、転職活動を始めるべきです。
残念なことにこのような残業代未払い問題は、年々増加傾向にあります。色々な理由を並べて残業代をカットする会社も多いです。
今回ご紹介した残業代を支払わない会社の特徴に当てはまっている場合は、念のために確認してみることをオススメします。今回の記事が少しでもお役に立てれば幸いです。
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