人間関係が悪いと退職したくなる!金融業で出会った最悪の教育係

みんなの退職体験談

金融業で働き始めて出会った冷淡な教育係

私が新卒で入社したのは自動車購入時に組むローンやクレジットカードなとを扱う金融業です。

特に希望した職種ではなかったですが、女性が多く働き職場環境が良さそうと感じたのが志望動機でした。

しかしこの女性社会が後に私を苦しめたのです。

入社して1ヶ月は新入社員全員での研修等でしたが、その後各部署に配属されました。

私はクレジットカードの新規申し込みを扱う部署で、主にシステム入力やお客様の個人情報管理、外部とも連絡を取り合う内容を任されました。

同期の女性が1人同じ部署に配属されたこともあり、特に不安はなく前向きな気持ちと期待しか持っていなかったのを覚えています。

私の教育係は10歳程年上の女性上司、第一印象はふんわりして物静かな優しそうな人きっと色々丁寧に分かりやすく教えてもらえるのだろうと感じました。しかしそれが間違いだったのです。

まず話し方がとても冷たい、何を聞いても聞かれても向こうが敬語を使ってきます。

上司に敬語で話されるほど怖いことはありません。

最初はこうゆう人なのだろう思っていたのですが私以外、もう1人の同期も含めた周りにはとても穏やかで温和な態度をとっていることに気付いたのです。

二重人格者なのかと思わせる程でした。

きっと私のことが生理的に好まないのだろうと感じましたが、この先毎日顔を合わせる人との人間関係が崩れては仕事にならないとどうにか心を開いてもらおうと私自身努力もしました。

自分のミスを責任転嫁した教育係への失望と怒り

勤めはじめて暫く経ち業務にも慣れてきましたがまだまだ色々教えてもらっている身で、私の教育係は彼女のみです。

毎日のように嫌味を言われ続けましたが、社会とは厳しい世界なのだと自分にも言い聞かせ、素直に受け取るようにしていました。

しかしある問題発生後私の意識も変化したのです。

簡単に言えばその教育係から間違った情報を教わり、私は正しいと思い込み続けていました。

そして向かえに座っていた派遣社員の方が私のミスに気づき指摘されたのです。それを聞いていた教育係は怒りを込めた感情で、誰に教わったのか、私はそんんなこと教えてない、勘違いで自ら行ったのでは、少し慣れたからと気が緩んでいたのではと平然と責任転嫁したのです。

呆れて反論する気も失せていました。

私にはまとめていたノートもあり、そこには彼女が書き込んだ証拠もあったのです。

もちろん彼女も自分のミスと自覚していたと思いますし、一目があるのできっと後から内密にフォローでもしてくれるのだろうと淡い期待もしていましたが、逆に私が起こしたミスと関係ない他の部署にまで言いふらしたです。

食堂やロッカーで会う見ず知らずの人にも「トラブルを起こさないで」と小言を言われるようになり、乗ろうとしていたエレベーターも閉められたりとドラマでみるような嫌がらせも経験しました。

やられっぱなしでは終わらない!反撃を開始し、1年後退職

その事件後は仕事に行くことが億劫でたまりませんでしたが、1年は勤めあげたいと決めていたのもあり行動に移しました。

私はやられたら黙っていられない性格なのでその教育係にねちねちと仕返しをはじめたのです。

何か言われれば反論することにしましたし、もちろん彼女が私にしたことも証拠を揃えて上司に伝えました。

仕事をせずネットサーフィンをしていることも加えて。

周りも喧嘩になるのではと心配になるほど強気に態度も変えました。

彼女は私がおとなしい性格だと思っていたのか、時々驚いたような表情をすることはありましたが、特に謝罪や親切感も感じることはなかったので、どれだけ心が強い人なのかと感心もしました。

そんな反撃をする中でも私は1年を過ぎたら退社しようを思い始めていました。

このまま続けてもこの女上司との関係は無意味でくだらないと客観的にみることができるようになっていたのです。

彼女より私のほうがきっと大人だしと寂しい人で可哀想と同情するようにもなりました。

そして退社する旨を伝えあと何日かで終了というある日、同期からまた信じられない事実を聞かされたのです。

退社する人には派遣社員も含めた社員全員でお金を出し合い餞別を送るルールがあり、その教育係が取りまとめていました。

私が辞めると分かった時は新入社員で態度も悪かったこともあり今回の餞別は見送りと私に内緒で案内を回したそうです。

特に何かが欲しかったわけではありませんが最後くらい自分の感情抜きで付き合えないのか、どこまでも私のことが気に食わないのだろうと呆れて逆に可笑しくなりました。

仕事や会社はやはり人間関係が一番です。

どんなにキツイ職務でも周りに助けられればやる気も起こりますしポジティブに進むことができます。

今思えば私も未熟で子供じみていたと思うこともありますが、その教育係を除いた同僚からは送別会も開いてもらえましたし、餞別も頂いたので感謝の気持ちでいっぱいです。

今では彼女は私の何が嫌いだったのか誰もわからない謎だけが残る形になり、最後に直接だずねれば良かったと悔やむこともありましたが、自分自身で理由を想像して楽しんでもいます。

職場には人に嫌味をを言ったりいじめることでしか喜びを感じない人が実際にいることを今回の経験から学びましたし、それが社会なのだと心に刻むことができ、自分はそうはならないと自覚することもできたので、今では彼女にありがとうと言いたいです。

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